英文解釈の正しい勉強法とおすすめの参考書3選
こんにちは!
武田塾宇治校です('◇')ゞ
どんより天気が続いていますが、
季節の変わり目で体調を崩されたりしていませんか?
もうコートはいらない!って言えるくらい
暖かくなってほしいんですが(;´・ω・)
さて、今回は英文解釈の勉強方法と
おすすめの参考書をご紹介していきます!
「え、英文解釈って何?」
「英文解釈とかいらんくない?」
と思っている方は、正直危ないです!
志望校に行きたい!少しでも可能性を上げたい!
という気持ちがあるなら、
英文解釈は疎かにしてはいけませんよ(`・ω・´)
英文解釈が必要な理由から、
おすすめの参考書の紹介や
成績が上がる正しい勉強方法まで
たくさん詰め込みました!('◇')ゞ
この5点について詳しくまとめてみましたので、
とくとご覧あれ(=゚ω゚)ノ
①英文解釈をしないと点数向上が見込めない?
英文解釈の対策をせずに
長文読解(多読)を行うデメリットは、
・点数が安定しない
・一定のレベルからの向上は見込めない
という2点が挙げられます。
まず、そもそも英文解釈とは、
単語・熟語と文法で得た知識を正しく活用するための訓練です。
言い換えると、
英語を英語のまま正しく理解することとも言えますね。
なぜ英文解釈がないがしろにされることが
多いのかと言うと、
単語・熟語と文法が分かっていれば
ある程度の文意が理解できてしまうからだと思います。
確かに、英文解釈の勉強をしていなくても文章の意味を理解でき、
ある程度の得点を取れる問題もあります。
それは正確に言うと「まぐれ」という不確実なものに過ぎないんです。
英文解釈をやらずに多読だけを繰り返している人が経験するのは、
いつも取れても6~7割くらいで、それ以上の点数は出ないという状態です。
逆に、4割~5割なんて日もあるくらいで、
自分が平均何割くらいの点数を取れるかを把握できないほどに波があります。
皆さんが受験勉強をするのは、
志望校に合格したいという気持ちがあるからですよね。
だとしたら、必要なのは
長文5題解いたうちの2題で高得点を狙う力ではなく、
5題全てで高得点を狙える確実な実力ですよね。
センスだけで解いても偏差値50~55くらいが限界ですが、
英文解釈の知識を正しく身に付けることができれば、
自分が思っていた壁を簡単に壊すことも可能になりますよ😄
こちらの記事もおすすめ😋↓
【新高3生】英語の勉強方法をイチから詳しく解説!|武田塾宇治校
②英文解釈を始めるベストなタイミング
これは知っている方も多いかもしれませんが、
単語と文法を完璧にしたタイミングがベストです。
武田塾では以下の状態になれば英文解釈の参考書を追加しています!
単語:「システム英単語」の1200番まで(共通テストレベル)が完璧
文法:「Next Stage」など標準レベルの参考書の内容全てが完璧
ここまでの内容に抜けがあると、
英文解釈をしていく上でつまずく点が多くなり、
非効率な勉強になってしまうのでおすすめしません(o|o)
③英文解釈のおすすめの参考書3選
大学入学 肘井の読解のための英文法が面白いほどわかる本
【おすすめ度:⭐⭐⭐⭐⭐】
2020年から新たに武田塾のカリキュラムに採用された参考書です。
今までの英文解釈の参考書は、
ある程度の知識が備わっていないと解き進めるのが難しい
と感じるものばかりでした。
しかし、こちらの参考書は
中学レベルの英語で構成されていて、且つ、
一つひとつの文章が短いので非常にとっつきやすいです😆
テーマごとに例題、基本問題、発展問題の3つのレベルが存在するので、
そのテーマについてどんどん細かく理解ができるようになっています。
この参考書は何周もすることで理解が深まるので、
使いこなせば産近甲龍に合格するレベルまで到達することは可能です。
↓参考書の詳細はこちらから(^^)/
【参考書紹介】肘井学の 読解のための英文法が面白いほどわかる本
英文読解入門 基本はここだ!
【おすすめ度:⭐⭐⭐⭐☆】
「なぜこの文でこの意味になるのか」
というプロセスを簡単な文章から読み解いていくので、
今までフィーリングで文章を読んできた人にとっては、
目からうろこの情報が詰まっていると思います。
ただ、この参考書はSVOCの基礎から学ぶことができますが、
英文にはSVOCが振られていません。
つまり、振っていなくても理解できるくらいのレベルでないと、
この参考書に入るのは難しいと感じるでしょう。
ある程度基礎知識が身に付いている場合は、
「肘井学の読解のための英文法―」の
代用として用いることが可能です。
また、「肘井学の読解のための英文法―」を
終えたあとに余裕がある場合は、
この参考書を取り組んでも良いかもしれませんね。
入門英文解釈の技術70
【おすすめ度:⭐⭐⭐⭐☆】
「肘井学の読解のための英文法―」や「基本はここだ!」は
一文を正しく読解するための参考書でしたが、
こちらはもう少し長めの短文を読み解く参考書です。
英文解釈を初めて勉強する方には不向きですので、
まずは初学者向けの参考書で基礎知識を学んでから
取り掛かるのがおすすめです。
接続の順序は
「肘井学の読解のための英文法―」→「入門英文解釈の技術70」
もしくは
「基本はここだ!」→「入門英文解釈の技術70」
で行うとスムーズに取り組めるでしょう。
🐸関連記事🐸
④英文解釈でやってはいけない勉強法
英文解釈を独学で取り組んでいる受験生の中で、
たまに誤った勉強方法を実践している方がいます。
以下の3つの方法は成績が上がりにくいので注意です(+_+)
・ノートを作らない(頭の中で問題を解く)
・すぐに解答・解説を見る
・解答の和訳を丸暗記する
なぜこの方法がよくないかを解説していきましょう🙄!
ノートを作らない(頭の中で問題を解く)
参考書の英文を読んだ後に自分の頭の中で和訳を考え、
解答と脳内の訳を照らし合わせるという方法ですね。
この方法だと、
自分がどのように構文を振ったのかを残すことができないので、
解答・解説を見ても、どの部分をどう間違えたのかということや、
間違えた原因などを細かく確認することができません。
また、同じ問題を復習しようと思っても、
以前の自分の解き方を振り返ることができないので、
同じミスを繰り返し続けることも容易に考えられます。
ノートを取る重要性・書き方はこちらでも紹介しています🚀
いまさら聞けない!勉強するときに心がけること3選|武田塾宇治校
すぐに解答・解説を見る
英文を和訳しようとしたときに、分からない表現があったり、
訳せそうで訳せない語句があったりしたらどうしますか?
すぐ解説をチラ見したり、解答を先に見て
分かった気になってしまったりすることはありませんか?
「答えありき」で問題を解くことが普通になると、
自力で解答を導き出すという感覚が薄れてしまうため、
問題を解く際に必要な思考力を培うことができません。
「この部分の対比になっているので、これは〇〇だと思う」
「このthatは△△に係っているから、□□になるはず」
という風に、
答えを出す時のプロセスを明確にしておくことで、
自分の間違えやすいポイントや癖を把握することができます。
この癖を知って改善する意識を持つことで、
成績は上がりやすくなります!
解答の和訳を丸暗記する
武田塾の生徒さんでもたまにいらっしゃるのですが、
確認テストで合格しないと次に進めないから、
とりあえず訳を覚えてしまうというケースです。
「なぜ解答と違う和訳になってしまったのか」を考えて
原因を分析する力を身に付けない限り、成績は上がりません。
入試で結果を残す人のほとんどはこの自己分析を徹底的に行っています。
細かなミスをないがしろにせず、
次同じミスを繰り返さないための策を講じる癖をつけておきましょう!
⑤英文解釈の正しい勉強法はこれだ!
英文解釈の勉強を行う上で必要な手順は以下の5つです。
①英文の全体像を把握する
②構文を振ってみる
③和訳を書き出してみる
④解答と自分の訳を照らし合わせる
⑤解説をじっくり読んでもう一度解きなおす
①英文の全体像を把握する
まずは英文全体に目を通して、大まかな意味を読み取ります。
分からない単語や文法があれば印をつけておきましょう。
このとき、すぐに辞書を引かないのがおすすめです!
考える癖をつけることで、
すぐに諦めたり解答を見るという悲しい習慣を断つことができます。
②構文を振ってみる
↑あくまで例なので、間違いは気にしないこと。笑
その次に、各文の構造をSVを中心に品詞を考えながら分析します。
構文を振るときはノートに問題文を書き写したものか、
英文をコピーし貼り付けたものを用意しておくと良いです!(';')
句・節のまとまりや修飾関係を考えながら、文構造を把握していきましょう。
itやtheyなどの代名詞が出てきたら、
それが示すものは何なのかハッキリさせておきましょうね。
③和訳を書き出してみる
構造分析のあとは和訳を自分なりに書いてみます。
このとき、句・節を単位に語順に沿った理解を心がけるようにしましょう。
初めの段階で分からなかった単語の部分も、
まずは文脈から意味を推測し、訳を作ってみてください。
分からない単語の意味を確認してメモを残すのは
和訳が終わってからです(^^)/
④解答と自分の訳を照らし合わせる
自分の作った和訳と解答の訳を比較します。
解答の和訳は意訳であることが多いので、
そこは意味が一緒であれば直訳で構いません。
意訳に寄せ過ぎないこともポイントですよ( ˘ω˘ )
⑤解説をじっくり読んでもう一度解きなおす
訳が違っていれば解説をしっかり読み、
文構造の把握に問題がなかったのかをチェックします。
解説の内容の中には、自分が気付けなかった部分や、
見逃していた部分もあるかと思いますので、
そういった箇所をノートに残しておくと良いです。
全てを踏まえたうえで、
最後にもう一度解きなおしを行います。
その日の宿題が5題だとすれば、5題全てが終わったタイミングで
解きなおすのがちょうど良いですよ( ˘ω˘ )
🌠おすすめの記事🌠
必見!! 参考書の内容を理解できているかの確認方法をご紹介!
さいごに
最後に今回のまとめを確認しておきましょう('ω')ノ
・英文解釈は英語を英語のまま正しく理解するための練習
・英文解釈の勉強なしでは点数が安定しない
・解釈の勉強を始めるのは単語と文法を完璧にしてから
・必ずノートを使用し、問題文はコピーするか書き写す
・いきなり構文を振らずにまずは文章全体の把握に努める
・英文解釈は直訳でOK。意訳に振り回されない。
・解説内容を理解した後は必ず解きなおしをする。
英文解釈はコツを掴むまでは苦労しますが、
これができるようになれば点数が上がるだけではなく
長文読解のスピードも上がりますし、良いことだらけです!
重要性が伝われば嬉しいです(^^)/
お問い合わせはこちらから!
武田塾宇治校では無料受験相談を行っています。
「勉強のやり方がわからない……」
「どの参考書を使えばいいのかわからない……」
「毎日授業を受けていても伸びていない気がする……」
受験に関するあらゆる悩みに、無料で個別アドバイスをさせていただきます。
皆さんの将来について一緒にお話できることを、心から楽しみにしています。
校舎長 岩﨑
〒611-0021
京都府宇治市宇治若森31-5
宇治タイセイビル 1階
〒573-1106
大阪府枚方市町楠葉1丁目5-1
婦喜屋ビル 3階
〒573-0032
大阪府枚方市岡東町14-44
雲川ビル 4階
〒572-0042
大阪府寝屋川市東大利町14‐6
丸喜ビル 3F
〒570-0026
大阪府守口市松月町2-19
松月ビル 3階