みなさんこんにちは!
JR京浜東北線蕨駅から徒歩3分、武田塾 蕨校です!
今回は、歯学部志望の受験生に向けて、東京医科歯科大学歯学部の紹介をしていきたいと思います!
歯学部とは?
歯学部は、歯科医師を養成するための「歯学科」と、歯科衛生士や歯科技工士を養成する「口腔保健学科」があります。
また、歯科衛生士専門学校や歯科技工士専門学校などの専門学校もあります。
歯学部のみを持つ単科大学は、歯科大学と呼ばれます。
歯学課程は通常の大学課程と異なり、医学部などと同様に6年間を最低修業年限とします。
このため卒業生は「学士(歯学)」の学位しか得られませんが、博士課程に入学できるなど修士に準じた扱いを受けます。
近年では、歯のホワイトニングや歯列矯正、インプラントなど、口腔医療の多様化から、
大学でも口腔保健学科のほか、歯科衛生士や歯科技工士を養成する4年制の学科を新設する歯学部もあります。
東京医科歯科大学の紹介
歯学科では、6年間の最低修行年限とした、医歯学融合教育カリキュラムが実施されます。
1年次では、
➀歯科医学・歯科医療の現状認識 、②医の倫理、③最新の歯学、④歯学概説、⑤歯学史、⑥早期臨床体験実習を湯島キャンパスで後期に週1日で履修します。
2年次以降の専門科目は、
基礎及び臨床の統合型からなる講義と実習、歯科医療に必要な臨床医学などがあります。
また、医科の知識を十分に持った歯科医師の育成を目指しているため、医学科との合同授業が2年次以降に数多く行われます。
4年次前期には、
研究実習期間を設け、約2か月間基礎あるいは臨床研究分野での活動を行います。
5年次後期からは約1年半、歯学部附属病院で診療参加型臨床実習を行います。
東京医科歯科大学では、従来の専門科目別に細かく分かれた講義・実習形態ではなく、モジュール制という大きな枠組みで履修します。
自主的学習態度・理論的思考能力を養い、問題解決の方法を修得するためのチュートリアル教育を行う科目、
歯科に関するさまざまなテーマに沿って知識の整理を行う科目、3~5年次まで学年を越えた選択科目、
歯科医療に必要な美的感覚を養成するための科目などがあります。
口腔保健学科は4年制です。
◆口腔保健工学専攻の概要
本専攻の全教育課程を修了すると歯科技工士国家試験受験資格を取得できます。
造形と製作加工の技術を科学的に裏づけされた匠の技として発展させ、
人々の健康に寄与することを目的に、国内外で指導的役割を果たせる人材を養成を目的とする専攻です。
◆口腔保健衛生学専攻の概要
全教育課程を修了すると歯科衛生士の国家試験受験資格を取得できます。
介護・福祉関連施設、行政・地域保健などにおいても実践できる高度専門歯科医療従事者を育てるとともに、
その学問的基盤となる口腔保健学分野の教育者や研究者を養成を目的とする専攻です。
東京医科歯科大学 医学部の入試の傾向や対策
入試の配点
入試はセンター試験900点分を➀180点満点に直した点と二次試験科目の英語、数学、理科2科目、
それぞれ120点ずつ②合計360点の➀+②満点540点で合格が決まります。
毎年合格最低点は367点程度です。
目標点数配分はセンター160点、英語70点、理科各35点、数学70点の均等配分です。
英語の傾向・対策
英語は大問1~6まであって医学科はそのうち3~6を解答します。
大問ごとに解説していきます。
第3問
おおよそ24問からなる正誤問題です。
あっているものにはT、間違っているものにはFを書きます。
おそらく1問2点です。
最低でも20問は正解したいです。
第4問
英問英答が3題あります。
問題の難易度としては高すぎることはなく、比較的簡単な部類に入る問題です。
ただし問題を解くに際しての注意として、本文の文章の切り貼りは大幅減点になるので注意しましょう。
第5問
和文英訳が2問あります。
どちらも比較的やりやすい問題のことが多いです。
第6問
おそらくこの設問が最大の配点を占めていると思います。
400字の要約をするときに覚えておいてほしいのは、何でもかんでも詰め込むのではなく、大事なところだけを入れていってください。
また長文を全部読み終わったあとに取り掛かろうとすると、おそらく文章の内容を忘れていて要約できないなんてことが起こり得ります。
そのため、文章を読んでいる間に要約に使えそうな部分を、〇で囲むなどして、後から見返した時スムーズに要約できるようにしておくのがいいです。
医科歯科英語は長文の語数がとてつもなく多いですが、長文の数と問題数という観点から他大と比べると時間的な余裕は結構あります。
もちろんある程度の長文を読むスピードは必要になりますが、速読を意識するほどでもないです。
東大の英語の方が難易度、時間制限などでは上です。
数学の傾向・対策
数学は大問3題から構成されていてたいていは
大問1が確率・整数分野の問題
大問2が図形に関する問題
大問3が微分積分を使う問題
となっています。
目標としては一完二半程度です。
問題の難易度的には旧帝大以上はあると思います。
医科歯科の問題は、誘導が丁寧に作られていることが多いので、しっかり誘導にのる練習もしておいてください。
数学はできるときとできないときの差が大きい科目なので数学を武器にしようとすると痛い目を合うかもしれません。
だからと言って、できなくていい科目では全然ないのでしっかり勉強してください。
物理の傾向・対策
物理は大問2題構成です。
大問1は力学、大問2は電磁気です。
2018年だけ大問3があり、原子分野の出題がありました。
2000年代の問題は基礎的なことを聞いていることが多く、とても取っつきやすかったですが、最近の問題は難しくなってきていて、思ったように点が取れませんでした。
私は物理に自信があったので60点中50点を目標にしていました。
しかし開示の結果は32点で全然点が取れてなかったです。
化学の傾向・対策
大問3題構成で、有機分野の出題では受験生のしらない化合物を扱う問題が多いです。
計算が面倒なこともあり、問題を諦める力も必要です。
またグラフから情報を読み取り問題を解くこともよくあるので慣れておく必要があります。
まとめ
今回は東京医科歯科大学の紹介をしてきました。
歯学部志望の受験生は参考にしていただき、合格を勝ち取ってください!
また、武田塾蕨校には歯学部受験に対応した講師も在籍していますので、
より詳しく聞いたい方は、是非一度無料受験相談に参加してください。
みなさんとお会いできる日を楽しみに待っています!
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