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勉強できるできないをモチベーションに任せるのはまずい

こんにちは、皆さん。

今回は、モチベーションを上げたいと思っている方に向けたお話です。
モチベーションを高めるのが仕事のような私たちにとっては、「何を言っているんだろう?」と思われるかもしれません。
しかし、あえて辛口でお話しすることをご理解いただきたいのです。

受験直前に「モチベーションを上げてください」とよく言われることがあります。
そのような学生が浪人することもあり、「どうすればモチベーションを上げて頑張れるのか」と相談されることも少なくありません。
ここに実は、大きな落とし穴があるのです。

その落とし穴はどれほど大きいかというと、2メートルくらいの深さでしょうか。
頭まで埋まってしまう人がほとんどです。
このようなモチベーションの罠に、皆さんがはまらないようにするための話をしていきたいと思います。

 

モチベーションの罠
まず、なぜみんなモチベーションを上げたいと思うのかを考えてみましょう。
モチベーションが高いと、「よっしゃ、勉強やるぞ!絶対受かるぞ!」と思っている時は、確かに頑張れますよね。
だからこそ、どうやってモチベーションを高く保つかという話になるわけです。

しかし、残念なお知らせがあります。
モチベーションというのは、人間のメカニズム上、必ず上下するものです。
モチベーションがピーンと上がって、それがずっと高い状態で維持されることはまずありません
もしそんな人がいるとしたら、それは非常に稀です。
例えば、受験生100人を見て、その中に1人いるかどうかといった感じです。

そのような稀な例として、ものすごく早稲田大学に行きたくて、目覚ましの音を早稲田の応援歌にしているような子がいますが、そんな子はなかなかいませんよね。
大抵の人はそこまではいけないのです。
そもそも、ずっと高いモチベーションを維持するのは難しいのです。
モチベーションは上下を繰り返すものに依存していると、勉強にも波ができてしまいます。

では、どうやってその波を乗り越えるか、というよりも、モチベーションに流されないようにするかが重要です。
勉強だけでなく、例えば筋トレでも「絶対に筋トレを続けるぞ!」と言っても、3日間は頑張れても、その後続かなくなることが多いです。
食事制限でも同じです。「お米を食べない」「スイーツを食べない」と言っても、気づいたら食べてしまっていることがあります。

モチベーションが高いのは良いことですが、それが続かないという前提を受け入れる必要があります。
今、どんなにやる気があっても、それは絶対に続かないのです。
2週間後にはモチベーションが低くなっているかもしれません。
その前提を受け入れた上で、どうするかを考える必要があります。

 

勉強を習慣化しよう

モチベーションに依存するなと言われても、何に依存すればいいの?」と思うかもしれませんね。


モチベーションに依存せずに何に依存するか

実は、モチベーションに依存せずに勉強を続けるためには、習慣に依存するのが一番です。
モチベーションは一時的なもので、必ず上下します。
ずっと高い状態を維持することは難しいですし、それに依存していると勉強の波も大きくなってしまいます。

例えば、朝起きたら顔を洗う、歯を磨くといった習慣を思い浮かべてください。
これらは特に意識しなくても毎日行うことですよね。
勉強も同じように習慣化することが大切です。
つまり、「勉強しよう」と思わなくても、「勉強するのが当たり前」という状態を作り出すことです。

習慣化のメリット

習慣化の最大のメリットは、意思決定の負担が減ることです。
例えば、スティーブ・ジョブズは毎日同じ服を着ることで、「今日は何を着ようか」という決断を省いていました。
同様に、「今日は勉強しようかどうしようか」と悩むことなく、自然と勉強を始められる状態を作り出すことが重要です。

習慣化の方法

では、どうやって勉強を習慣化すればよいのでしょうか?以下のポイントを参考にしてください。

  1. 固定した時間と場所を決める:毎日同じ時間に、同じ場所で勉強することで、習慣が形成されやすくなります。
  2. 小さな目標を設定する:最初から長時間勉強するのは難しいので、まずは短時間から始めて徐々に時間を増やしていきましょう。
  3. 勉強のルーティンを作る:例えば、勉強を始める前に軽いストレッチをする、音楽を聴くなど、勉強の前に決まった行動を取り入れることで、自然と勉強モードに切り替わることができます。
  4. 記録をつける:毎日の勉強時間や内容を記録することで、自分の進捗を確認でき、達成感を得ることができます。
  5. ご褒美を用意する:一定期間続けられたら、自分へのご褒美を用意することでモチベーションを保ちやすくなります。

モチベーションではなく習慣に依存することで、勉強を継続する力を養いましょう。コツコツと毎日の勉強を積み上げていくことで、最終的には大きな成果につながるはずです。

 

習慣化のおすすめツール

勉強を習慣化するためのおすすめツールについてお話しします。
習慣化を助けるツールを使うことで、勉強を継続する力を身につけることができます。

まず、ツールの選び方ですが、具体的にはスケジュール帳がおすすめです。
例えば、以前にも紹介した「ノルティ」のスケジュール帳を使ってみてください。

スケジュール帳を使うメリット

多くの学生は、勉強時間や内容を記録するだけで十分だと思っているかもしれませんが、実は未来の計画を立てることがより重要です。
これが習慣化の第一歩になります。

スケジュール帳を使って以下のように計画を立ててみましょう。

  1. 未来のスケジュールを立てる:
    • 明日何時から何の科目を勉強するかを具体的に決めます。
    • 例えば、「明日の午後3時から数学を1時間勉強する」といった具合です。
  2. 行動を自然に促す:
    • 計画を立てておくことで、次の日に「勉強しようかな」ではなく、「午後3時だから数学を勉強しなきゃ」という風に、自然と行動に移しやすくなります。
  3. 振り返りと改善:
    • 予定通りに行かないこともありますが、その場合は赤ペンで予定を修正し、「なぜ予定通りに勉強できなかったのか」を振り返ります。
    • 例えば、「スマホをいじってしまった」のであれば、次からスマホを使わないようにする方法を考えます。
  4. 習慣化を促進:
    • これを続けることで、約2~3週間で習慣化ができると言われています。
    • 振り返りと改善を繰り返しながら、最適なスケジュールを作っていきましょう。

 

刈谷校でのエピソード

武田塾の刈谷校でのエピソードです。
とある日、セミナーを行った際に同じ話をしました。
その後、セミナーが終わったときには雨が降っていました。
すると、セミナーを聞いていた生徒たちが急に外に走り出しました。
何があったのかと思って見ていると、びしょ濡れのまま戻ってきました。
彼らはその間にスケジュール帳を買いに行っていたのです。

雨の中でスケジュール帳が濡れてしまっていたので、「大丈夫ですか?」と心配しましたが、「今日からスケジュールをつけて頑張ります!」と言ってくれました。
このエピソードを聞いて、私はとても感動しました。
こうしてすぐに行動を起こす生徒は、きっと1年後に合格報告をしてくれるに違いないと感じました。

実際に行動を起こすことの重要性を改めて感じさせてくれるエピソードです。
今この話を見ている皆さんも、ぜひスケジュール帳を手に入れて、今日から勉強の習慣を始めてみてください。
努力は必ず結果につながりますよ!

それでは、皆さんも文房具屋さんに行ってスケジュール帳を手に入れ、目標達成に向けて頑張りましょう!

 

バーチカル型手帳

スケジュール帳の選び方についてお話しします。
勉強の習慣化には、スケジュール帳が非常に役立ちますが、どんなタイプの手帳を選べば良いか迷う方も多いと思います。

スケジュール帳は本屋さんや文房具店で売られており、いろいろな種類があります。
自分に合ったものを選ぶことが大切ですが、受験生の皆さんには特にバーチカル型の手帳をおすすめします。

バーチカル型手帳のメリット

バーチカル型手帳は、時間ごとに予定を書き込むことができるタイプの手帳です。これにより、以下のようなメリットがあります。

  1. 時間管理がしやすい:
    • 何時から何時まで勉強するかを具体的に書き込むことができ、1日のスケジュールを視覚的に把握しやすくなります。
  2. 細かい計画が立てられる:
    • 勉強の細かい計画を立てることで、時間を無駄にせず効率的に勉強できます。
  3. 振り返りがしやすい:
    • 実際に勉強した時間を記録することで、計画通りに進んだかどうかを確認しやすくなります。計画と実績を見比べて改善点を見つけることができます。

バーチカル型手帳の使い方

  1. 毎日の予定を書き込む:
    • 朝起きたらすぐに、その日の勉強スケジュールを書き込みます。例えば、「9:00~10:00 数学」「10:15~11:15 英語」といった具合に具体的に書き込みます。
  2. 定期的に見直す:
    • 毎週末に1週間のスケジュールを見直し、必要な変更や改善を行います。
  3. 振り返りの時間を設ける:
    • 1日の終わりに、その日の勉強の振り返りを行い、計画通りに進んだか、何がうまくいかなかったかを確認します。

 

視聴者に伝えたいこと

習慣化すれば、モチベーションが高かろうと低かろうと、着実に成績を上げることができます。

手帳が習慣化に繋がる

手帳を使うことで、日々の勉強を計画的に進められます。
今回の動画を見て、手帳を買いに行こうというモチベーションが湧いた方もいるかもしれません。
そのモチベーションを着火材料として使いましょう。

モチベーションと習慣の関係

モチベーションは勉強を始めるための着火剤として重要ですが、それだけに依存してはいけません。
モチベーションは上下するものなので、それを保つための燃料として習慣が必要です。
習慣があれば、モチベーションが低いときでも勉強を続けることができます。

誤解しないで欲しいこと

モチベーションが不要だと言っているわけではありません。
むしろ、モチベーションは大切です。
特に、私たちのブログは皆さんのモチベーションを上げるために作られています。
ただし、モチベーションがないから勉強できないという状態にならないようにしましょう。

毎日の習慣としての勉強

習慣を作るためには、以下のような工夫が必要です:

  • 同じ時間に勉強する:毎日決まった時間に勉強することで、習慣が身につきます。
  • 手帳を使う:スケジュール帳を使って勉強計画を立てましょう。
  • 動画でモチベーションを維持する:勉強がうまくいかない時でも、私たちの動画を見て再びモチベーションを上げてください。

 

まとめ

皆さんこんにちは。

今回は、勉強を習慣化する重要性と、そのための具体的な方法についてお話ししました。

モチベーションと習慣の関係

  • モチベーション:勉強を始めるための重要な着火剤ですが、必ず上下するものです。
  • 習慣:モチベーションが低い時でも勉強を続けられるようにするための燃料です。

習慣化の方法

  1. バーチカル型手帳を使う:
    • 時間ごとに予定を書き込むことで、時間管理がしやすくなり、計画的に勉強できます。
    • 振り返りと改善を行い、最適なスケジュールを作りましょう。
  2. 毎日同じ時間に勉強する:
    • 決まった時間に勉強することで、自然と勉強する習慣が身につきます。
  3. 動画でモチベーションを維持する:
    • 勉強がうまくいかない時でも、私たちの動画を見て再びモチベーションを上げてください。

実際のエピソード

  • 武田塾のセミナーで、雨の中スケジュール帳を買いに行った生徒の話を紹介しました。
  • このように、すぐに行動を起こすことが習慣化の第一歩です。

最後に

勉強を習慣化することで、モチベーションに左右されずに成績を上げることができます。ぜひ、バーチカル型手帳を活用し、毎日の勉強を計画的に進めてください。努力は必ず結果につながります。

皆さんも、今日から新しい習慣を始めて、目標達成に向けて頑張りましょう!

 

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