【日本史と政経】社会科目は日本史と政治経済どちらにするか？

こんにちは！

武田塾宇治校です！

受験生の皆さんはいかがお過ごしでしょうか？

文系の皆さんで悩む人が多いのが、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　社会科目の選択だと思います。

「覚える量が少ないほうがいい！」「内容が分かりやすいほうがいい！」といった風に思って迷うと思います。

実際に生徒からの質問もあったので、
今回は「日本史と政治経済のどちらを選択するか」についてお話ししたいと思います。

日本史・世界史・政治経済のどれを選択するか迷っている人はぜひ参考にしてみて下さい！

武田塾では、武田塾チャンネルで動画の配信も行なっています！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ぜひ参考にしてみて下さい！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今回の参考動画はこちらです！

【日本史と政経】社会科目は日本史と政治経済どちらにするか？

back-to-school-2941924_1280

まず前提としては、
点数を稼げるのは日本史、対策が楽なのは政治経済です。

しかし、政経は下地として中学校の公民の知識がないとつらいです。

2科目の特質の比較

日本史の特質

・膨大な量の暗記がある：日本史に苦手意識があるとつらいです。

・基礎は比較的簡単：中学や高校の授業での蓄積があれば基礎は比較的簡単に覚えられると思います。

・細かい知識が必要になる：早慶レベルを目指している人・社会で点数を稼ぎたい人は細かい知識が必要になります。

政治経済の特質

・覚える量は少なく、現実世界に即している：法律の判例や経済理論などの理解、時事問題や最新情報へのカバーも必要です。

・覚える量は少ないが、丸暗記では通用しない：実例や現在の状況を含めて答えるような応用を使う問題もあります。

・用語が難しい：法律・判例などの長い用語を取り扱うので用語は少し難しいものが多いです。

特質を踏まえて好きな方を選ぶ

この特質を押さえた上で好きな方を選んで下さい！

社会科目の選択は個人の興味なので自分が「こっちの方が好き！」「こっちの方が合ってそう！」と思った方でいいです！

科目ごとの得点率の差が気になる方もいると思いますが、不公平が認められる場合は得点調整が入り公平性が保たれるので気にしなくても大丈夫です。

暗記で何とかなるのは日本史

暗記(気合)で何とかなりやすいのは日本史・世界史です。

日本史か世界史の選択は興味が基準で問題ありません。

学校で習っているものにすることも理由になると思います。

日本史であれば基礎を身につけるまでであれば、
世界史よりも楽という面があります。

政治経済は量が少ない

政治経済は好き嫌いが分かれる科目ですが、
政治経済のメリットは覚える量が少ないことです。

だから楽と言われている側面があります。

ニュースや国会など時事関係の知識が蓄積としてある人にとっては、
更に覚える量が少なくなる可能性があります。

政治・経済はほかの社会科目に比べて圧倒的に暗記量が少ないのが特徴です。

世界史の冊数の多い参考書としては、
「これならわかる！ナビゲーター世界史B」①～④があります。

日本史の冊数が多い参考書としては、
「石川晶康　日本史B講義の実況中継」①～④があります。

政治・経済でそれに近い参考書を考えたときに、
基本的に例外はありますが講義の本を含めて1冊です。

政治・経済を1冊で勉強できる参考書としては、
「畠山のスパっとわかる政治・経済爽快講義」や、
「蔭山の共通テスト政治・経済」などがあります。

つまりほかの社会科目に比べて参考書の量が少なくなります。
内容的に1/4になるわけではありませんが、
参考書の数だけで言うと1/4になっています。

なので基本的に量が少ないと思って問題ありません。

9～10月から政治・経済を始めて関西大学や、
青山学院大学に間に合わせて受かっている人もいます！

受験科目で使えるのであれば、使った方が負担は減ると思います。

政経選択の注意点

受験する大学で選択できるか

注意点としては自分が受験する大学が、
政治経済を使って受験できるのかということです。

そもそも政治経済の選択が出来なければ、
政治経済を勉強する意味がなくなってしまいます。

龍谷大学を例にとると、
一般入試の前期日程は政治経済を選択することが出来ますが、
中期日程は政治経済の選択はできません。

このように日程によって選択可能か可能でないかも変わってくる場合があるので、
正確な情報収集が必要になります。

また、併願する予定の大学の受験科目もしっかりと調べておくことも必要です。

政治経済が受験する大学で使えるのか、
入試日程によって使える科目に違いはないかなどしっかりと確認しておきましょう！

用語が難しい

政治経済は勉強する量は少なめですが、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　法律や判例・機関などの長くて覚えるのに苦労するような用語が頻出してくるので、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　用語に関しては難しいものが比較的多いです。

政治経済で扱う内容は、
基本的に時事問題になるので最新情報を使うことが多いです。

なのでこういったことに興味がある人は、
比較的スムーズに知識を入れられると思いますが、
日頃から政治や経済に興味のない人・今までの蓄積がない人にとっては少し難しく感じるかもしれません。

日頃から政治や経済に興味がある人は政治経済を選択するほうがいい反面、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　興味がない人には時事的な要素や最新情報が取り扱われるので厳しいかもしれません。