皆さんこんにちは!
武田塾蕨校です!
今回は
「志望学部が決まらない」
という迷える生徒さんたちに救いの手を差し伸べたいと思います!
今回ご紹介するのは工学部っ!
工学部ではどんな学科があるの?どんなことが学べるの?どんなところに就職するの?どんな人が合っているの?工学部のある大学は?
といったことにお答えいたします!
工学部とは…
工学部は工学を研究している学部です。
工学とは、「科学知識を応用して、大規模に物品を生産するための方法を研究する学問。
広義には、ある物を作り出したり、ある事を実現させたりするための方法・システムなどを研究する学問の総称。」(大辞林より)
とあります。
よって工学部とは、生活環境の中にあるすべてのものや仕組みを作る為に必要な技術や知識を学べ、
学んだことを活かしてものを作ることで、人や社会を豊かにすることを研究している学部だと言えます。
工学部は主に、
①電気系
②建築系
③化学系
④機械系
の領域があります。
理学部と工学部の違い
理学部と工学部には根本的な違いがあります。
その違いは以下になります。
理学部:数学や理科の原理・法則について深く学ぶ。なぜそれが成り立つのか、またそこからどのような現象が現れるのかも学ぶ。さらに未知の現象に対して、その現象はどのようなメカニズムで発生しているのかの解明する学部。
工学部:既知の法則を活用し、応用を目指す。モノづくりのためのより実践的な知識や技術を学ぶ学部。
理系の皆さんで理学部と工学部で迷っている方はこの違いを参考にして決めてみてくださいね!
また、理学と工学の両方を学ぶことができる理工学部もありますが、そこまで内容は変わりません。むしろ学科が理学系なのか、工学系なのかで上記2つのどちらかに分かれます!
工学部にはどんな学科があるの?
① 電気・電子・通信工学科
電気・電子・通信工学科は、電気を扱う学科です。
ここでいう電気には、モノを動かすエネルギーとしての電気と、情報を伝える道具としての電気という二つの側面があります。
エネルギーとしての電気を研究する分野では化石燃料などの資源を節約できる
効率のよい発電システムの開発や、新しい資源の研究が行われています。
新しい資源として太陽光、風、潮の満ち引きなどの自然の力を
電力に変えていく技術の開発が進められ、日常利用のための工夫が研究されています。(電気・電子工学科)
また、情報を伝える道具としての電気については、現代では世界中にネットワークがつながり多くの情報が飛び交う時代になりました。
情報をやり取りするパソコンやスマートフォンなどのコンピュータ関連やそれぞれをつなぐネットワークについて研究するのが通信工学科です。
その研究対象は、ハードウエアとソフトウエア、アナログからデジタルまでと多岐にわたります。
② 建築・土木・環境工学科
建築・土木・環境工学科では、人間が安心して社会生活を営むための建築物や都市環境についての研究を行っています。
建築学科では、快適な生活のための住宅や施設の設計・施工から都市や地域の開発計画まで、幅広く研究していきます。
建物の構造や材料、建築方法、さらに快適な室内といったものから、世界の建築文化の流れや建物のデザインなどを総合的に学んでいきます。
土木工学科では、地形や既にある建造物を考慮しながら都市の「ライフライン」(道路・橋・上下水道など)を組み立てていくことを中心に学びます。
環境工学科は、物質的に豊かな住生活と樹木や水や空気といった自然環境との共生を追究し、精神的にも身体的にも安全に暮らせる環境を探っていきます。
今後は、地震などの災害に強い都市計画や住宅建築の研究や、アレルギーを引き起こすことのない建築素材などの開発が望まれています。
また、段差などの障害のないバリアフリー建築や、太陽光など自然エネルギーを利用したエコハウスなども注目を集めています。
建築・土木・環境工学科は、地球や人に優しい家づくりや町づくりに大きな役割を担っているのです。
③ 応用化学科
応用化学科では人間の生活を豊かにする新しい物質の開発を使命としています。
理学系統の化学では基礎理論の研究が中心ですが、この工学系統の応用化学では常に実用化を念頭に置いて研究を進めています。
現在の応用化学科では、生物学や化学の研究成果も取り入れた研究や
化学物質が起こす環境汚染を防ぐ研究、廃棄物を減らすための再利用できる物質の開発などが行われています。
応用化学科で研究を進めていく際には科学全般に対する理解が必要となります。
④ 機械工学科
機械工学科は、快適で安心して使える新しい機械を考案し設計・製作するための学科です。
現在、機械工学の分野には便利さだけを求めるのではなく地球と共生できるような機械や、わずかなエネルギーで動く機械の研究が求められています。
そのためには機械工学は化学やバイオテクノロジー、医学の領域などとの連携が不可欠です。
今後は学問的にも高いレベルの技術、最先端で独創的な技術、そしてなにより質のよい製品が求められるでしょう。
したがって機械工学では、人間と地球に優しい技術を、きちんと確立することが大切なのです。
工学部からの就職先・工学部に合っている人
工学部出身者の就職先
工学部の就職率は他の理系学部よりも低く見られがちですが、それは工学部出身者の多くは大学院に進学しているからです。
実際、国立理系の大学院進学率は平均6~7割と言われています!
しかしながら、就職希望者の学生の就職率はとても高いです!
工学部出身の就職先業界としては、
自動車、機械、鉄鋼、エネルギー、製薬、化学、建築、IT
が特に多いです。
工学部に合っている人
・車のエンジンやネットワーク構築などのものの仕組みを知ることが好きな人
・パソコンやスマートフォンなどの機械類が好きな人
・実験や図面作成など地道なことに耐えられる人
・コツコツと勉強をするのが好きな人
工学部がある主な大学(各大学サイトにリンクしているよ)
・東京大学
・京都大学
・大阪大学
・千葉大学
・筑波大学
・埼玉大学
・明治大学
・中央大学
・日本大学
少しでも皆さんの学部選びの足しになれれば嬉しいです!
それではまた!
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