こんにちは!
大学受験予備校、個別指導塾の武田塾 宇治校です!
入試本番がいよいよスタートする時期になりました!
皆さん最後の勉強の詰めは順調に進んでいますか?
苦手な分野の最終チェックや基礎固めをしっかりして入試に挑みましょう!
さて今回は英語の英文法でみんなが苦労しているテーマは何か?です。
今回参考にした武田塾チャンネルの動画はこちらです!
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是非活用してください!
【入試の英語対策】英文法で苦労するテーマは何か?
英語の英文法でみんなが苦労しておるテーマは何かを解説するにあたって、
英文法には初級段階と上級段階の2つの段階があります。
細かく分ければもっとたくさんあると思いますし、人によって得意不得意は分かれますが、
今回はこの2つの段階に分けて紹介したいと思います。
英文法で苦労するテーマ
初級段階 準動詞
初級段階の英文法で苦労する人が多いテーマは準動詞です。
ここで止まってしまう人が多くいます。
準動詞を理解することが出来ている人は、その後に続く関係詞などの文法事項もスムーズに理解できる傾向にあります。
しかし、ほとんどの人がこの準動詞を理解できず、その後に続く文法事項を理解できていないのが現状です。
その理由として、この準動詞自体の難易度が高いということが言えると思います。
準動詞とは動詞が塊をつくって名詞や形容詞になるのですが、そう言われても、
なんでそうなるんだろうとなる人が多いということが言えます。
その準動詞をどう理解すればいいのか。
まずこの準動詞で止まっている人は、
品詞というものを理解しようとしていない人が多いです。
そもそも形容詞は名詞の役割をする、名詞は文のSとOとCになることができる、
などの品詞の働きや役割を理解できていないのですね。
品詞は文法の基本であり、大学で英語以外の第二外国語を学ぶ際にも非常に重要な概念です。
これを読んでくれている人で名詞・形容詞・動詞・副詞の文中での働きや役割を理解できていない人がいたら、
自分が使用している参考書ですぐに復習しましょう。
品詞がわかっている人でも、
塊でその品詞になると言われると訳が分からないということになりがちです。
ここが多くの人がつまずく要因です。
実際に大学生でもこの準動詞がわからない学生が多くいます。
ほとんどの人が中学2年生レベルから止まっているということです。
中学2年生のto 不定詞が出てきた段階でつまずいている人が多いということですね。
さらに高校レベルまで行くと、
意味上の主語などが出てくるのでさらにわからなくなるという状態に陥ります。
品詞とは
ここで一応、品詞について触れておきます。
品詞は、むしろ古典のイメージの方が強いかもしれません。
古典読解に「品詞分解」が重要になってくるからです。
言語学者で神戸大学教授の岸本 秀樹先生は品詞をこのように説明しています。
私たちは,文という単位でひとまとまりの思考を表現する。
文は,いくつかの要素からなっており,いくつかの部分に分けることができる。
文を構成する語(単語)は,それぞれが果たす役割が決まっていて,
いくつかのグループに分けられる。
これが文法でよく言われる「品詞」である。
これは,英語の文法用語では一般に parts of speechと呼ばれている。
日本語の訳では「品詞」という,一見,むずかしいことばが使われているが,
parts of speechは直訳すると「ことばの部品」ということになる。
文法を考える時には,この品詞(ことばの部品)にどのようなものがあるかということが大きな問題となる。
このように品詞とは「ことばの部品」であるということが理解出来たら名詞・形容詞といった
品詞の種類もより明確になりますね。
ちなみに品詞の中でもイメージがつかみにくいのが副詞ですよね。
多くの参考書で副詞は、「副詞は名詞以外の形容詞・副詞・動詞・文を修飾する」
と書かれています。ややこしいのが国語文法(日本語文法)の副詞でこちらは
「自立語で活用がなく、主語にならない語のうちで、主として、それだけで下に来る用言を修飾する」
などと説明されます。
多くの受験生が副詞は?と聞かれると
「上手にとか、早くとか動詞にかかる(修飾する)」と答えるのですが
実際には日本語の副詞は名詞を修飾することもあります。
日本語学者で兵庫教育大学教授の菅井 三実先生によれば
細かいことを言うと,日本語では「副詞が名詞を修飾する」
という現象が見られます。その実例として「もっと右に行け」というとき,
「もっと」という副詞は「行け」ではなく「右」を修飾していると解釈されます。
というのも,直接の修飾関係でいうと「もっと行け」ではなく,
(行く方向について)「もっと右」と言っているからです。
このとき,「もっと」という副詞が「右」という名詞を修飾するという関係が成り立ちますので,
学校国文法では「副詞が名詞を修飾する」という記述が見られるのです。
このように日本語と英語の違いにも注目しながら勉強を進めていけると、より理想的ですね。
上級段階 否定(否定+比較)
上級段階つまずく点は否定です。
特に否定+比較の内容がつまずくポイントです。
二重否定や部分否定になると上級者でも読み間違えてしまいます。
ふわっと理解していて正確には覚えられていない状態で止まってしまっていることが原因です。
この否定の分野は参考書の後ろの方に載っているので、
その分野までたどり着けない人もいます。
読解ではこの否定は非常に重要になる分野です。
受験直前にチェックする
受験本番を迎える前に、先ほど紹介した準動詞、
否定+比較が整理出来ているかしっかりチェックしておきましょう!
準動詞の部分は早い段階でできておかなければならない範囲ですが、
入試前に確認する部分として必要な分野です!
使用する参考書
これらの分野をチェックする際に使用する参考書について紹介します。
この直前期、入試まで時間がない中で新しい参考書で習得するのは非常にリスクがあります。
なので今までに使用している英文法の参考書を用いてこの分野を固めましょう!
1冊終わらせるのではなく、特定の分野のみ勉強する場合は参考書を追加してもいいと思います。
ですがどちらかというと今までにやってきたことを復習する意味合いでも、
これまでに使ってきた参考書で固めるのをおすすめします。
まとめ
英文法でみんなが苦労している分野は準動詞と否定です。
特に準動詞を理解していないと文法問題を解くうえで非常に困ります。
否定も部分否定や二重否定など読解をする際に必要な分野です。
この2点は多くの受験生が苦労している分野なので、
受験前にはこの分野も含めて固めていきましょう!
新しく参考書を追加するのではなく、
今までに使ってきた文法の参考書を完璧にして入試を迎えましょう!
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