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【武田塾の極意】「参考書一冊を完璧にしよう」の巻!

ブログをご覧のみなさん、こんにちは!武田塾宇治校です!

いよいよ梅雨入り!受験の夏が近づいてきました。

武田塾の極意「参考書一冊を完璧に」!

みなさんは参考書を使って勉強していますか?
参考書にもいろいろあり、授業がなくてもわかる講義系の参考書や復習に使えるようなわかりやすい参考書までさまざまです。参考書はとても便利ですが使い方によってはその力を発揮できなくなります。今回は武田塾のおすすめする参考書の正しい使い方をご紹介します。
ぜひ、武田塾の動画と一緒にご覧ください。

付箋の貼られた本のイラスト

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参考書1冊を完璧にする基準

参考書を完璧にすると言ってもどういう状態を完璧というのかわかりませんよね。もしかしたら完璧にしているつもりでもまだまだ足りないかもしれません。今回は完璧の基準をご紹介します。

参考書1冊を完璧にする基準とは『正しいやり方で入試本番時に全問正解できている参考書を脳内に作り上げる』というレベルです。
つまり、この参考書ならどこを出されても一瞬で正解できるレベルです。まだピンときていない人が多いと思うので具体例を紹介します。

英単語の正しい身につけ方は見出し語の赤字の意味を1秒以内に即答できる状態を全単語でできるようにすることです。答えられない単語があったり、答えるのに時間がかかったりする場合は完璧にしたつもりになっている状態です。

また、正解率ではなくやった時間を基準にしている場合や1回完璧にしたけどしばらく放置して忘れてしまったという場合も完璧にしたつもりになっている状態です。

入試本番時に完璧でないとダメなので復習することも大切です。

武田塾が指定する参考書ややり方でやらなければいけないわけではなく、どの参考書・やり方でも結果的に身についているモノはなんなのかということが『1冊を完璧に』という言葉に詰まっています。

みなさんが今までやっていた参考書の中で何冊くらいこの基準に達しているものがありますか?おそらくないと思います。まずは、英単語から『1冊を完璧に』を実行してみてください。

羊が解説しているイラスト

 

参考書1冊を完璧にする方法

『完璧にする』の基準がわかったところで次は日々どんなふうに勉強したら完璧になるのかをご紹介します。

①今日勉強した範囲を100%にする

これはその日寝る前に100%解けるようにするということです。

例えば数学の場合、間違えた問題を解答だけみて満足していませんか?赤ペンで答えを写すだけではダメです。これを寝る前に全て自力で解けるようにしましょう。

英単語の場合は100単語を寝る前に全て即答できるようにしましょう。

必死で勉強する学生

 

②それを忘れないように復習する

テスト前に一夜漬けで詰め込んでテストが終わったら全て忘れるという経験は多くの人にあると思います。せっかく100%にしても復習しなければどんどん忘れていきます。100%にした知識を復習してそのまま維持しましょう。

英単語を1日100単語4日間覚えたら、2日間で400単語を復習します。進むペースと復習のペースを合わせながら進めていきましょう。

武田塾がおすすめする理想の復習ペースは4日進んで2日復習です。
一週間のうち4日目までで10問ずつ進め5日目に1〜4日目の復習を6日目にも1〜4日目の復習をします。7日目には確認テストをしましょう。

どんどん先に進みたくなる気持ちはわかりますがそれでは薄い仕上がりになってしまいます。今日覚えたことは入試本番にも覚えていなければいけません。入試本番に覚えていなければやっていないのと同じです。そのことを忘れなければ復習がいかに大切かがわかると思います。この復習法を使うを一週間で3回同じところをやることができるのでしっかり定着していきます。日々100%にし、4日2日ペースで復習をしましょう!!

 

「1冊を完璧に」の真の意味とダメな勉強法

『参考書1冊を完璧にする』の基準を説明しましたが、入試本番で使える知識にすることが大切です。

自分に合った参考書使い、何を身につければ「できる」ようになるかを理解し、「できる」が仕上がっている状態にすることを『1冊を完璧に』と言います。決して一字一句違わずに覚えるということではありません。この真の意味を理解していないとダメな勉強法になってしまいがちです。

ありがちなダメな勉強法をご紹介します。

NGと黒板に書かれたイラスト

①4択問題の番号暗記

これでは並び順まで全く同じ問題しか解けません。

 

②解説の丸暗記

解説を丸暗記しただけでは使いどころがわからないので使えません。解説を読む前に問題文と選択肢から本番で解ける人のプロセスの再現ができるかを追及しましょう。解説を覚えるのではなく解説できるようにすることが大切です。初見で解ける人がいるということが大切であり、初見で解ける人はどのようにして解いているのかそのやり方を身につけることが大切です。解説を覚えるだけでは模試を受けたときに解説を見ればわかる人が出来上がってしまいます。なりたいのは初見で解ける人なのでここを間違えないようにしましょう。

 

③復習をしない

復習をしない人は復習をしなくても覚えていられるという過信またはできたものをもう一度やる意味がないという思考パターンの人が多いです。しかし、入試本番に覚えていなければ全く意味がありません。入試本番で解けるようにするという視点を忘れないでください。

 

今回のまとめ

今回は参考書1冊を完璧にするとはどういうことなのか、どうやればいいのかをご紹介しました。

『1冊を完璧に』とは入試本番時に完璧に脳内でその参考書を作り出せる状態です。

この状態にするには毎日100%にし、4日2日ペースで復習をすることが大切になります。

ダメなのは4択問題の番号暗記・解説の丸暗記・復習をしないという勉強法です。

『1冊を完璧に』とは参考書を丸暗記することではありません。

入試本番時に初見で解けるように初見で解くためのプロセスを学びましょう。

復習は特に重要です。

今覚えた・できたものを入試本番でも覚えている・できなくては意味がありません。

本番でできないことはやっていないのと同じです。

復習を蔑ろにしてしまう人は入試本番でできるように勉強しているということをもう一度思い出して忘れないでください!!

角帽を被ったひよこのイラスト

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