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【講師による参考書紹介】 数学編 数学ⅠAⅡB基礎問題精講 武田塾蕨校

こんにちは、武田塾蕨校講師の日野です。

今回は自分がオススメする参考書について話していきます。

具体的にどんな問題があるのか、どんな形式なのか、どれくらいのレベルなのかなどについて説明していきます。

気に入ればぜひ本屋やネットなどで購入してみて下さい。

基礎問題精講ってどんな参考書?

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では最初にこれがどんな参考書なのかについて説明していきます。

これは参考書の名前の通り高校数学1A2Bの基礎を固めるための参考書です。

問題としての難易度は他の参考書に比べて優しく、数学が苦手な人でも取り組みやすくなっています。

問題数としてはⅠAは約150問、ⅡBは約170問で、大体の問題が1ページもしくは見開き1ページに例題と演習問題が1問づつある状態です。

そしてⅠAとⅡBそれぞれでいくつかの章に分けられていて、関連性のある問題が連続して出されるので内容の理解が深まりやすくなっています。

ⅠA

第1章 数と式

単純な式の展開や因数分解、不等式や集合の範囲となっている。

第2章 2次関数

平方完成や2次方程式の解とその判別式、関数の最大最小など。

第3章 図形の性質

チェバ、メネラウスなどの様々な定理やそれを利用した図形の問題

第4章 図形と計量

sinθやcosθなどの三角比の基礎の部分やそれを応用して三角形の中に当てはめる問題などがある。

第5章 整数の性質

倍数やユークリッドの互除法、2進数にガウス記号など今まで見たことない内容に触れる。

第6章 順列・組合せ

PやCといった初めて習うことが多く次の確率の分野に行くための前段階

第7章 確率

中学で習った確率とはレベルが違い、多くの求め方が存在する。

第8章 データの分析

箱ひげ図という新たな図形や分散や標準偏差、相関係数など共通テストでとても重要な分野

第9章 補充問題

著者が設けた身近な数学の問題が出されています。

ⅡB

ⅡBから新しく学ぶことが多く増えます。

第1章 式と証明

ここでは2項定理や分数式や恒等式の計算などがあります。

第2章 複素数と方程式

複素数や虚数という新たな数字や剰余の定理や因数定理など

第3章 図形と式

点、直線、円について詳しく学ぶ。そして、軌跡や領域なども

第4章 三角関数

三角比をさらに応用して関数として成り立たせていく問題になっています。

第5章 指数関数と対数関数

指数や対数(log)を関数や方程式にして計算していく問題になっています。

第6章 微分法と積分法

極限や不定積分という微積の基礎から学んでいき最大最小や面積を求めていく

第7章 数列

等差、等比、階差など様々な数列をレベルを上げながら学んだ行く。

第8章 ベクトル

位置や内積など基礎を学んでから平面や空間ベクトルをやっていく。

第9章 補充問題

ⅠAと同様に著者が設けた身近な数学の問題が出されています。

基礎問題精講のここがすごい!

①解説がとても分かりやすい。

この基礎問題精講の解答解説はとても分かりやすくかつ簡潔にまとめられています。

解答の出だしの一行や途中式が細かく書かれており、何故その式になるのかも説明してくれています。

数学が苦手な人は主に「どうやって解答を書き始めればいいかわからない」「なんでこの式になるのか、なんでこの公式が使えるのか」を分かっていない人が多いので、この参考書はその問題を数学の問題を解きながら解決してくれると思います。

②問題の流れがしっかりしている。

これは大問一つ一つにしっかりとした流れの構造があるということです。

例題→精講→解答解説→ポイント→演習問題

例題では大問ごとに設定されている分野の基礎的な問題が出されており

精講では例題を解くに当たっての留意点と問題テーマの解説が書かれてあります。(これを読んでから問題を解いても大丈夫。)

解答解説では先ほど説明した通り、丁寧にそして分かりやすく書かれており、途中式における補足などが書かれている場合もあります。

ポイントでは問題のテーマで押さえておかなければならないところを再度喚起し、確認をします。

最後の演習問題は例題によく似た類題(難易度は少し上がっている)を掲載し、ポイントを確認しながら問題テーマをチェックする問題になっています。

このようにしっかりとした流れがあることで脳への定着も早まり、後々必要になってくる記述力も養うことが出来ます。

③難易度が低い

これは問題としての難易度や取り組みやすさとしてとても易しいということです。しかし中には難しいと感じてしまう人も必ずいると思います。それもそのはず僕自身もこの参考書をやり始めたときは「難しい問題多くない?」と思っていました。でもこれを完璧にすれば日東駒専の大学は安心して解いていくことが出来るので、根気強く進めていきましょう。

これは基礎を固めるための参考書なのでこれを使う人は上記でも言った数学が苦手な人が使うものだと思います。(苦手ではなくても基礎の範囲からしっかり勉強したいという人にももちろんおすすめです。)

そんな参考書が難しいとなってしまっては元も子もないので、皆さん安心してこの基礎問題精講に取り組んでみてください。

最後に

今回は数学ⅠAⅡB基礎問題精講について説明していきました。

自分も数学の受験勉強の最初は基礎問でした。取り組みやすく、その後の復習にもなります。

どの教科にも言えることですが、基礎を疎かにしてしまうと後々大変なことになってしまいます。

なのではじめのうちから基礎的な内容を頭に入れることで、力は着実についてき、後々難しい問題につまずいても原点回帰すれば解決することも多いので高校1年生から受験が終わるまで長い間重宝する参考書となっています。

皆さんもこの参考書を使って、数学を極めていきましょう。

さらに、武田塾ではこの参考書のさらにわかりやすい使い方や勉強方法を教えており、早い生徒さんならこの参考書1A2Bの二冊を8~9週間ほどで終わらせてしまいます。それ以外の他の数学に関する参考書も取り扱っています。

興味のある方は近くの校舎に受験相談や入会相談をいつでも受け付けているのでお待ちしております。

では、今回はこの辺で、さようなら~。

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