皆さんこんにちは！
JR宇治駅から徒歩5分、京阪宇治線宇治駅から徒歩10分の武田塾宇治校です！
今回は受験生のお子様を持つ保護者に向けた内容となっております。
保護者の皆様、自分のお子様がどれぐらい勉強しているか把握していますか？
家庭によって受験に対する姿勢は様々ですので、完全に何も言わずに見守ると言う家庭もあれば家族で一丸となって試行錯誤していくという家庭もあったりと千差万別だと思います。
しかし皆様向かうところは同じく、「我が子の合格して喜んでいる姿」ではないでしょうか。
そこで！今回は受験に合格するのに一体何時間ぐらい勉強すればいいのかについてお話しさせていただきます。
勉強に対する1つの指標として参考にしていただけたらと思います！
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでもお話しているので、是非！そちらも合わせてご覧ください！
中学3年生の受験直前期は何時間勉強したら合格できる？
結論から言いますと、具体的に何時間やれば必ず受かると言う勉強時間はありません。
しかし、中学3年生の秋から受験までは「勉強以外の時間をどれだけ減らしていけるか」というのが受験生として正しい、良い状態の基準だと言えます。
1日でどれくらいの時間が取れるか
具体的な時間をあげて考えてみましょう。
学校が終わって16時に家に帰ってきて、夜は22時に寝るとします。
家にいる時間をすべて勉強に使うとしたら6時間勉強することができます。
ここから食事やお風呂の時間を1時間と見積もって引くと、残りが5時間となります。
この時間が勉強時間として最低でも確保したい時間となります。
実は、この5時間でも受験の直前期では少ない勉強時間と言えます。
勉強時間をプラスしていこう！
先ほど例え話で家にいる時間の中で最低でも5時間は勉強時間として確保してほしいという事と、正直5時間では直前期は厳しいと言うことをお話ししました。
では、これ以上勉強時間を増やすにはどこの時間を使えばいいのでしょうか？
具体例を紹介していきます。
朝
・今起きている時間よりも早めに起きて、勉強時間を＋1時間。
・学校までの移動時間。
昼
・学校の昼休みの時間
このように小さな時間を見つけて、コツコツ積み重ねていくことで5時間から6時間、6時間から7時間とどんどん時間を増やしていけるのが中学3年生の勉強スタイルとして理想的です。
大体中学生の取れる時間は同じ位になると思いますので、以上のことから
受験生に必要な平日の勉強時間は最低5時間、可能なら7時間以上と言うのが基準になるでしょう。
学校があるからこそ、自分で時間を見つけたり家に帰ってから集中して取り組む時間を設けたりとメリハリをつけられることがとても重要になってきます。
今勉強できる時間があるのはとても貴重だという感覚を持つ事
子供たちにとって勉強は嫌ではあるけどしなければいけないと言う感覚であることが多いでしょう。
しかし、受験が近づいてくるにつれ勉強していない方がおかしい、なんだかやばいという感覚になっていきます。
中学1年生や2年生の時、嫌々勉強していた状態からもっと勉強時間が欲しいと言う状態へ変化していたとき、自分が無駄にしてしまった時間を後悔していくのです。
その時の気分で無駄にしてしまった1時間は、受験直前になると喉から手が出るほど欲しい1時間になると今からわかっていないと、どんどん自身が確保できなかった時間に苦しむことになってしまいます。
この今まで無駄にしてしまった1時間を今後減らしていくためにも時間に対する意識を上げる必要があります。
受験直前、春や夏にあった時間、隙間で見つけられる時間、いろんな場面で見つけられる時間、無駄にしてしまったと思う時間、すべて同じ時間なので、今、目の前にある時間を合格へつなげるためには勉強に使わなきゃだめだよねと子ども自身で意識できるように伝えたり、考える時間を作りましょう。
子どもが受験に向けて頑張りたい時に時間に対する意識がなければ、目標を立てても目の前の誘惑に流されてしまいます。
勉強の習慣も何もなかった子がいきなり受験生だから7時間勉強するぞ！と目標を立てたとしても、できるのは5時間程度かそれ以下です。
ですから、根本的な意識から受験に向けてシフトチェンジをして自身で行動できるようにするのが一番、時間を一定に確保できる近道なのです。
時間の目標を立てる時
この記事を読んで一日何時間を目標にして勉強するぞ！と志す方がいらっしゃると思います。
その目標を立てるときはぜひ、できる限り長時間勉強する計画を立ててください。
高すぎて実現できそうもない目標にするのは意欲もどんどん削がれるのでオススメしませんが、目標は高い方が勉強時間も増やすことができます。
目標を1時間にしたなら30分、2時間にしたなら1時間、7時間にしたなら5時間以下くらいしかちゃんと集中してできていなかった、という経験ありませんか？
目標と計画を立てても全て思い通りに行って、成功する、達成できたというのは思った以上にできません。
ですから、なるべく高い目標（平日7時間勉強をとる！とか達成は頑張ればできるだろうけど結構難しいかも…くらい）を立てて、それをクリアできるように必死に頑張るという方が、結果きちんと達成できなくても時間を増やすという面では成功しやすくなります。
休日の勉強時間はどのくらい？
こちらも結論から先に申し上げます。最低でも12時間は確保しましょう。
12時間と言う時間だけ見ると無理な目標に思えるかもしれませんが、小分けにすることで「あれ？実現できなくもないかも？」となりますのでご安心ください。
12時間勉強時間を確保するためのポイントとしては、朝学校行く時と同じ時間に起きることです。
そして、午前中から昼食までき4時間、午後から夕食までに4時間、夕食から寝るまでに4時間という区切りで勉強時間を確保できたら、12時間は達成できます。
他にも、学校での授業の時間と同じ時間に勉強と休憩をする＋平日の勉強時間（帰ってきてから確保している時間）でも12時間は達成することができます。
ただ、12時間をきちんと勉強に充てると言うのは難しいことに変わりはありません。
なぜなら家で勉強するというのはとても誘惑が多いからです。
好きなときに休むことも携帯を見ることも趣味のものに手をつけることもできるので勉強する環境としては家はかなり難易度が高い場所でしょう。
そこで、塾に通っているなら塾の自習室、学校の自習室が空いてるなら学校にいくようにしましょう。
土日休日も通ううちにだんだん習慣になるので、家では長時間集中できなかったり誘惑に負けてしまうと言う子には環境を変えて勉強すると言うのがお勧めです。
まとめ
・平日は最低でも5時間、可能なら7時間以上は勉強時間を確保する。
・土日、休日は12時間は勉強時間を確保する。
・受験に合格をするためには時間に対してシビアな意識を持たなくてはいけない。
・目標はなるべく限界ギリギリの高めに設定すること！
・家で長時間できないなら学校や塾の自習室を使うこと！
終わりに
受験勉強と言うのは勉強だけが難しいわけではありません。
いつでも自分の弱点を突きつけられる受験という環境は、子どもにとって最大の試練であると言えるでしょう。
そんな中、少しでもお子様自身がその困難に立ち向かっていけるように、時間や目標に対しての意識をつけれるようサポートしていきましょう。
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