目次
はじめに!
みなさんこんにちは!
JR宇治駅から徒歩5分、京阪宇治線宇治駅から徒歩10分の 武田塾宇治校 です!
今回は、「【全落ちの可能性】第2志望の過去問を解かないと痛い目を見るぞ!」というテーマでお話したいと思います。
皆さんの中には、第二志望以下の過去問を解く意味がわからないという人もいますよね。
イメージとしては、第1志望が早稲田大学で、第2志望以下がMARCHや日東駒専といった場合、早稲田大学の過去問をひたすら解けば第2志望以下の大学は受かるだろうと考えている人もいると思います。
また、二次試験の対策をやりまくれば共通テストで点が取れるのかと考えている人もいると思います。
今回は、受験において「大は小を兼ねるのか」について話していきたいと思います!
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeでも詳しく解説されているので、ぜひ下記の動画もあわせてご覧ください!
結論!
結論から言うと、よっぽど傾向が似ていなければこの考えは成立しません!
基本的にその大学を受ける以上は第2志望以下の大学の過去問を全く解かないのはなしです!
しかし受験生が悩むのは、「どのくらい滑り止めの対策に時間を使えばいいの?」ということだと思います。
例えば、早稲田大学をたくさん対策しておけばそれ以下の大学は過去問を1~2年分解いて傾向を確認するぐらい、というのが成立するのか成立しないのか悩んでいる方も多いことでしょう。
逆にそれとは違うやり方、例えば武田塾のルートを基に進めると、日大レベルの勉強が終わったら、日大レベルの過去問演習を終わらせてからMARCHレベルの勉強をするのがいいのか、一体何が正解なのでしょうか?
実際、後者のやり方で失敗している受験生が多いように感じます。
ですから、滑り止めの過去問は適切なタイミングでちゃんとやりましょうという結論になります!
本当に実力がついた?
ここで、過去問を解くにあたって落とし穴がいくつかあります。
まずひとつは、勉強して実力をつけていく過程で本当に実力がついたのか?ということです。
第1志望レベルに上がる前の初見問題をどれくらい解けるか確認する意識を持つことが大事です。
早稲田志望の人たちは、「日東駒専レベルの過去問なんてやらなくていいよ」と思っている人も多いですが、いざ実際に解いてみたら「合格ラインに届いていない」「安定して点数が稼げない」などといった事態を把握しないまま先に進んでしまい、結局早稲田の問題に苦労してしまうという事態が起こる可能性があります。
武田塾では、滑り止めの過去問は実力相応の状況になったときに解くよう推奨しています。
日大レベルの勉強が終わったタイミングで日東駒専の過去問を解いてみて合格点が取れたらMARCHレベルに進むといった感じで、滑り止めもしっかり解いて基礎から順番に固めていくというのがポイントになります。
特にMARCH、関関同立レベルの過去問は片手間で解くのではなくそのレベルの過去問でしっかり得点化するよう受験のプランに入れないと、MARCHレベルで入試本番を迎えて仮にうまく行かなかった結果、最終的な第1志望ラインもグラついてしまう可能性があります。
パッと解いてみて「なんとなくできている」ではなく、目標の点数をきちんと取れる状態になるまでやりましょう!
そこで点数が取れないなら実力が不十分な状態なので無理して次のレベルに進まない判断をしましょう。
傾向がぜんぜん違う
また、第2志望以下の大学でも傾向がぜんぜん違うパターンもあります。
MARCHレベルより易しい大学として明治学院大学がありますが、そこの問題で記述の自由英作文の問題が出るなど、別に対策が必要な大学もあります。
偏差値だけで「滑り止めだし大丈夫」と判断するのではなく、実際にどんな問題が出るのか、どのような傾向があるのか確認するようにしましょう。
同じ偏差値でも傾向が全然違うので滑り止めでもきちんと対策するようにしましょう!
稀に第1志望の対策だけで滑り止め校に受かってしまう人もいますが、これは超進学校に通っていたパターンが多く、学校の演習の中で難しい問題を解かされたり解き慣れていたりして傾向対策をしなくても合格点を取れてしまうことがありますが、再現はしないほうがいいでしょう。
自分の実力を見極める事が大事なので、第2志望レベルの過去問はしっかりと解くようにしましょう。
第3志望以下は、第2志望レベルの過去問で点数がとれているなら最低限解くだけでも大丈夫です!
国立志望の人でも二次試験と共通テストの問題はぜんぜん違うのできっちり対策するようにしましょう。
高田先生の体験談
京都大学が第1志望で、早稲田大学を滑り止めとして考えていたそうです。
高3夏の時点で政治経済学部、商学部、社会科学部の過去問を解いてみて、早稲田大学の問題との相性が悪かったと気づいたそうです。
その時点で65%ぐらいは取れていたのでちゃんと対策すれば合格ラインに乗ったと思いますが、滑り止めとしては安心できないなと思ったそうです。
当時は高田先生も「京大を目指していれば早稲田は余裕で取れる」と思っていたそうですが、実際に過去問を解いてみて早稲田は自分に合わないと思い、センター利用(現在の共通テスト利用)で取る戦略を考えたり、共通テストで万が一失敗したときのために同志社大学を受けたりなど、過去問を解いてみたことによって受験のプランを大きく変えたようです。
大学の名前や偏差値だけで判断して、「ここは大丈夫だろう」と思っていたところが、きちんと解いたら全然だめだったということがあり得るので、そうなった場合は受験プランをもう一度練り直すのも大事になってきます。
高田先生の場合、実際に過去問を解いてみて早稲田と京大を両方取りに行くのは無理だと思ったため、本当に行きたい京大に絞って対策をして、その代わり早稲田の対策はあまりできないから共通テスト利用で取れるよう対策をする、ただ万が一失敗したときのために同志社も一応受けておこうという受験プランでした。
みなさんが思っているよりも第1志望以外もしっかり対策をして受験に挑んでいますよね。
滑り止めレベルの過去問演習をする時間をあらかじめ想定していないと不十分になって失敗するおそれがあります!
まとめ!
今回は「【全落ちの可能性】第2志望の過去問を解かないと痛い目を見るぞ!」というテーマでお話しました。
ポイントをおさらいしましょう!
・第1志望以外の過去問も解いて実力を見極めよう! ・大学によって傾向が全く異なるので対策はきっちりと! ・第2志望以下を含めた受験プランをしっかり立てよう! |
もう受験まで残り時間が少ないですが、もう一度自分の受験プランを見直してみましょう!
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