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【物理・化学・生物初学者必見!】理科攻略のカギは「単位」だ!

こんにちは!

武田塾蕨校の上原です!

みなさん、理科は得意でしょうか。

プラスして皆さんは単位の本質を理解しているでしょうか。

さらに言えば「単位の計算」が出来るでしょうか。

これが出来ると出来ないとでは理科の習熟に大きな差が出てしまうんです…!

ということで今回は単位計算の極意をお話ししたいと思います!

1.単位の基礎

まず基礎中の基礎として数と単位の間には「×」(かける)が隠れています。

これは中1の数学で「数と文字の掛け算は×を省略する」と習ったその通りです。

 

次に覚えておいて損がないのはSi接頭辞です。

これは特定の単位についてその単位を定数倍します。

例えばk(キロ)なら10^3を表し、㎞はk×mを省略したものととらえます。

つまり1㎞=1×k×m=1×10^3×m=1000mというわけです。

同様に以下の接頭辞は丸ごと覚えてしまいましょう。

Si接頭辞 何倍を表すか(^の横の数字は何乗かを表す)
d(デシ) 10^‐1
c(センチ) 10^‐2
m(ミリ) 10^‐3
μ(マイクロ) 10^‐6
n(ナノ) 10^‐9

特に下の二つは生物選択は確実に押さえておきましょう。

2.単位の計算とは

例えば「100㎞の道を20秒で走ると何km/s?」という問題があるとき

この「km/s」に着目するとこれは

「kmをs(second、つまり秒)で割ればいいんだ!」

とすぐにわかります。(/は⦅分母/分子⦆という分数を表す)

これが単位を計算するということでつまりこの問題では

(100×km)÷(20×s)=(100/20)×(km/s)=50km/s

となるわけなのです。

このように単位計算を理解すると

公式を覚えなくても解けちゃう場合があるんです…!

3.公式は単位ごと覚えよ!

単位計算は便利とはいえ世の中の単位はkm/sのように

わかりやすいものだけではありません。

つまり「この単位とこの単位をかけたら(割ったら)この単位になるんだ!」

と覚えることが物理などで必須となる公式暗記になります。

 

ex)電力(W)=電圧(V)×電流(A)

→V×AでWになる!

 

こういった公式を単位ごと理解できるようになると

理科の学習がスムーズに進みます!

 

まとめ

今回は理科の学習をさらに円滑に進める単位計算についてお話ししました!

この概念が理解出来れば特に

・単位や公式が乱立しがちな電磁気分野

モル濃度質量モル濃度の計算問題

が解けるようになること間違いなしです!

 

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