こんにちは。武田塾蕨校です。
秋も深まり徐々に冬の到来を感じるこの頃ですね。
先日は高1生向けに文理選択の仕方についての記事を書いてまいりました。
文系理系の選択は無事にできそうでしょうか。
未だ読んでいない方はぜひともチェックして、文理選択の参考にしてみてくださいね。
さて、今回は来年度より文系に進む選択をされた高1生向けに記事を書いてまいります。
高校2年生からは文系と理系に分かれて授業を受けていくことになりますが、選択科目についてはなにを受講しようか迷われている方も多いと思います。
日本史?世界史?政治経済?それとも数学?
今回のこちらの記事では各科目の特徴について述べていきます。
ぜひとも最後まで読んで科目選択の参考になれば幸いです。
それではいってみましょう。
<私文必見!>選択科目とは?!
さて、早速ここからは私文に進む皆さんが迷わないよう、選択科目の特徴についてお伝えしていきます。
私立文系、通称’’私文’’ですが、大学入試の際には英語と国語以外になにかひとつ科目選択を行わなければなりません。
選択肢としてよく挙げられるのは『日本史B』『世界史B』『政治経済』『数学』です。
私文の皆さんは主にこの中から科目選択を行うわけですが、なにを選択すればよいかはなかなかわからないですよね。
これより順番に各科目の特徴について述べていきます。
各科目について知り、自分に合った科目選択をしていきましょう。
<私文必見!>『日本史B』選択
私文と言えば、まず思い浮かぶのは日本史受験ではないでしょうか。
多くの私立文系志望者が選択している王道科目になります。
選択者が多く王道科目であるがゆえ、『とりあえず日本史』という具合に選択されている方も多いです。
以下のメリットデメリットを考慮しながら、自分に合った科目選択を行いましょう。
日本史選択のメリット
日本史選択の最大のメリットは、下地(予備知識)がある状態で勉強に入れるという点です。
高校時代まで日本の歴史について全くノータッチという人は少ないと思います。
小学生の頃にはマンガで読み親しんだ方も多いでしょう。
中学時代までにも学校の授業で触れた方も多いはずです。
このように、ある程度下地がある状態で勉強に入れる点は日本史選択の良いところですね。
小中学生時代から社会科が得意な人にとっては、選択しやすい科目と言えるでしょう。
日本史選択のデメリット
日本史選択のデメリットとして真っ先に挙げられるのは、膨大な暗記量と言えます。
量だけ多いならまだしも、覚える細かさも今回ご紹介しているその他の科目に比べて突出しています。
・そもそも暗記が苦手
・細かく正確に覚えることはもっと苦手
こんな人には日本史選択は向いていません。
馴染みのある科目だけに、容易に選択してしまうのは要注意と言えるでしょう。
<私文必見!>『世界史B』選択
私文志望の方が日本史の次に多く選択しているのは世界史です。
日本史と同じ歴史科目ですが、日本史とは異なる部分が多々あります。
以下で述べていきますので、参考にしてみてください。
世界史選択のメリット
日本史に比べて知識レベルが浅く、細かい事柄はあまり問われない。
これが世界史選択のメリットです。
日本史は暗記量が膨大且つ細かい内容まで問われることは上述してきました。
しかし世界史は日本史ほど細かく知識は問われません。
日本史の細かさが苦手な方は世界史選択をしてみることをおすすめします。
また、大学に進学し海外旅行に行く際には世界史で学んだ知識が非常に役立ちます。
受験期に覚えた内容を海外旅行の際に思い起こせる点は世界史学習の楽しみでもあると言えます。
世界史選択のデメリット
各地域ごとの歴史を一つに繋げる、これが世界史選択の難しい点でしょう。
’’世界史’’という名の通り、この科目では世界の歴史を地域ごとに学習していきます。
アジアの歴史、ヨーロッパの歴史、中東の歴史、アフリカの歴史…
といった具合に各地域の歴史を学んだ上で、同時代になにが起こっていたのかを繋げていく必要性があります。
日本史であれば文字通り日本の歴史のみを追えば話は済みますが、世界史となるといくつもの地域の歴史を追わなければならないわけです。
複雑に絡み合ってくるともちろん内容理解にも苦しみます。
日本史よりも細かさは問われないが、いくつもの歴史を同時進行で頭に入れ、線でつなげる難しさを感じる方は日本史を選択した方がよいでしょう。
<私文必見!>『政治経済』選択
続いてご紹介するのは『政治経済』です。
略して’’政経’’です。
結論から申し上げると、個人的におすすめはこの政経選択です。
なぜ政経選択がおすすめなのかについては以下で語ってまいります。
政経選択のメリット
歴史科目よりも暗記事項が少なく、社会に出てからも使える知識が身につく。
上記が政経選択の大きなメリットだと言えるでしょう。
現代の一般常識に通じる部分が多々あり、勉強していて身近な楽しさを感じることのできる科目です。
政経選択のデメリット
政経選択の最大のデメリットは日本史世界史選択よりも受験できる大学が少ないという点です。
政経選択で受験できる大学は日本史世界史選択で受験できる大学よりも少ないです。
法学部、経済学部、商学部といった実学系の学部を受験する場合は政経受験できる場合が多いです。
しかし仮に文学部や外国語学部などを志望されている場合、政経を利用して受験できる場面は少なくなります。
日本史世界史よりも受験できる大学は少なくなってしまうのが大きなデメリットです。
こういったところも政経選択の難しさと言えるでしょう。
<私文必見!>『数学』選択
『文系なのに数学?!』
こう思われた方も多いはず。
そうなんです。
私立文系ですが、大学入試では実は数学を使用することができるのです。
これを’’文系数学受験’’と言います。
文系数学では基本的に数学Ⅲはやらずに、数学ⅠA・数学ⅡBまでが出題範囲となります。
理系の主要科目である数学の中で、数学Ⅲの内容は非常に重たいです。
数学Ⅲまではやらずに数学ⅡBまでをできるようにすればいい、こう考えたら気持ちが少し楽になりますよね。
数学選択のメリット
上述したように、文系数学で受験をする場合、出題範囲は数学ⅠA・ⅡBまでとなります。
理系のようにガッツリ数学Ⅲまでやる必要はありませんので、
日本史や世界史のように、暗記比重の大きい科目をやるのは抵抗感を覚える、
そんな方は数学を選択してみることをお勧めします。
暗記事項が少なく物事を論理的に考えることが好きな方は数学選択をしてみると良いでしょう。
数学選択のデメリット
逆に文系数学受験が向いていない人もいます。
それはもちろん数学が苦手な方です。
『数学は苦手だが、膨大な暗記を要する歴史科目よりはマシ。』
もしあなたがこの状態であるならば、数学選択は本当にやめておいた方がよいでしょう。
残酷な話ですが、数学こそ得意不得意がハッキリと分かれ、苦手な子はとことん苦手といった特徴があります。
苦手な状態でずっと頭を抱えるよりも、嫌いだが取り組みさえすればまだ点数に繋がる地歴公民を選択した方が得策だと言えます。
<まとめ>自分に合った科目選択を!
いかがでしたか?
今回は私文に進む高1生向けに、選択科目について記事を書いてまいりました。
今回のこの記事が皆さんの科目選択の参考になれていましたら幸いです。
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