こんにちは！
JR奈良線宇治駅から徒歩5分、京阪宇治線宇治駅から徒歩１5分の武田塾宇治校です！
この時期になると過去問などで英語の長文や現代文をやっている人も多くいると思います。
基本的に入試の英語や現代文は長文を読むことがメインです。
長文を読むためには、英語や現代文の基礎が必要ですが、
それは皆さんも分かっていると思います。
皆さんは、長文に取り組むとき、どんなことに気をつけていますか？
本当にそのやり方で大丈夫ですか？
一生懸命やっているのに、なかなか英語長文や現代文が上手くいかず、
苦手意識を持っている人も多いと思います。
そこで！
今回は長文を取り組むうえで、気をつけるポイントをご紹介したいと思います。
これを読んで少しでも参考になって、役に立てたら幸いです！
この記事では、基礎は一通り終わらせている前提で進めていくので中級者向けです。
英語長文・現代文で気をつけること
皆さんは英語の長文や現代文を読むのに苦労していませんか？
英語の長文と現代文は考え方ひとつで、読み方が劇的に改善されることもよくあります。
出来る人と出来ない人の差
長文を読むことが出来る人と出来ない人の差は、
・情報を見つけること
・情報を使うこと
これらをしっかりと区別できているかどうかです。
問題を解いた後に解答、解説を読んで、解答の根拠を探す人が多くいます。
解答の根拠を探すのはもちろん重要なことです。
しかし、重要なことは根拠を探すことではなく、
解答の根拠を探して見つけた後に、その情報をどう使って解くのかを考えることです。
情報の使い方が分かっていない人に多いのは、解答の根拠だけを理解して終わっていることが原因です。
情報のどこをどう使って正解に導くか
現代文や英語の読解で選択肢が並んだ時に、その情報のどこをどう使えば正解が選べるのかを考える必要があります。
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①選択肢の中から該当箇所を見つける ②その中の主語に注目する |
このように2つの段階を踏んで情報を整理します。
情報がどこにあるのかを探すのは難しいものではなく、解答を読めばわかるようになっています。
その情報から何を気にする必要があるのかを分かっていると、慣れてくれば設問を読んだ時点で判断する箇所がわかってきます。
情報の見つけ方は解説を読めば多くの受験生はできるはずです。
気にするべき部分が多くの受験生にとっては差になる部分です。
共通テストで露骨に差が出る
共通テストでは上記の差が露骨に出ます。
書いてあることは読めている、なんとなく話の中身は把握している、
それでもその情報で何をすればいいのかが分からないということになりがちです。
では、その差を埋めるためにはどんなテクニックを使えばいいのか気になりますよね。
結論から言うと、テクニックは必要ないです。
小手先のテクニックだけで解けるほど大学受験は甘くないです。
となると、どうすれば解けるように情報を整理できるようになるかですが、
問題が解ける人の考え方を自分に落とし込むほかありません。
文章の本質を理解するというよりは、文章を読むための情報の使い方は全員共通しています。
文章を読むための情報の使い方は参考書にも書いています。
「この問題が解ける人ならどう考えるのか」を日ごろから気にして勉強していきましょう。
広い範囲から根拠を探す
英語長文や現代文は広い範囲から根拠を探す必要があります。
つまりは下記の状況のことです。
・選択肢や該当箇所の中のどの部分を使うのか
・その情報をどう使えばいいのか
また、2行3行、1段落程度、該当箇所がある場合もあります。
その中から選択肢と本文を見比べて、結果として答えがどうなるのか、ここまでわかっていない人が多いと思います。
復習が甘い
過去問や難しい問題を解く際に、復習が甘くなっているケースがほとんどです。
解答・情報を見つけることで満足するのではなく、
その情報をどう使うのか、その情報を使って結果として答えがどうなるのかまで考える必要があります。
そのためには、日ごろの勉強で、毎回問題の解説を細かく読み、どのように情報を使えばいいのかを学習しましょう。
答えとなる本当の決め手になる情報を使うというところに意識を持っていきましょう！
根拠を探すときに考えるべきこと
解答の根拠を探している時点では、比較的大きな塊を取り出しているイメージです。
大きな塊を適切な形にして整えることが必要です。
適切な形にして整えることは、ゴールが分かっていないとできません。
これはどういうことかというと、
選択肢や設問をしっかり読んで、
・何を要求されているのか
・判断するためにどこを見比べる必要があるのか
・どの情報をどう使えばいいのか
これらを考えないといけないということです。
この考えるべきことはすべての勉強で共通しています。
これは社会に出てからも応用が利く内容で、
・用語しか覚えない
・周辺情報がなぜ大事なのかわからない
・紛らわしい部分を区別して覚えられない
ひとつでも該当する人は考え方を変えると一気に伸びます！
逆に覚え方や使い方を意識しないと、情報だけが頭に入っても使い方がわからない状況になります。
まとめ
最後に、今回のポイントをもう一度確認しましょう。
解答の根拠を探して満足してはいけません。
ただその問題の解答の根拠が分かったからそれで終わりとしていては、
他の問題で応用が利きません。
その情報をどう使って解くのかを考えることが非常に大事なポイントです。
そのため、普段の勉強で、ただ問題を解くのではなく、
「何を要求されているのか、判断するためにどこを見比べる必要があるのか、どの情報をどう使えばいいのか」
を考えて問題を解きましょう。
また、問題を解いて終わり、解答を見て解答の根拠が分かって終わりにするのではなく、
解説をしっかりと隅々まで読み、徹底的に理解する
ということを心掛けましょう！
復習のレベルを1段階上げて、見つけた情報を使ってそれを使うこと、
答えに至るまでのプロセスを固める必要があります。
長文問題では情報を見つけることと使うことを区別して、
答えの決め手となる情報を使う意識を持ちましょう！
以上のことを意識して、他の受験生と大きな差をつけよう！
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