目次
はじめに
みなさんこんにちは!
JR宇治駅から徒歩5分、京阪宇治線宇治駅から徒歩10分の 武田塾宇治校 です!
皆さん、最近体調はいかがですか?
まだまだ寒い季節で乾燥なども気になり、風やインフルエンザも流行っている時期だと思いますので、元気に過ごせるように体調管理に気を付けてください。
今回は 2024年にやってはいけない勉強法 をなんと12個も紹介しちゃいます!
これから受験を控えている人たちに、このタイミングだからこそご紹介したい内容になっています。
もちろん受験が少し先だと思っている人にも、今からこれらを実践することで確実に成績アップに近づきます。
ぜひこの記事を読んでいただいている人たちには、勉強を効率よく上手に取り組めるようになって、志望校合格を叶えて欲しいです!
ダメな勉強法を避けることこそが、一番合格に近づきますので、ぜひこの記事を参考にして受験勉強に取り組んでいただけたらと思います。
また、今回お話しする内容は、武田塾チャンネルの動画内でもお話していますので、是非そちらも合わせてご覧ください。
その① その日のうちに復習しない
最初にご紹介するNG勉強法は、その日のうちに復習をしないことです。
絶対に復習はその日のうちに行ってください!
ここで言う復習とは、その日に勉強した内容を寝る前の段階で、本当にすべて解ける状態になっているか確認することです。
意外と多いのですが、問題集を解いて答え合わせを行い、そこで終わってしまう人がいます。
これでは勉強をしたと言い切ることはできません!
2024年は解き直しをしっかり行ってください!
確かに、自分で問題を解いて丸付けして解説を読んで理解しました、となったら次に進みたくなる気持ちも分かります。
ですがこのやり方は成績が伸びない原因となってしまいます!
早く先に進みたくなる気持ちも分かりますが、一度解いた問題を解き直して確実に自分のものにしていく方が、結果的に最短距離で成績を伸ばせます。
その日のうちに100%覚えたと思っても、後日振り返ると忘れていることだってあります。
100%覚えていても忘れてしまうかもしれないのに、100%にすら到達していないなら、さらに早く忘れてしまうというのが勉強の怖いところです。
学力アップに繋がる勉強にするためには、1日の中でやったことは必ず覚えきること、間違った問題は必ず全問全問正解になるまでやりこむことが重要です。
特に2023年に中途半端な成績で終わってしまった人こそ、今年こそはその日のうちに解き直して全問正解にすることで、成績アップに繋げて欲しいです!
これは過去問でも同じことです。
昨日やった過去問を今やったら全部解けますか?
もし解けないようであれば、点数が伸びない原因は解き直しの甘さにあります。
ですので点数を伸ばすためには、その日の最後に復習する時間を設けることが重要です。
これからはその日の勉強計画に2周目、3週目と復習する時間を組み込んでください!
その② 1週間で仕上げ切っていない
2個目のNG勉強法は、1週間で仕上げ切っていないことです。
先ほどは1日の勉強の仕方の話でしたが、次は1週間で勉強したことを本当に仕上がっているか確認して欲しい、というお話です。
1日の最後にしていた復習を、今度は1週間分の復習を1週間の最後にして欲しい、ということです。
これは武田塾推奨の4日進んで2日戻る、という勉強ペースと同じです。
分かりやすく、単語や文法、数学の問題集などをこのペースにあてはめてご紹介します。
1日目に進んで復習も行い、その日の分は完璧になったかもしれません。
これを2~4日目まで進めます。
そして武田塾では4日目まで進めたら5日目、6日目の2日間の復習が入ります。
4日分進めた内容を5日目で4日分の全範囲の復習、6日目も4日分の全範囲の復習を行います。
つまり1週間の中で、1日目に勉強した範囲であれば1日目・5日目・6日目と3回復習を行い完璧に仕上げてもらった状態で、武田塾では確認テストを受けてもらうというものになっています。
ここまで復習して、1週間勉強した内容が100%に近い到達度になります。
ではこれを行わずに、どんどん進んでしまうとどうなると思いますか?
実はこれを怠ると、せっかく1週間かけて取り組んだ勉強が、1週間経つと忘れてしまい何も残らないという、非常に残念なものとなってしまいます。
確かに進むことで勉強している感は出ます。
しかしこの4日2日ペースで1週間の中で反復まで済ませ、確実に定着させることをせずにとにかく進みまくると、最初の方にやった内容が抜け落ちてしまう場合が多いです。
仮に英単語を1日100個暗記したとしましょう。
7日目にテストを行うとして、復習日なしで取り組んで6日間で合計600個暗記しました。
ですが7日目のテストの段階で、初日に取り組んだ英単語を完璧に覚えているでしょうか?
答えはNOです。
人間は覚えたはずのことも忘れてしまう生き物ですので、初日に取り組んだ内容を復習もせずに7日目まで完璧に暗記しておくことはほぼ不可能です。
くり返し復習することで知識や学んだ内容は定着します。
進んでも定着しないと意味がありません。復習はこまめに行いましょう。
1日の中で復習し定着させた、1週間の中でも復習して定着させたと思っても案外忘れてしまうものです。
数カ月単位での復習も行い、繰り返し取り組むことを徹底することで、2024年こそは確実に知識や学んだ内容を定着化させましょう!
その③ 参考書を買いまくり
3個目のNG勉強法は、参考書を買いまくることです。
皆さんは2023年、どれくらい参考書を買いましたか?
またその中でしっかりと仕上げた参考書はいくつあるでしょうか?
これが10分の10でしたら非常に素晴らしいです。
もちろん参考書の数は多いに越したことはないと思います。
ですが、それはあくまでもしっかり仕上げて完璧にできたという前提の上です。
大量に取り組み、すべて完璧にしましたという状態が最強です。
しかし、時間は限られています。
ですので、その限られた時間の中で最適な参考書を選んで、それを完璧にするのが合格への最短ルートです!
重要なのは取り組んだ数ではなく、取り組み方です。
参考書をやっても伸びないから、参考書が悪い。もっと人気の参考書をやろう、という状態は危険です。
参考書をやったのに成長が感じられない場合は、その参考書の内容を自分のものにできていない可能性が非常に高いです。
3冊の参考書をサラッと1周だけ取り組むより、1冊の参考書を3周分の労力をかけてガッツリ取り組み完璧にする方が、成績に繋がりやすいです!
確かに新しい参考書はテンションが上がりますし、武田塾でも多くの参考書を紹介しています。
武田塾は、良い参考書を1冊ずつ完璧にすれば成績が伸びる、という方針です。
良い参考書を持っているだけでは意味がありません。
2023年が中途半端に終わった参考書がある人こそ、2024年は決めたものをしっかりやりこんで完璧にすることを徹底して欲しいです!
その④ 段階すっ飛ばし
難易度すっ飛ばし
4個目のNG勉強法は、段階すっ飛ばしです。
これは少し分かりにくいかもしれませんが簡単に説明すると、実力に見合っていない人気の参考書に手を出してしまうことです。
具体例で少し厳しい言い方にはなってしまいますが、高校の偏差値が50~60のところに通っている人は、もちろん全員がそうではありませんが、中学英語が完璧ではない傾向が強いです。
その中学英語が完璧ではない人がいきなり『英文法ポラリス1』をやっても理解できないという状況が発生します。
そのような人は『大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編』から取り組んで欲しいですし、さらに苦手な人は『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく』から始めて欲しいです。
勉強においては、このように段階を踏んで進めることが重要です!
よく学校では『Next Stage』『Vintage』のような参考書が配られることが多いので、とりあえずこれから始めてみようという人が多いです。
しかし実力に見合っていない難易度で、結局つまずいてしまい、よく分からないから文法が嫌いとなってしまい、いつまでたっても文法が完成しない人が沢山います。
ですのでたとえ学校で配られた参考書だとしても難易度が実力に合わず、今の参考書だと厳しい人はレベルを落として基礎から理解した方が、結果的にその後もスムーズにいくので早く終わらせられます!
実際、先ほど紹介した『Next Stage』『Vintage』系の文法の参考書は、偏差値70を超える高校でも苦労する人は一定数います。
ですのでそのような人はぜひ、『大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編』のようなより基礎のレベルの参考書に取り組みましょう!
これは英語以外のどの科目でも同じで、例えば数学で『青チャート』、『黄色チャート』、『4STEP』、『サクシード』など配られることが多いと思います。
確かにこれらの参考書が解ければ強みにはなりますが、いきなり解ける人は中々いません。
ですのでこれらの参考書が難しいと感じる人は『入門問題精講』『基礎問題精講』といった基礎レベルから始めた方が取り組みやすいですし、これができたら少しずつ次のレベルへと移っていくことをおすすめします!
勉強法すっ飛ばし
先ほどまでは、難易度をすっ飛ばしていきなり難しい参考書に取り組むことはNGとしました。
これと同様に、勉強法をすっ飛ばすこともNGです。
例えば英語で、単語や文法の勉強を不十分にしたままで、いきなり長文読解から始めてしまうパターンです。
単語も文法も知らない中で長文を読めと言われても、それはできません。
そして単語も文法も足りていないと薄々気づいていながらも、学校では長文メインの授業ばかりだし、と言い訳して本格的に単語帳を覚えることもしない人が意外といます!
もちろん、宿題や予習で長文が出されており、単語も文法も分からないけどやらないと怒られるから、自分で単語の意味などを調べながら自分なりに頑張るけど、解釈のやり方も分からないまま時間だけが過ぎていく、という深刻な状況に追い込まれている人が沢山いることも事実です。
これの解決策としては、学校の授業がない長期休暇のタイミングにやるべき勉強を整理して体制を整えることです!
長文にいく前に単語、文法をしっかりと固めましょう。
そして受験直前の人も、今までやってきた単語帳を今一度確認して、抜け漏れがないか、見出し語は覚えられていてもそれ以外は暗記していないという状況になっていないか、意味を複数個暗記できているかなど確認しましょう。
結局、過去問を解いたときの課題として、語彙が足りていないということになっていませんか?
ぜひ改めて見直してみてください。
もし語彙が足りていないのであれば、その段階の勉強から取り組まないと、上の段階には進めません。
特に英語は勉強の順番が重要なので、気を付けてください!
その⑤ スラッシュを書かない
5個目のNG勉強法はスラッシュを書かないことです。
ここでのスラッシュとは、英語のスラッシュリーディングではなく、主に暗記系の勉強でのお話になります。
武田塾の単語の勉強法として、10個単語を暗記するとなったら、その中で分からなかった単語にスラッシュをつけます。
そして次に、そのスラッシュがついた1周目では分からなかった単語に取り組みます。
2周目の段階でも分からなかった単語にはまたスラッシュをつけて×のようにしていきます。
そして再度取り組む際は、その×のついた単語に取り組みます、といったように完璧に覚えるまでこれを繰り返します。
そして10個覚えたら、また次の10個というように、これを10セット行えば100単語覚えることができます!
これは英語以外にも応用することができます。
ここで言いたいのは、間違った問題に間違ったと分かるように印をつけていくことが非常に重要ということです。
印を付けていないと結局、どれができていてどれができないのかの判断がつきにくくなります。
後から見返そうと思っても、どこを復習すればいいのか、どこを見直すのか、これがはっきりしないと復習の際に非常に効率が悪くなってしまいます。
暗記や解くのに苦労したものは、苦労したことが分かるようにスラッシュをいくつかつけることで、自分にとって穴となる知識や問題であることを自覚することができます。
その苦手が蓄積されることで、効率のいい復習へと繋がっていきます!
よく付箋を貼ったりはがしたりする人がいると思いますが、正解できたからといって付箋をはがしてしまって本当に大丈夫ですか?
二度と間違えないですか?
間違えたものにはスラッシュを何度も入れて、傷を刻んでおくことで、それが皆さんの努力の証にもなります!
間違えたものにはどんどんスラッシュを入れて、自分の苦手を潰していきましょう。
その⑥ ちょこちょこやっている
6個目のNG勉強法は、ちょこちょこやってしまうことです。
どういうこと?と思われた人も多いと思いますが、文字通りちょこちょこやる勉強法はNGです。
例えば英単語の勉強で『システム英単語』や『ターゲット1900』に取り組んだとしましょう。
どれくらいの期間で2000単語前後を覚えることができますか?
先ほどの武田塾の勉強法で本気で取り組めば、1カ月で仕上げてくる生徒もいます!
少しバランスを考えて取り組んでも、2、3カ月もあれば仕上げられる生徒がほとんどです。
では英文法はどうでしょう。
高校英文法を全部仕上げるとなるとどれくらい時間がかかりそうですか?
これもまた武田塾の生徒たちは、『大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編』であれば1~2週間で、『英文法ポラリス1』や『Next Stage』でも1~2カ月でしっかり勉強時間を確保すれば仕上げてくることがほとんどです。
このように、しっかり勉強時間を確保し正しい勉強法で取り組めば上記の期間で仕上がるものを、高校だと1年かけて行うことが多いです。
ですので、本来であれば数カ月で仕上げられるものを1年かけて行うということは、毎日の勉強時間は少しになってしまい、ちょこちょこ進めることになってしまいます。
英単語帳や文法の参考書をちょこちょこ進めることは、あまり好ましくありません。
一気にやってしまうのがベストです!
ちょこちょこやっていては進んでいる実感がなく、これいつになったら終わるんだろう?という思考になってしまいます。
これではやる気は削がれる一方です。1回に進める量が少ないと膨大な量に見えてしまい、やる気もなくなり単語帳を開くことも嫌になり、さらに進めるペースがちょこちょこになってしまう、という負のスパイラルにはまっていまいます!
加えて、これらを1年間かけて1周というペースだと、直近に取り組んだものは覚えているかもしれませんが、半年前に取り組んだ内容は忘れている可能性が非常に高いです。
これではせっかく勉強したのにもったいないですし、記憶効率の面からもあまりおすすめはできません。
ですので、範囲を決めつつ覚えているうちに高速でやり直し、解き直しを行い、1つの参考書を1カ月で終わらせるのが理想的です!
がっつり今取り組んでいる参考書に本腰を入れて取り組んでみてください。
その⑦ マルチタスクすぎる
7個目のNG勉強法は、マルチタスクすぎることです。
確かに受験において取り組むべき内容・科目は沢山あるので、色々とやらないと!となる気持ちは分かります。
しかしこれが分散しすぎると、どれも中途半端になってしまう、という状態になってしまいます。
先ほどのNG勉強法⑥では、長期的にみてちょこちょこ取り組むのではなく、1カ月くらいで本腰をいれて取り組んで完成させよう!
というお話をしました。これは1日の中の勉強でも同じで、例えば15分は単語をやって15分は文法、15分は日本史のように単位が小さく、細かく内容・科目を行ったり来たりする人がいます。
もちろん、隙間時間での勉強は非常に重要です。
しかし隙間時間が20分あるのであれば、10分と10分で科目・内容を分けるのではなく、20分しっかり何かひとつのことに取り組む方が効率的です。
このように細かく科目・内容を変えること、つまり脳のスイッチを入れ替えすぎることで、ひとつひとつの勉強の質が落ちてしまいます!
ですので英単語で1時間、古文単語で30分、数学で2時間、というようにある程度は1教科にかける時間をまとめたものにして、一気に仕上げる方が早く・効率的に終わります!
もちろん、休憩はこまめに取ってくださいね!
以上のようにまとまった時間を勉強にあてるためには、1日のスケジュール・勉強計画を作成することが有効です。
科目ごとに取り組む時間帯を決めるなどして、まとまった時間を1つの科目にあてれるようにしましょう!
しかしここで、1時間を英語にあてたとしてもどれくらい進むか分からなくないですか?と質問してくる人がいます。
もちろん、完璧に予測することは難しいかもしれませんが、大体自分がそのタスクをこなすのにこのくらいの時間がかかる、というある程度の見積もりができるようになることはとても大事です。
なぜなら1日の中で、ある程度予測して勉強計画・スケジュールの見積もりができないようだと、1年をかけた受験の勉強計画・見積もりなんてできるわけがないからです!
そうなってしまうと受験が近づいたときに、まだすべて終わっていない、という状況になってしまいます。
ですので、多少ズレることは前提で見積もりをすると、年間の計画を具体的に立てやすくなります。
そして人間はある分だけ時間をかけてしまうという、パーキンソンの法則が存在します。
2時間もあれば終わるものを、3時間使える時間があるとその分だけかけてしまうという法則です。
この観点からも、ダラダラ時間をかけて勉強することを避けるために、ある程度の時間の目安を決めることは大事です!
思いのほか時間がかかりズレたら、それはそれでやりながら調整すれば大丈夫です。
その⑧ テストのためだけの勉強
8個目のNG勉強法は、テストのためだけの勉強です。
武田塾では参考書を使用した学習を推進していますが、やはり参考書学習が勉強の主になっている高校生は少数派なのではないでしょうか。
定期テストや日々の小テストなど、そのために勉強している人が多いと思います。
確かに学校のテストで赤点を取ってしまうと色々と大変なので、仕方ない部分はあります。
しかしそのため勉強は受験において効率があまり良くないと自覚しながらテスト勉強するのか、出されるがままに進めてしまうのかでは、まったく異なります。
テスト勉強では、テスト前に一気に取り組んで、その後テストが終わった瞬間に忘れてしまうという人も多いと思います。
これを3年間続けてしまうと、今までやった分の知識の蓄積がまったくないという状況になってしまいます。
1度の勉強では知識は定着しないので、コンスタントに計画的に勉強していくことが重要です。
ここで、本当に受験に繋がる勉強をしたいのですが、定期テストがくると対策をする時間がなくなってしまいます、どうするべきですか?という質問が多いです。
これには解決策があります。
まずは現状、自分には基礎が足りていないから定期テスト対策に時間がかかるという人は、これはもう仕方がないことです。
受け入れて対策を行い、赤点を回避しましょう。
そしてテストが終わり、赤点を回避した瞬間からが勝負です!
終わった瞬間はしばらくテストのことを考えなくていいので、ここで基礎をしっかりと固めることにしましょう。
英語なら単語・文法を固める、といったようなことです。
これができると、次の定期テストのときに、この文法は勉強しているからそこまで時間をかけなくても大丈夫だ、となり定期テスト対策にかける時間を減らすことができます。
このようにして実力を上げていき、最終的に英語が完璧になれば、定期テスト前に何もしなくても、初見である程度の点数が取れるようになります。
この状態が理想ですね!
学校で使っている英単語帳を覚えてしまえば、単語テストがあったとしても毎回少し復習すれば、満点を取ることができます。
テスト勉強を効率化させて、受験勉強にも繋がるものにしましょう!
その⑨ 授業を観まくり
9個目のNG勉強法は、授業を観まくりです。
授業を観まくり・受けまくりには注意して欲しいです。
特に映像授業ですね。
分かりやすい映像授業そのものに対する価値は非常に高いのですが、問題は勉強の大半が映像授業になってしまっていることにあります。
ただ画面を見ているだけでも勉強時間を稼げてしまい、やった気・分かった気になってしまうことが危険です。
映像授業をみて理解した気になるのではなく、理解したら必ずアウトプットの時間を沢山確保して、解けるようになっているのかを参考書で試してみましょう!
映像授業を活用することは非常に良いことですが、映像授業を観た後に、問題を解く→確認する→復習→定着させるという流れで、自学自習の時間を勉強のメインとすることが重要です!
観ているだけでどんどん進んでしまい、気付いたらやった気になっていて、全然定着していませんでした、ということにならないように気を付けてください!
その⑩ 時間を計らない
10個目のNG勉強法は、時間を計らないことです。
ここでいう時間とは勉強中の時間のことです。
例えば、英単語を100個覚えるのにどれくらい時間をかけるべきで、実際はどれくらいかかったのか、という時間を計っていないというようなことです。
このように、自分が何かを仕上げるのにどれくらい時間がかかるのかを把握していないのは良くないパターンです。
時間を把握することは、先ほどの見積もりの話にも繋がってきますので、必ず時間を計るようにしてください!
あとは、時間を計って期限を設けながら勉強することで、集中力が高まる効果もあります。
期限を決めて締め切り効果を出すことで、集中力を高めることができて、効率も上がります!
繰り返しですが、先の勉強計画・スケジュールを組み立てるためにも、まずは時間をみて把握することが重要です。
勉強のときには必ず時間を計る習慣をつけましょう!
その⑪ 時間だけで勉強の成果を評価する
11個目のNG勉強法は、時間だけで勉強の成果を評価する方法です。
先ほどは時間を計るように言いましたが、時間を計るだけでは不十分です。
もちろん、勉強を沢山すること自体は悪いことではありません。
しかし、勉強時間というのはあくまでも1つの指標にすぎず、実力が上がったかどうかを勉強時間だけでは評価することはできません。
先ほどの映像授業の話でも出ましたが、映像を観ているだけで勉強をした気になっていて、6時間も観ていたけど、実際に実践形式で6時間問題を解いていた人と比較すると、必ず差が生まれます!
そして仮に問題演習を行ったとしても、その日のうちに復習を怠ると、同じ勉強時間取り組んでも復習をした人とは、必ず差が生まれます。
勉強時間は取っていますが、定着したかはまた別の問題です。
勉強時間はあくまでも目安で、その時間の中でどれくらい知識がついて定着したのかを意識することが重要です。
あくまでも勉強に取り組んで復習までして、結果として勉強時間はこれくらいだったという話です。
この順番を間違えずに2024年は取り組んでください!
その⑫ 計画を立てない・振り返らない
最後のNG勉強法は、計画を立てない・振り返らないことです。
ここまでのお話の中でも、計画の重要性についてお話してきましたが、改めて計画についてのお話です。
確かに計画を立てるのって難しいですよね。最初は誰しもがうまくいかないものです。
ですが、今は計画を立てるのが苦手な人も、行動に移していけば計画を立てられるようになります!
先ほど、時間はある分だけかけてしまうから、時間を計って期限を設けながら勉強しようね、というお話をしました。これに関係する話で計画を立てずに、例えば1カ月でこれを仕上げたい、というような目安がないと、気づけば終わらないまま半年経ってしまいました、ということになってしまいます。
いつまでにこれを終わらせれば受かりますか?というような質問も多いですが、確実なことは分かりません。
しかし、早めに終わらせた方が合格の可能性が高いことは間違いないです!
計画を立てずに、ずるずると進めてしまった結果終わらず、受験が迫ってきて後悔する人も多いです。
後になって気づいてからでは遅いので、まずは第一に逆算することを始めましょう!
ます. 入試日から考えてそこまで細かくなくてもいいので、月単位でざっくりと決めていきましょう。
夏休みが終わるまでには、志望校のワンランク下のレベルまで到達しようであったり、そのために4~5月にはどこまで進めばいいのかを考えて、さらに基礎を固めるためには1~3月の間は何をすればいいのか、といったように逆算して決めていきましょう。
これが決まればさらに、今月中には英単語を何個か覚えたいから、今週中にここまで覚えようというような計画も立てられます!
1年間も勉強をしていれば多少のズレは生じてきますが、大枠の計画が立てられたら大崩壊はしないです。
方針・目安がない状態で勉強を進めても、いつまで経っても成果が出ないということになってしまいます。
計画を立てるためにまずは志望校を決めましょう!
そしてその志望校から逆算して、今年何をするのか、いつまでに何をするのかを明確に決めましょう。
そして計画を立てた上で必ず振り返りをして、常にどう進めるのが最善なのかを日々考えるようにしましょう。
毎週、計画と照らし合わせて状況を確認することを2024年は必ずやってください!
まとめ
今回は 2024年にはやめて欲しい勉強法 を12個紹介しました!
だいぶボリューミーな内容でしたが、最後まで読んでいただいた皆さんには、この記事の内容を参考に勉強を進めることで、志望校合格の可能性を少しでも上げていただけたら嬉しいです。
皆さんが受験に向けて、正しい努力を正しい方向性で行うきっかけにしていただけたらと思います。
志望校合格に向けて一緒に頑張りましょう!
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「勉強のやり方がわからない……」
「どの参考書を使えばいいのかわからない……」
「毎日授業を受けていても伸びていない気がする……」
受験に関するあらゆる悩みに、無料で個別アドバイスをさせていただきます。
皆さんの将来について一緒にお話できることを、心から楽しみにしています。
校舎長 岩﨑
〒611-0021
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