ブログをご覧のみなさんこんにちは!
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今回のテーマは「古文の苦手克服勉強法について」です。
古文が苦手な人は必見!どうして読めないのか?どうして点数が上がらないのか?共通しているその原因を明らかにして、正しい勉強法で進めれば確実に成績は上がる!その方法を伝授します!
こちらの動画も合わせてご覧ください!
ストーリーをちゃんと分かっていますか?
今回のテーマは、「古文単語頑張って覚えました」「古典の文法も頑張ってやりました」その後「いざ文章を読み始めたら何を言っているのかまったくわからない」という人向けの勉強法です。
読めない理由として、どんなストーリーなのかがわからないということがあります。
古文は英語と決定的に違うポイントがあって、主語や客体などが省略されています。「誰の動作」で「セリフは誰のモノなのか」「この和歌は誰が読んだモノなのか」とストーリーがわからなくなる人が続出してしまいます。これをどうやって克服していくかが勉強法で大事な部分になります。
それでは古文の苦手を克服する方法をお伝えしていきます!
前書きをちゃん押さえる
共通テストの文章やセンター試験の過去問、模試の問題にも「前書き」があると思います。この「前書き」を軽視する人は古文の点数がなかなか伸びません。
前書きこそ宝です。武田塾の川野先生自身も、古文が苦手だったときには前書きに一切触れずに本文に夢中になっていたようです。ではなぜ「前書き」があるのでしょうか?
その理由として急に本文を読み始めるのは辛いので「前書き」というかたちで『サービス』として存在しているのです。
そのため、前書きをちゃんと読んで、登場人物はこの3人なんだな、今こういう場面でこの人に対してこういう気持ちを抱いているんだな、最近誰かが亡くなって悲しいんだなというように、「前書き」に書かれている情景や前提知識をインプットor図を書いたり、メモを残すようにしましょう。
この状態で取り掛かるのがGOODです!前書きを軽視するべからずです!
人物関係図を書く
人物関係図を書くのはとても大切で、先ほどの前書きの話でも人物関係図を書こうと話しましたが、登場人物は文章を読むごとに増えていくと思います。そのため、
「この人が増えた」
「この人はあの人のお仕えをしている」
というように、登場人物の関係性を図に書き足していくということが大切です。例えば主語が分からない動詞や言った人がわからないセリフなどが登場したときに
「これって誰がしたのかな?」
「この人物関係図的にこの人だろう」
というように、1個ずつ主語を特定しながら文章を読んでいくということが大事です。
文章を読んで、あらすじを言う
文章を読んで内容のあらすじを言う訓練・トレーニングをしましょう。学校の授業と違って、古文の文章を読むのに、わからない単語も多いので全訳をする必要はありません。訳せない所があってもいいですし、分からない単語がでてくるのも当然です。
古文の単語帳は300〜400個しか載っていないので、その数の古文単語で全部の単語がわかるのはあり得ません。単語がわからないのも当然だし、分からない単語が出てくると思って文章を読んでいってください。
その上で大事なのがどんなストーリーかです。人物関係図を描いて、文章が例えば3パターンの構成:
- 男女の出会い
- 2回目のデート
- 船の上で××
のようになったとします。このように3展開ぐらいするのでしたら、文章の構成を3分割ぐらいにして、「こういう話で最初はこうなって、次はこうなって、最後はこういうエンディングだった」というようにストーリーを口頭で説明できるようにしていきましょう。
古文が苦手な人もそうですが、「コレは読めた」という文章は後から話せます。例えば今回の模試の古文って
「■■の人と▲▲の人がいて、〇〇~××して##した話でしょ」
「俺の答えは合っている??!」
という風に言えると思います。ですが、ちんぷんかんぷんの話ではそんな風に説明はできないですよね。なんだか分からなくて人物もはっきりしないので、話ができないという形です。これが読めると読めないの差になります。
日頃からのトレーニングとして、細かい単語・文法は無視してあらすじを説明できるようにしていきましょう。
そのときに「古文読解 多読トレーニング」などのあらすじ説明の練習におすすめの参考書を使うといいですよ!
あらすじをいうときのオススメの方法
いきなりあらすじをいうのが難しい場合は、3周ぐらいしてもいいと思います。
1個の文章を1回読むだけでなら最初のモヤモヤが消えません。
文章の構成が最初はすぐには結びつかないので2〜3回読んでから説明する練習をしていきましょう!そうすると、終わりの話とはじめの話が繋がるということもあるので、その後にストーリーを言う練習をしていきましょう。
文章中の重要語句・重要文法の確認
先ほど述べた3つ目までで古文のストーリーを言えるようになりました。
そのあとは問題を解かないといけませんね。
問題を解く上で大事なことは、ストーリーがわかっている前提で単語と文法の知識を毎回確認することです。単語と文法が入試ではやはりとても狙われます。そのため、その知識を持っているかを毎回の文章の最後に確認してほしいと思います。
これは苦手な生徒におすすめしている勉強法で成績が爆伸びしている人が多いです。
そんな時におすすめの教材は「岡本梨奈の古文ポラリス」です。このシリーズは単語・文法を含めて解説が詳しくなっていますのでぜひ使ってみてください。
重要語句・文法がずれているとストーリーが当たって読めたとしても特に文法の識別は狙われてしまいます。その識別ができたのかを文章を読むために振り返ってください!!
今回のまとめ!
今回は古文の苦手克服勉強法についてお話ししましたがいかがでしたか?
・前書きをちゃん押さえる
・人物関係図を書く
・文章を読んで、あらすじを言う
・文章中の重要語句・重要文法の確認
この古文苦手克服勉強法の4つのポイントを駆使して、ストーリーを掴んで重要な単語・文法を見極めながら頑張っていきましょう!
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