はじめに
こんにちは。
現在、立命館大学に在学中のNと申します。
私は現役で大学に合格できましたが、さまざまな苦悩と困難があったことを今でも覚えています。
中でも、やる気が出ない勉強を後回しにしたり、言い訳して勉強をサボったりと自分自身に負けていた時期もありました。
本ブログでは、受験勉強を頑張らなければいけないと分かってはいるけどやる気が出ない人や、やる気はあるけど上手に勉強できない人に向けて、己に勝つために私が現役時代に大切にしていた「自己分析」「モチベーション」の二点を紹介したいと思います。
何事も己を知るところから
何の教科が得意で何が苦手か、英語の中でも単語・文法・聞き取りの何が難しいと感じるかは誰しもが分かるでしょう。
中には苦手分野を全て洗い出し、勉強内容について詳細に分析している人も多くいると思います。
そんな中、私が大切にしていたのは勉強内容についてではなく、勉強方法について深く自己分析することでした。
勉強は生活の一部
ところで、みなさんは自分のの性格や長所短所を知っていますか。
よく分からないなら血液型性格診断を参考にしてもいいかもしれませんが、勉強をするにあたって自分の性格や長所短所を知ることは非常に大切です。
普段の自分がどのように生活しているのかを振り返り、それによって勉強の方法を変えてみたら上手くいくかもしれません。
例えば、
- 大雑把なら暗記が抜けやすかったり重要なポイントを見落としやすいので、一問一単語を時間をかけて丁寧に手を動かす
- 逆小さなことを気にしすぎるなら一つの単元に時間をかけすぎてはいないか、点数に繋がらないところで無駄にこだわっていないか確認する
といったように、自分の良いところや悪いところを知ることで日々の勉強に活かすことができます。
私も一つのことに集中すると周りが見えず、一問に何十分も掛けてしまうようなことが多々ありましたが、タイマーで一問に掛ける時間を計ることにより、勉強効率が格段に上がりました。
また、最初は合格した先輩の勉強方法を参考にして勉強をしていたのですが、なかなか知識が定着せず苦手な分野の勉強が嫌いになる一方だったところ、自分の性格と勉強法を照らし合わせて勉強の仕方を変えることで、知識の定着率が大きく変わりました。
具体的には、英単語を覚える際には1回書いて終わらすところを3回ずつ書いたり、数学の問題で間違えた問題を全て解き直すのではなく、重要ポイントに絞って見直したりしていました。
その勉強方法にも理由がある
勉強方法について考えていると、どのような方法にも明確な理由があることが分かります。
なぜ復習を数回することが大事なのか、なぜ正解するだけではダメなのか、理由と効果を理解した上で勉強することで効率が上がり、やる気にも繋がります。
今一度、自分の勉強方法を見直してみて、効率的にできているのか、理由と効果を理解して勉強できているのかをチェックしてみてはどうでしょうか。
勉強は楽しんだもの勝ち
勉強のモチベーションの保ち方は本当に人それぞれですが、少なからず勉強が楽しい方が続くに決まっています。
例えば、「勉強は楽しいですか」と聞くと大半の人が苦手な勉強や嫌なところを思って楽しくないと答えます。しかし、「得意な科目の勉強は楽しいですか」ならどうでしょうか。
私は、得意→楽しいではなく、楽しい→得意になっていくのではないかと考えて、楽しく勉強を続けてきました。
楽しく勉強をするテクニックはいろいろありますが、オススメなのは問題が解ける自分を想像することです。
数学の公式も、英語の単語も文法も無限にあるわけではありません。たかが数千、数万個覚えるだけで満点が取れます。実際には時間が有限なので全ては無理ですが、典型や傾向を把握するだけで8割を越えるのは容易です。
実際に私自身も全ての英単語を覚えたら最強になると思い、自分に自信を持って必死に暗記をしていました。
知識を人に自慢してやろう
せっかく身についた知識もテストの点数だけでは勿体無いです。努力した成果は人に認められると嬉しいものですが、中々機会がありません。
そこで、友達や受験仲間が悩んでいる問題や詰まっているところを見かけたらチャンスです。
自分は解けるぞ、是非教えてやろう!
そんな風に(優しく)教えてみると、これまでの努力を認めてもらえることに繋がります。
人に教える時間は決して無駄な時間ではありません。アウトプットすることで自分の知識の整理にも繋がりますし、感謝の言葉も返ってきます。
今やっている勉強が辛くても、見せつける勢いで頑張ってみることも勉強の楽しさに繋がるので、是非実行してみてください。
まとめ
受験において与えられた時間は皆さん同じです。
限られた時間で合否を分けるのは、どのくらい効率よく勉強できたかです。
試験本番その日まで己を律し、志望校合格に向けて頑張ってください!