こんにちは!武田塾蕨校です!
今回は’’勉強が苦手な人向け’’の記事を書いてまいります。
タイトルにもある通り『やってるけどできない』についてです!
これは本当によくある話で、多くの受験生が悩み苦しむポイントですね(*_*)
’’勉強してるけどできるようにならない’’のには原因があります。
今回はその根本的な原因を明らかにしていきたいと思います!
またブログを読んで見て『より具体的な解決策が知りたい!』となった方は、記事下部にあるこちらのバナーからお気軽に無料受験相談までお越しください('ω')
それでは以下より’’勉強が苦手な人’’必見です!ぜひともご覧ください!
『やってるけどできない』には原因がある。
勉強『やってるけどできない』、皆さんはこの原因はなんだと思いますか?
この現象に陥ってしまうのには、科目を問わず根本的に共通の原因が存在します。
以下具体例を挙げながら説明していきます。
①それ、勉強ではなく’’作業’’になっていませんか?
これは本当によくあるパターンです。
当方の経験から、『やってもできない』『成績が上がらない』原因としてほぼ必ず上位に来ます。
勉強ではなく’’作業’’になってしまっている具体例として、以下のようなものが挙げられます。
Ⅰ.単語帳に付箋を貼る。
⇒単語を「覚えた/覚えていない」に分類することは良いことです。
貼った付箋を確認すれば「覚えていない」単語が一目瞭然になり、そこだけ集中して暗記に取り組めば効率的です。
しかし受験生の中には、この’’付箋を貼ることで勉強した気になってしまう’’子たちがたくさんいます。
重要なことは「頭に入れる/残す」、そして「使えるようになること」です。
いま一度思い返してみてください。
付箋を貼ることに時間をかけ、貼り終えたあとに満足してそこで暗記することを止めてしまっていないか。
Ⅱ.自分なりのまとめノートを作成する。
⇒こちらも受験生がよく実践する勉強法の一つです。
歴史科目などはこれを実践することで歴史の流れが整理され、単純暗記に陥らないメリットがあります。
しかしこちらも下手をすれば’’作業化’’しやすい勉強のうちの一つです。
色とりどりのペンを用いて綺麗なまとめノートを何時間もかけて作成する。
まとめノートを作成した達成感で満足していませんか?
自作したそのまとめノートの内容は頭に入っていますか?
こちらも重要なことは「頭に入れる/残す」、そして「使えるようになること」です。
Ⅲ.参考書や教科書に下線やマーカーを引く。
⇒色付けされた箇所は目立ちやすく印象に残りやすい。
次に参考書や教科書を開いた際には、一目散にその箇所に目が行き確認が行いやすい。
色付けにはたしかにこんなメリットがあります。
しかし少々乱暴な言い方にはなりますが、勉強は塗り絵ではありません。
どれもこれもが重要箇所だと思い込んで下線やマーカーを引き、気づいたらページがカラフルになっていた。
重要となる箇所を目立たせその刺激で記憶に残す目的が、カラフルになってしまっては逆に目立たなくなってしまいます。
色付けはほどほどに行い、ここでも上記2つと同じように「頭に入れる/残す」、そして「使えるようになること」を意識しましょう。
②効率的に勉強できていますか?
これは受験勉強において最も本質的で非常に重要なことです。
部活動で忙しい受験生であればなおさらのこと。
ではどうすれば効率的でコスパ良く勉強を進められるのでしょうか?
以下ご説明していきます。
≪前提≫脳の容量は無限大。節約すべきは「時間」。
前提として、脳の容量は無限大であることをお伝えしたいです。
「コレを覚えたことで脳の容量が減り、今度はアレが覚えられなくなる。」
こういったことは起こりえず、脳科学的にも「人間の脳の容量に限界はない」ということが証明されています。
入試本番の日が迫ってくる受験生にとっては、本当に節約しなければいけないのは「時間」です。
ではどうすればその「時間」を節約できるのでしょうか。
’’全て同じテンション’’で勉強に取り組んではいけない。「理解」した内容を「反復して覚え込む」を意識しよう。
英文法の勉強の仕方を例に出します。
皆さんは上の写真のように英文法の参考書に取り組んでいませんか?(写真は1日の中での勉強だと仮定します。)
➀まずは初見でしっかり時間をかけ「理解」しながら取り組みます。
②その次は➀で取り組んだ内容を「復習」します。
③一日の最後に再度同じ内容の「復習」に取り組んでから一日の勉強を終えます。
結論をお伝えしますと、この勉強の仕方がまさしく’’『やってるけどできない』の根本的な原因’’と言ってもいいでしょう。
たしかにきちんと時間をかけ、内容を理解しながら勉強を『やっては』います。
しかし②③と’’同じテンション’’で時間をかけながら取り組んでしまうことで、反復して繰り返すことができていません。
反復して繰り返すことができていないため頭には残りにくくなってしまうのです。
これが『やってるけどできない』の正体であると当方は考えます。
一つの考え方ではありますが、上の写真のように取り組んだ方が勉強効率は良いです。
➀一度しっかりと内容を「理解」しながら取り組む。
②~⑨は➀で「理解」した内容を「反復して繰り返し覚え込む」よう取り組みます。
注意点として、②~⑨の取り組みに関しては時間をかけすぎないことです。
「理解」できた内容を「覚え込む」と書きましたが、実際は「確認」するくらいのイメージで取り組みましょう。
目に触れさせる回数(接触回数)を増やしていくのです。
『あ、これさっき理解した内容だ。あ、そうだった、こういうことだった。』
このくらいのイメージです。
これを何回も行うことで頭に刷り込んでいくのです。
何回も繰り返すからどんどんと取り組む時間は短くスピードアップでき、何回も開くから参考書が’’ボロボロ’’になるわけです。
五感を使って勉強に取り組もう。
こちらも巷でよく言われることではありますが、受験生にはぜひ五感をフル活用して勉強に取り組んでほしいと切に願います。
良く利用されるのが「聴覚」です。
「暗記物は発音しながら取り組む」「歴史の参考書を音読、iPhoneで録音し、倍速で歩きながら聴く」などは、ぜひともお勧めしたい勉強法です。
また、当方が出会った受験の猛者の中には嗅覚や触覚までも利用し勉強に取り組み、志望校へ合格していく者もおりました。
(嗅覚:香り付きのペンで覚えにくい単語を書いてみる。)
(触覚:目で見る(視覚)+発音する(聴覚)+指ごとに役割を決め触って暗記に取り組む。)
効果があるかどうかは別として、まずは試してみることに価値があるように感じます。
③「インプット」と「アウトプット」のサイクルを意識して勉強できていますか?
➀~③で上述した話は、主に「インプット」を行う際に意識すべきポイントでした。
ではそのポイントを抑え、正しくインプットが行えたあとはなにを行うべきなのか?
それは「アウトプット」です。
受験勉強において重要なことはこの「インプット」と「アウトプット」のサイクルです。
インプットだけを行い続けても成績は上がりません。
もちろん逆にアウトプットだけを行い続けても成績は上がりません。
重要なことはこの2つをサイクルとして回し続け、エラーがあれば修正を行っていくことです。
この繰り返しによって成績は上昇していくのです。
「インプット」とは
インプットとは知識を頭に入れる行為を指します。
問題を解くためには当然その問題を解くためのスキルが必要になるわけです。
インプットは暗記物だけでなく読解系に関しても言えることです。
英語であれば単語熟語文法の暗記、数学であれば公式の暗記、国語であればキーワードや語彙の暗記…etc。
まずは問題に対して戦うための知識を身につけることが重要です。
「アウトプット」とは
アウトプットとはインプットによって頭に入った知識や技術を引っ張り出す行為を指します。
アウトプットを行う上で重要な点は、インプットによって頭に入れた知識や技術を「使っている」感覚を持ちながら問題に取り組むことです。
この意識を持つだけで効果はかなり変わってきます。
せっかく頭に入れた知識もそれを「運用」する感覚を持ちながらアウトプットに取り組まなければならないわけです。
④完璧主義になり過ぎていませんか?「完了主義」であろう。
またまた重要なことをお伝えします。
勉強においては「完璧主義」になり過ぎるのは良くないです。
勉強においては完璧主義ではなく「完了主義」であることを心がけましょう。
英単語暗記を例に出します。
1週間で400単語覚えるとします。武田塾式に「4日進んで2日総復習する」サイクルで取り組むとすれば、1日に覚えるべきは100単語です。
「1単語の訳を完璧に覚える→次の1単語の訳を完璧に覚える」ではなく、ひとまず100単語まで一気に目を通すようにしましょう。
「できない」単語には「/(スラッシュ)」をつけながら、一気に100単語まで目を通しましょう。
先に「できない」単語には「/(スラッシュ)」をつけるという作業をパパッと終わらせてしまうわけです。
「/(スラッシュ)」をつけ終えたらここで終わりではなく、「覚え込む」ことを実践してください。
≪まとめ≫立ち止まっていては先へ進まない!前へ!
いかがでしたか?
今回は『やってるけどできない』の原因を深堀してみました。
今回の記事が勉強に悩める受験生たちのヒントになっていたら大変幸いです。
この記事を読んで見てピンときた方もいれば、まだまだ自分の伸び悩む原因がわからない方もいらっしゃるかと思います。
そんな方々はぜひ蕨校の「無料受験相談」へお越しください!
『自分が苦手だったからこそ、同じように勉強で苦しむ生徒さんの力になりたい。』
当方はそんな想いからこの教育界にやってきました。
いまこの記事を読んでいるあなたには無限の可能性がある!(^^)!正しい勉強法を行えば必ず成績は上がります!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
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