こんにちは！
武田塾宇治校です！
みなさんは「補欠合格」ってご存じでしょうか？
「補欠合格ってその大学に行けるの？行けないの？」
「補欠合格の繰り上がる確率はどれぐらいなのか」
知りたいけど聞くのは少しためらっちゃいますよね。
でも、知っておかないといざ自分が補欠合格になったら・・・
そこで今回はその補欠合格についてご紹介します！
武田塾チャンネルで動画の配信も行なっています！
該当する動画はこちらです！
【補欠合格とは】補欠合格はどれぐらい可能性があるか？確率は？
補欠合格とは
ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、補欠合格とは
「合格者の中から入学辞退者などが出た場合に、代わりに合格となる候補者」のことです。
補欠合格になっている場合は辞退者が出た場合に、
追加で合格になる可能性があるということです。
私立大学などは早期に合格を出すことも多く、その分辞退者も多くいます。
大学としても欠員は出したくないので、補欠合格を確保している大学は多いです。
ただし注意点として、補欠合格になった時点ではまだ正式な合格ではありません。
補欠合格が出るのはなぜか
大学受験をする人は必ず滑り止めを受験すると思います。
大学によっては滑り止めとして受験している人が多いケースもあり、
第1志望に受かった人が辞退をすればかなり多くの合格者の枠が空いてしまいます。
大学側は多くの人に入ってもらう方がいいため、
空きが出ないように補欠合格などの制度があります。
特に、私立大は国立大の発表後に多く辞退者が発生します。
そのため繰り上げ合格もこの時期に多く通知がきます。
どのように繰り上げとなるのか？
補欠合格が発表となるタイミングは、
正規の合格者と同じ大学もあれば、複数回に分けて発表される大学があります。
補欠合格の優先順位は、
成績が良かった順で追加合格とされていきます。
繰り上げ合格となった際の通知は大学によって異なります。
書面で通知する大学もあれば、インターネットのみで発表の場合もあります。
中には電話がかかってくることもあるそうです。
ネットや書面通知の場合は合格出来ていても自分で確認し、手続きを取らなければ、入学できません。
入試サイトを確認し、補欠合格者の繰り上げ合格の発表が、どのようにされているか必ず確認しましょう！
補欠合格の繰り上がる確率
明確に補欠合格者の何％が繰り上がって正式に合格になるか数字にするのはとても難しいです。
繰り上がる確率と繰り上がらない確率、どちらが多いかというと、
やはり繰り上がらない確率の方が多くなります。
各大学にもよりますが、補欠合格者が10名いた場合、
繰り上がるのは2～3名いればいい方で半分に満たない印象です。
補欠合格は「繰り上がったらいいな」という感覚で、
補欠合格になった人は落ちた前提で翌年の準備をしている人が多いです。
このように補欠合格の繰り上がる確率は低いので、
繰り上がることに期待したい気持ちはよくわかりますが、
状況に関係なく合格はないものとして、次の行動を起こしましょう！
補欠の発表は遅い
補欠合格者の繰り上げ合格の発表はいつ発表になるかわからず、
その発表は遅いケースがほとんどです。
滑り止めの大学に入学金などの振り込みや入学手続きを済ませた後に繰り上げ合格になるケースや、
下宿先を決めた後、浪人を決めて予備校の入学を決めた後などのケースもよくあります。
入学手続きや入塾手続きを済ませた後では、
そのお金が返金されないケースがほとんどなので注意が必要です。
また補欠合格しそうと期待をして、
塾、予備校への入学、受験勉強のスタートはそれを待ってから始める人も多くいます。
塾への入学はそれを待ってからでもいいと思いますが、
受験勉強は繰り上げ合格を待っている間に差がついてしまうので始めておいてほしいと思います！
行動が遅くなる
補欠合格の繰り上げ合格を待っていると行動が遅くなりがちです。
発表を待つことが目的になって、
特に何もしないでサボることになってしまうこともあります。
補欠は補欠です、決して合格ではありません。
行く大学が決まっておらず、受験がまだ残っている場合は、
補欠合格にとらわれずに勉強を続けましょう！
大学の名前は関係ない
補欠合格は、「大体みんな繰り上がる」、「半分以上は行ける」、というものではありません。
ですが大学の名前は関係ありません。
早稲田大学や上智大学で繰り上がったこともありますし、
逆に中堅以下の大学で補欠が出ても繰り上がらないこともあります。
大学がどうというわけではなく、
補欠合格自体がそこまで多く出ないというのは知っておいてほしいです。
結局は「その大学に行かない」と選択した人がどれぐらいいたかによって変わるからです。
補欠合格が多い年もあれば全くない年もあります。
予測ができるものではないので、数字はあまり参考にしない方が良いでしょう。
リミットは決めておく
いつまでに発表があるかを基準にして、
リミットは決めておいた方がいいと思います！
他の合格している大学の入学金の入金の締め切りなどの関係もあるからです。
補欠合格を待っていて、ほかの合格している大学の入学金の締め切りを過ぎて行けなくなったら、
意味がありません。
なので補欠待ちで大学に行けなくならないように、
期限をしっかり決めて、考えて戦略を決めましょう！
補欠合格は増えている？
最近では私立大学の補欠合格は増えていると言われています。
私立大学の定員厳格化、入試制度の改革などが要因と言われています。
都市部の大学へ学生が集中してしまっている為、
これを防ぐために私立大学の定員が厳格化されました。
大学側としては出来る限り多くの生徒が欲しいので、
定員に空きが出れば、最大限追加合格を出していたのが増えていると言われる要因です。
ただし追加合格者、繰り上げ合格者の数は、年度ごとにバラバラなので追加合格者の予測は出来ません。
やはりなるべく繰り上げ合格には期待をせずに、
自分の志望校のワンランク上の実力をつけると安心できると思います！
まとめ
補欠合格について、いかがでしたか？
合格といえども補欠は補欠・・・
残念ながら、やっぱり補欠合格は基本的に繰り上がらない確率の方が高いです。
なので過度な期待はしすぎない方が良いでしょう。
補欠だった場合は気持ちをしっかり切り替え、
発表があるまでは合格はないとみなして次の行動へつなげましょう！
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