はじめに
こちらのブログをご覧の皆さん、こんにちは。
JR宇治駅から徒歩5分、京阪宇治線宇治駅から徒歩10分の武田塾宇治校です!
今回は「英文解釈の参考書 徹底比較」というテーマでお話します。
皆さんの中には、「君は英文解釈の力が足りていない、英文解釈の勉強をしよう」と言われ、何をすればいいか困った経験はないでしょうか?
事実、英文解釈の参考書は上から下までかなりの振れ幅があります。
どの参考書が自分に合っているのか、この参考書はどのレベルなのかわからなくなることもあるかと思います。
本記事では、この参考書はこのレベルであるとまとめ、そんなレベルの人におススメなのかを紹介したいと思います。
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているので、そちらもあわせてご覧ください。
英文解釈の参考書レベル1
レベル1の参考書としては
『高校英文読解をひとつひとつわかりやすく。』
『大学入試はじめの英文読解ドリル』
『英文読解入門基本はここだ!』
『超入門英文解釈の技術60』になります。
レベル1の参考書に関して、あまり異論はないかと思います。
この参考書では、5文型に関する理解や句や節について学び、日大レベルの英語長文やときたま高校入試レベルの英文に対しての解釈を学ぶ参考書になっています。
特に『高校英文読解をひとつひとつわかりやすく。』、『大学入試はじめての英文読解ドリル』では、SVOCをどのように振っていくのか、第4文型・第5文型をどのように訳すのかといった内容から始まります。
このレベルが必要な人もいることは事実です。
大半の人が勉強を始めたてでSVOCを振ることがわからない、自分で振ったとしてもあっているのかわからないという人が、このレベルの参考書に取り組むことにより、スムーズに解釈の勉強へ入っていけるかと思います。
英語の長文の何気ない一文で困っている人にはこのレベル1の参考書をおススメします。
英文解釈の参考書レベル2
次いで、レベル2の参考書は
『肘井学の読解のための英文法 必修編』
『入門英文問題精講』
『入門英文解釈の技術70』になります。
このレベルの参考書は、日大レベルの差が付く英文の英文解釈の勉強を基準で選んでいます。
メインテーマとしては、”that”の識別、“as”の識別、倒置、省略についての基本編になっています。
レベル1でも紹介した『英文読解入門基本はここだ!』では、レベル2の内容も含まれています。
もしかしたら、『英文読解入門基本はここだ!』と『肘井学の読解のための英文法 必修編』は同レベルの参考書という判定でも良いかもしれません。
この部分はやる人によってどう感じるか、ブレが生じる部分かと思います。
『入門英文問題精講』、『入門英文解釈の技術70』は『肘井学の読解のための英文法 必修編』の後に演習としてやることを想定している本になります。
ですので、純粋な難易度で言えば、『肘井学の読解のための英文法 必修編』の方がレベル2の参考書の中でも易しい方になります。
また、『入門英文問題精講』は扱っている英文が少々難しいかと思います。
日大レベルを超えている英文も入っていることに注意が必要になります。
英文解釈の参考書レベル3
次いで、レベル3の参考書は
『英文解釈ポラリス1』
『肘井学の読解のための英文法 難関大編』
『大学受験のための英文熟考 上』
『大学受験のための英文熟考 下』になります。
このレベルでは、MARCH・国公立の複雑な一文を理解するための英文解釈の参考書になります。
レベル3をやってほしい人としては、MARCH・国公立レベルの壁にぶつかり、複雑な文が出てきたときにどうすれば良いのか困ってしまう人です。
具体的には
『関正生のThe Rules英語長文 問題集3』
『英語長文ポラリス2』
実際のMARCH・関関同立の過去問が該当するかと思います。
よくある話として、日大レベルの英語長文がすらすら読めていたにも拘わらず、そのうえの英文に取り組むと、一気に読めなくなることや正答率が一気に下がることがあります。
解釈が足りないのはわかるが、何をすればよいかわからない、ある種のアウトプット不足である人や、ある程度のスピードを求められると雑になってしまう人には、このレベルの参考書をおススメします。
特に『肘井学の読解のための英文法 難関大編』、『大学受験のための英文熟考 下』では、MARCH・国公立の難しい英文が切り取って収録されているというイメージになります。
『英文解釈ポラリス1』に関しては、最初と最後での難易度の差があります。
最初は5文型とは何か、英文解釈とは何かといった基本的なところから、進むほど難しい英文が出てきます。
英文解釈の参考書レベル4
最後にレベル4の最難関の参考書になります。
レベル感としては、東京大学・京都大学・一橋大学・早稲田大学・慶応義塾大学になります。
参考書としては
『ポレポレ英文読解プロセス50』
『英文読解の透視図』が該当します。
その他の英文解釈の参考書
その他の英文解釈の参考書で言えば、今話題になっている『英文読解ポラリス2』があるかと思います。
また、『英文解釈教室』もあるかもしれません。
この参考書はレベル感として、レベル5になります。
題材にしている文章が古いということもあり、日本語にしたとしてもややこしい、解説の堅苦しさも相まって難易度は高く感じるかと思います。
学校で配られることが多い『基礎英文問題精講』のレベルとしては、2と3の間になります。
解釈の参考書は、諸説あります。
皆さんが各々推している参考書もあるかと思いますが、皆さんのレベル感に合った参考書に取り組んでもらうのが何より重要かと思います。
今回のまとめ
いかがでしょうか。
今回は「英文解釈の参考書 徹底比較」というテーマでお話ししました。
まずは自分のレベルがどれくらいであるのかを把握し、今やっている参考書のレベルが自分に合っているのかを確認してください。
成績を伸ばすためには、あくまでも自分のレベルに合った参考書をやることが重要です。
頑張ってください。応援しています。
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