ブログをご覧のみなさん、こんにちは!武田塾宇治校です!
暖かくなってきたのでより一層勉強に取り組みましょう。
使ってはいけない数学の参考書!
みなさんは参考書を使っていますか?
参考書にはいろいろなものがあり、どれを使うかで効果は大きく変わってきます。いい参考書ではなく自分に合った参考書を使って勉強しましょう。
今回は数学の参考書についてご紹介します。
みなさんの状況によっておすすめする参考書と使ってはいけない参考書があります。
これを参考に自分に適した参考書を手に入れてください。
・数学の参考書の購入を検討中の人
・参考書の使い方を知りたい人
このような人は必見です!
ぜひ、武田塾の動画と一緒にご覧ください!
おすすめの参考書(青チャートVS基礎問題精講)
数学の参考書では青チャートと基礎問題精講で悩む場合が多いですね。これらの参考書は数学が得意か苦手か、時間があるかないかなどの視点で使い分けましょう。
武田塾では基本的には基礎問題精講を採用していますが結論から言うと
「全部できるなら青チャート、終わらないなら基礎問題精講」です。
それぞれの特徴をご紹介していきます。
青チャート
青チャートは例題数がとても多いです。そのため、基礎問題精講と比べて網羅的です。全て終わらせることができれば基礎問題精講を終わらせた場合よりも完成度が高くなります。また、最終的に身につけて欲しい結論が簡潔にまとまっているのでコスパよく学ぶことができます。
しかし、その解説でわからない場合はもっと掘り下げていく必要があります。初学者にはあまり向かず、難関大志望に向いています。数学を武器にしたい人は青チャートをやりましょう。2冊目は手堅く手厚い『1対1対応の演習』のような参考書を選びましょう。
基礎問題精講
基礎問題精講は青チャートに比べて例題数が少ないので網羅度は青チャートの6割ほどです。また、解説がとてもわかりやすく噛み砕かれており途中計算の説明もあるので解説を掘り下げる必要はないです。字が大きく書かれているので青チャートの細かいレイアウトが苦手という場合は基礎問題精講の方がしんどさが軽減されます。勉強にあまり慣れていなかったり、数学が苦手な人は青チャートより基礎問題精講が向いています。2冊目には薄くてレベルが分かれているものを選びましょう。
使ってはいけない参考書
参考書によっては合否の命運を分けることもあります。
『システム英単語』と『ターゲット1900』はどっちを選んでも合否に直結はしませんが数学は『基礎問題精講』と『青チャート』どちらを選ぶかで合否にかなり影響します。
先ほど青チャートと基礎問題精講の特徴をそれぞれ説明しました。
この2つは向き不向きがあると言いましたが武田塾では断然、基礎問題精講をおすすめします。理由は青チャートを使う人の成功率がとても低いからです。これを完璧に終わらせることができる人はほとんどいません。大抵は途中で挫折してしまいます。『青チャート』と『Focus Gold 4th Edition』のような網羅系参考書は危険なので使いたい人は良く考えてから始めてください。
これらの参考書を使っていい人の条件は
・学習期間が2年以上ある
・高校偏差値が65〜70以上
・数学が苦手ではない
これに当てはまる人です。
青チャートが1周する間に基礎問題精講は3周できます。
参考書は何周もやり込まないと効果を発揮しないので青チャートを2周はできるという自信がある人以外はやめてください。基礎問題精講の方が安心・安全ですので医学部や東大、東工大を目指す人以外は基礎問題精講にしておきましょう。網羅度で基礎問題精講に不安がある人は後から足せば大丈夫です。標準問題精講やCanPass、重要事項完全習得編などが追加するのにおすすめです。
『基礎問題精講』を使った勉強法
基礎問題精講を使った勉強には2段階あります。
1段階目は参考書に載っている問題を全問正解できる状態にします。
2段階目は基礎問題精講で学んだ考え方を使って入試本番で解ける・応用できるようにします。
まず、1段階目を達成するための方法をご紹介します。
武田塾では4日2日ペースという復習法を使っています。4日間で進めて2日間で復習します。進めるとき、初見で解けた問題は気にしなくていいです。
間違った問題やできなかった問題は赤ペンで答えを写したり、解説を読んで終わりではダメです。解説を読んだら閉じて、自力で再チャレンジしてみてください。
1日のノルマが終わったら最後に間違えた問題を全部やり直してください。寝る前に1日分を100%できる状態にします。
2日間の復習では4日間やった全ての問題を復習します。それが難しい場合は初見で間違えた問題を重点的に復習しましょう。初見で間違えた問題は一週間で3回は解きましょう。
基礎問題精講の1問の構成は問題・精講・解答・ポイント・演習問題です。
この中で最終的にみなさんができるようにするのは解答の部分を自分で描けるようになることです。
暗記ではダメです。
例えば、「共有点の個数を調べよ」という問題で判別式Dを使います。
「どうして判別式Dを使うの?」と聞かれた時に「解答に判別式Dを使うって書いてあったから」ではダメです。共有点の個数は判別式Dの解によって決まるからということが問題をみてパッと手が動くようになりましょう。
今回のまとめ
今回は数学の参考書についてご紹介しました。
みなさん、自分に適した参考書は見つかりましたか?
悩んでいるなら武田塾がおすすめする『基礎問題精講』をご紹介したやり方でやってみてください。
『青チャート』のような網羅系参考書は使える人が限られます。
時間が十分にある、偏差値が高い、得意といった条件があります。
ハイリスクハイリターンなのでやり込める自信がある人、医学部・難関大を目指す人はチャレンジしてみてもいいかもしれません。
青チャートを1周終わらせるつもりではダメです。2・3周は終わらせることができるかその覚悟と時間をよく考えてみてください。
初学者、数学が得意ではない人は基礎問題精講にした方が安心・安全です。基礎問題精講でもやりこめば成績はしっかり上がります。足りない場合は後から追加すればいいだけです。
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