ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
JR宇治駅から徒歩5分、京阪宇治線宇治駅から徒歩10分の武田塾宇治校です!
今回のブログのテーマは「参考書選びの罠」です。
参考書選びには罠があります。知らず知らずのうちに罠にはまってしまっている人が多くいます。今日は特にはまりやすい3つのポイントに絞って説明していきます。高校1・2年生の皆さんはこのブログを最後まで読んで、罠にはまらずに参考書を選べるようにしましょう。
今回のブログの内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルの動画を参考にしています。是非こちらも併せてご覧ください。
参考書を選ぶときの注意点3選
①レベルミス
参考書を買うときに、レベルをミスしてしまう人は非常に多いです。
極端な例は、これから英語の勉強を頑張ろうとしているときに、ネットで評判の良い参考書を探して『ポレポレ英文読解のプロセス50』をやり始めるなどです。『ポレポレ』は人気の高い参考書ですが、最後の仕上げに使わないと有効活用できません。
ネット以外にも、友達情報や先輩のおすすめで参考書を選ぶと罠が多いです。
皆さんの中には、志望校の大学に合格した大学生のYouTubeからの情報をもとに参考書を選んでいる人はいませんか?その情報はあくまでその人に有効だったもので、あなたのレベルに合っているのかはわかりません。
武田塾がおすすめする参考書は、様々なレベルの生徒たちを見てきたことを基準にして、レベルごとにおすすめの参考書を紹介しています。同じ大学を目指しているからと言って、同じ参考書が有益であるとは限りません。自分のレベルにあった参考書を正しい情報から選ぶようにしましょう!
②組み合わせ
今の世の中には良い参考書がたくさんあります。その中でも、最初にこの参考書を選んだのであれば、次にはこの参考書をやった方が効果的だというものがあります。
〈数学の参考書の組み合わせについて〉
特に数学は参考書の相性が大事です。例えば、『数学Ⅰ・A基礎問題精講』をやったら、『文系の数学 重要事項完全習得編』というのが武田塾がおすすめしている組み合わせです。しかし、『青チャート』で基礎固めをした人には『文系の数学 重要事項完全習得編』はおすすめできません。『青チャート』は基礎自体も少しレベルが高いので、それに合わせて次の参考書もある程度レベルが高い『数学の良問問題集』などを選ぶようにしましょう。
〈相性がよくない参考書の例〉
・『青チャート』と『文系の数学 重要事項完全習得編』の場合は、『文系の数学 重要事項完全習得編』が2冊目としては簡単すぎて相性が悪いです。
・現代文の場合、どう解答にたどり着くのかという問題があります。例えば、板野先生が書いた参考書はパターンで解く切り口が多いですが、河合出版の参考書は正攻法で解こうというものが多いです。これらが混ざると、混乱して解きにくくなってしまいます。
・進学校向けの参考書と苦手な人向けの参考書も相性が悪いです。武田塾では『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』をよくおすすめしていますが、これを『Next Stage』などと併せるとミスマッチが起こる場合もあります。
どの場合も一概にダメだとは言いません。特に文法などは進学校に通っていても基礎が必要な人もいます。しかし、レベル的には合っているはずなのに、何かしっくりこないという場合は組み合わせに問題がある可能性があるので、その部分に注目すると上手く軌道修正できる場合もあります。
③アップデート情報
これが特に起こるのは年配のベテラン先生からのおすすめの場合が多いです。年配の先生が、この参考書をおすすめだと言っていても、確かに良い参考書には変わりはありませんが今だとさらにアップデートした良い参考書が出ている可能性があります。
よくある例は、学校の先生が『基礎英文問題精講』を激推しすることです。『入門英文問題精講』は武田塾もおすすめしますが、『基礎英文問題精講』は解説があまり丁寧ではないので、苦手な人にはやりにくい参考書の可能性があります。
また、塾の先生がおすすめしがちな『解釈の技術』シリーズもあります。これらももちろん良い参考書ではありますが、今では『肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本 必修編』や『関正生の英文解釈のポラリス1』などアップデートされた良書もたくさんあるので、こちらを試してみる方が良いと思います。
どんどん新しい参考書が出てくるので、情報を追うのは大変だと思いますが、武田塾のYouTubeなどを見て最新の情報から参考書を選ぶようにしていきましょう。
本屋さんのランキングに潜む罠
本屋さんではときどき参考書のランキングなどが発表されています。
その中で1位『ターゲット1900』、2位『Next stage』、3位『やっておきたい英語長文300』などが出ていると単語、文法、長文のそれぞれで1番はじめにこれらの参考書をやればいいと思ってしまいがちです。
しかし、英語長文であれば1冊目はSVOCの解説が丁寧な『関正生のThe Rules 英語長文問題集1』などが適しています。反対に、『やっておきたい英語長文300』は基礎ができた後に演習量を積むのに良い参考書です。
本屋さんなどで参考書を買うときは、平置きの魅力的な参考書に惑わされずに、ある程度調べた上で今の自分に合った参考書を選ぶようにしてください。
参考書を変えるかどうか
間違えた参考書、自分の志望校に合っていない参考書を買ってしまったことには気付いたけれど、買った参考書がもったいないのでその参考書を進めてもいいかという質問がよくあります。
結論としては合った参考書に切り替えた方が良いです。お金がもったいないからといって難易度が合っていない参考書をやると、時間の無駄になってしまいます。参考書1冊を仕上げるのに速くても大体1か月かかります。その1か月のロスのせいで、志望校に合格できなかったら本末転倒になってしまいます。
何のために参考書を買って勉強しているのかを考えて、正しい判断をするようにしましょう。
参考書選びのまとめ
今回は「参考書選びの罠」についてお話してきました。ここで紹介した3つの罠には気をつけて参考書を選ぶようにしてください。
このブログを読んで、今使っている参考書が自分に合っているのかわからないと不安に思った方は是非武田塾の無料受験相談に来てください!皆さんのレベルに合った参考書を紹介します。
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