みなさんこんにちは!
武田塾和光市校の根木です。
今回は、高校生のみなさんに向けて
今年の1月に行われた「第1回共通テスト」の傾向を
簡単に分析し、「みなさんが今やるべきこと」について
書いていこうと思います。
ぜひ最後までお付き合いください!(^^)!
第1回共通テスト(英語を例に)
今年の1月16日(土)、17日(日)に
第1回の共通テストが実施されました。
みなさんの周りにも
・学校の先輩
・姉妹、兄弟の方
など、受験された方が身近にいらっしゃるのでは
ないでしょうか。
第1回という事もあり、
どんな問題が出るのか
対策はどうすればいいか
直前まで気の抜けないテストになったかと思います。
高得点を取る人は高得点を取っていた
国公立大学志望で、
英語の超長文を読む訓練をしていた受験生や
早慶受験対策をしていた受験生の中では
高得点を獲得した受験生が多かったと思います。
例えば、
センター試験時と比べ明確にその変化が見られた英語ですが
限られた時間の中で、
・「何」と「何」とを比較しているのか
・資料で優劣を表す表現を知っているか
など、
文法の対策だけではカバーできない知識や理解力を
求めてきていました。
文章のレベルは難化をしたわけではないのですが
問題用紙を開いてその圧倒的な量にメンタルを破壊されてしまった
受験生も多かったのではないかと考えています(>_<)
「お、なんか文章量多いじゃん?」
で済んだ受験生
「え、何これ?、ど、どこからやればいいの?」
とパニックを起こした受験生
でかいです!
スタート時のこの精神状況の差は大きく影響してしまいます。
何度も時計を見ながら「間に合うかな」と考え出してしまうと
目的が「点を取る事」ではなく無意識に
「時間内にマークを埋める事」に変わってしまいます。
勉強だけに言える事ではありません。
平常心や心にゆとりがある時に
人は最高のパフォーマンスをする事ができます。
痛い目をみた受験生もいた
「どんな問題が出るんだろう?」
「こんな対策をしておけば大丈夫かな?」
上記のように、共通テスト対策の過程を重視してしまい
共通テストのためだけの勉強をしてしまった受験生の中には
痛い目をみてしまった方もいたのではないかと思います。
傾向が変わったとしても
受験教科が変わるのではありません。
文科省、各メディア、塾や予備校、
それぞれが出す情報に振り回されず
過程ではなく、勉強をした成果
「何ができるようになったのか」
を重視し、一歩一歩地に足のついた勉強をしていれば
余程の事がない限り、安定した成績を取る事ができます。
人間は未知の事を恐れ、不安を大きくしてしまう生き物です。
傾向や対策に気を取られるのではなく
単語帳1冊の精度を高めた方が高得点を取る可能性が上がると
分かっていながらも、行動に移せない時があります。
高校生のみなさんに取り組んで欲しいこと
結論から先に書きます。
今から共通テストの対策を始める必要はありません。
それよりもやった方が良い事や
意識を変えていく事の方が大切になります。
上記にもありますが
一歩一歩地に足のついた勉強をしていれば
余程の事がない限り、安定した成績を取る事ができます。
・どんな授業を受けたのかではなく、何を身につけたのか
・どんな映像授業をみたのではなく、何を身につけたのか
・どんな参考書をやったのではなく、何を身につけたのか
受験勉強は結局、ここに行き着くかと思います。
勉強を始める心得①:現状の自分の実力を知る
「この時期は基礎を固める事が大事!」
どの学校、塾や予備校も必ずこれを言います。
ちょっと待ってください!
その前にもやって欲しい事があります。
自分の今の実力を知る事です。
例えば、【現代文・数学】
東京都にお住まいの方:
都立高校入試の国語の評論文で8割~満点取れますか?
都立高校入試の数学の問題で8割~満点取れますか?
埼玉県にお住まいの方:
埼玉県立高校入試の国語の評論文で8割~満点取れますか?
埼玉県立高校入試の数学の問題で8割~満点取れますか?
お伝えしたい事は、
教科・理解度によっては中学レベルから開始した方が
よい教科もあるという事です。
勉強を始める心得②:安易に解説を見ない
問題を解いたら、答えを見るのはOKです。
その目的は、正解か不正解を知る事です。
正解だったら問題ありません。
(ただし、勘やなんとなくで解いてしまったもの
には印をつけておきましょう)
大切な事は間違えてしまった場合に
どうしたらその答えになるのかを考える事です。
頭を使っている時に成績は上がっていきます。
暗記をしている時に成績が上がるのではないので
注意をして下さい。
「暗記をして、得た知識を使っている時に成績があがる」
という事ですね!(^^)!
解説を読むと、
その答えになるための必要な考え方が書いてあります。
それをすぐ読む行為、
これ、「考えている」事になるでしょうか?
むしろ、解き方を「覚えようとする」行為に近くないですか?
・自分が間違えた原因はどこにあったのか。
・その答えに行きつくために必要な情報はどこにあったのか。
ゆっくりで大丈夫です。
受験勉強の序盤は上記を突き詰めていかないと
必ず次に解く問題でも同じような間違いをしますし
中盤・終盤での大きな成績UPにつながらなく
なってしまいます。
その問題に対して
自分自身の解説を作ってから、参考書についている
解説とを比較する勉強法をお勧めします。
だから、一問一問に時間をかけて向き合う事が尊いんです!
実際に成績UP・偏差値UPには時間がかかるんです。
この努力に耐えられない人は
ひたすら問題量をこなす事に走ってしまいます。
ここでもう一度書きます。
・どんな授業を受けたのかではなく、何を身につけたのか
・どんな映像授業をみたのではなく、何を身につけたのか
・どんな参考書をやったのではなく、何を身につけたのか
ぜひ、これから受験勉強を始める皆さんの
考え方のコアの部分にこの考え方をおいて頂けると
嬉しいです。
みなさんのお力になりたいです。
武田塾和光市校では
無料の受験相談を行っております。
志望大学ごとに合わせ、
何をいつまでにどのように行えば良いかを
全てお伝え致します。
・これから受験勉強を始める方
・今の勉強方法が大丈夫か確認をしたい方
・受験の情報が欲しい方
ぜひ、一度武田塾和光市校までご連絡下さい。
武田塾では、入塾の意志に関係なく
受験のお悩みや勉強法等についてのご相談を無料でお受けしております。
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