こんにちは、皆さん!
今日は浪人生が春から取り組む、難しい数学問題に挑戦することについてお話ししたいと思います。
この時期、新たに浪人を決意した学生たちが、私たちの塾にも相談に訪れます。
彼らが取り組もうとしている問題集やテキストを聞くと、多くの場合、難解な問題に挑戦したいという意欲を感じます。
これは数学だけでなく、理科を含む理系科目全般に言えることです。
しかし、私から一言、警鐘を鳴らさせてください:浪人生の皆さん、難しい問題に挑戦し過ぎです!
武田塾での経験からも浪人生が難しい問題に取り組む姿勢を多く見てきました。
春の時期には、受験勉強の延長戦として、より難易度の高い問題に手を出す傾向があります。
しかし、浪人の春は、実は復習に最適なチャンスなのです。
なぜなら、受験までまだ1年あるわけですから、不合格だった原因をじっくりと振り返り、基礎からしっかりと固めるべき時なのです。
不合格の原因
不合格の原因は人それぞれ異なりますが、私たち教育者としては、学生たちにあえて難しい問題を選ぶよりも、基本に立ち返り、しっかりと復習することを強くお勧めします。
基礎が固まっていないと、いくら難しい問題に挑戦しても、本質的な理解やスキルの向上には繋がりにくいのです。
ですから、浪人生の皆さん、この春はぜひ、自分の苦手な部分や基礎知識の復習に時間を使ってみてください。
難しい問題に挑戦することも大切ですが、まずは土台をしっかりと固めることが、次の受験への成功への近道となるはずです。
武田塾は、皆さんの学習サポートを全力で行いますので、何か困ったことがあれば、遠慮なく相談に来てくださいね。
浪人生の大半が基礎力不足!
浪人生の大半が直面している問題、それは基礎力の不足です。
多くの人が、入試問題レベルまでカバーできる知識を持っていると思っていますが、実際には基礎力が不足しているのが現状です。
不合格の原因を振り返ると、多くの人が「難しい問題に挑戦する時間がなかった」「この大学の問題は自分には難しすぎた」と考えがちです。
しかし、実際には難しい問題を解く基本的な能力が欠けていたというのが、よくあるケースです。
例えば、夏まで部活に忙しく、その後残り半年間で学校の勉強に集中した生徒がいます。
結果的に数学の点数が足りずに不合格になった場合、「もっと難しい問題に挑戦しておけば…」と考えることがあります。
しかし、不合格の真の理由は、そこではないかもしれません。
多くの場合、高校1年生や2年生の時にしっかりと基礎を固めていなかったことが、本当の問題なのです。
3年間のうち、特に高校1、2年生の時期に基礎をしっかりと身につけることができていれば、受験期にもっと有意義な学習ができたはずです。
浪人生の皆さん
この点を深く理解して、基礎からしっかりと学び直しましょう。
難しい問題に挑戦することも重要ですが、それにはしっかりとした基礎が必要です。
浪人期間は、不合格となった原因を真摯に分析し、基礎力をしっかりと高める絶好の機会です。
この貴重な時間を最大限に活用し、次の受験で成功を掴み取りましょう。
高1・2の基礎に問題がある!
高校1年生と2年生の時期に基礎学習に問題があったことは、多くの生徒に共通する課題です。
たとえば、高校で配布された問題集や自分で選んだ参考書が中途半端に終わっていることはありませんか?
数列、確率、指数・対数の各分野を完璧に理解していますか?
これらの基礎が不十分だと、学習の後半で足を引っ張る原因になります。
多くの場合、時間が足りなかったと感じるのは、実は高校1年生や2年生の時期の勉強に関してです。
もし高校の初期段階から真面目に勉強していれば、数学の偏差値は70以上をキープし、問題なく合格できたはずです。
よくあるのが、「試験本番で大きなミスをしなければ、数学の成績は伸びるはずだった」という後悔ですが、実際には高校の初期段階での基礎学習に問題があったのです。
浪人して時間があるなら、不安な分野を克服することから始めるべきです。
基礎問題集や青チャート、典型問題の復習をお勧めします。
共通テストで90点以下を取った生徒は、特に復習すべきです。
90点や85点以下のスコアは、基礎がしっかりと身についていない証拠です。
もちろん、共通テストの形式に合わなかったという意見もあるかもしれません。
しかし、「形式が合わない」というのは、基本的には言い訳に過ぎません。
基礎力がしっかりとしていれば、どのような形式の問題でも対応できるはずです。
問題を見た瞬間に解き方が思い浮かばないのは、基礎の復習不足が原因です。
浪人期間を利用して、基礎を徹底的に見直しましょう。
数学の偏差値で言えば、62以下の生徒は復習を強くお勧めします。
どんなに高度な問題を解こうとも、基礎が不十分では根本的な解決にはなりません。
苦手分野をしっかりと克服し、基礎から再構築することで、数学の成績だけでなく、全体の学力も飛躍的に伸ばすことができるでしょう。
数学の基礎が完璧な人はいない!
数学の基礎を完璧に理解している人は実際にはいない、というのが現実です。
多くの受験生が、「自分の数学の基礎は完璧だ」と自信を持っているかもしれませんが、いざ具体的な問題、例えば数列の一般項の求め方、分数列の解法、ログの底の数を求める問題などに挑戦してみると、急に自信がなくなることが多いです。
このような状況が多いため、復習の重要性が際立ちます。
復習をおろそかにして難しい問題に挑戦することは、しばしば逆効果です。
基本に立ち返って、しっかりと基礎を固めることの重要性を再認識する必要があります。
特に春、つまり3月から6月までの期間は、基礎学習に集中し、その後夏ごろからより難しい問題に挑戦する計画を立てると良いでしょう。
基礎がしっかりしていれば、難しい問題に対しても柔軟に対応できるようになります。
基礎知識の穴を見つけて埋め、理解を深めることで、受験数学の問題を解く際にも、より効果的なアプローチが可能になります。
基礎学習は、決して時間の無駄ではありません。
むしろ、強固な基盤を築くことで、将来的に大きな成果を上げるための投資と考えるべきです。
そのためには、自分自身の理解度を正直に評価し、不安な分野や弱点を積極的に克服していく姿勢が重要です。
自己評価を高く持つことは良いことですが、過信は禁物です。
数学の学習は、常に謙虚な気持ちで取り組むことが成功への鍵となります。
基礎から徹底的に理解を深め、自信を持って難問に挑む準備をしましょう。
浪人生へのメッセージ
浪人生の皆さんへ、この春を迎えるにあたり、特に心に留めておいてほしいメッセージがあります。
多くの方が感じているように、浪人生活は確かに大きなプレッシャーとなり得ますが、それは同時に大きなアドバンテージでもあります。
なぜなら、危機感を持って春を迎えることができるからです。
春は、基礎を固める最後のチャンスとも言える貴重な時期です。
初めて受験を経験する1年目の受験生とは違い、すでに受験を経験し、その厳しさを知っている皆さんにとって、この春は大きな差をつけることができる絶好の機会です。
多くの浪人生が、最初は調子に乗って難しい参考書に手を出し、夏や秋になって基礎に戻るケースがありがちです。
しかし、それは時間的にもメンタル的にも大きな負担となります。
春からしっかりと基礎を固めることで、後々の学習がスムーズに進むだけでなく、心理的な安定も得られるはずです。
浪人という経験は、一見ネガティブに捉えられがちですが、これをポジティブな転換期と捉え、基礎固めにしっかりと時間を使うことで、確実に学力を向上させることができます。
初めての受験では味わえなかった、深い理解と確固たる自信を、この浪人期間で手に入れましょう。
最後に、浪人生活は決して簡単ではありませんが、この経験を最大限に活かして、次の受験に向けてしっかりと準備をしましょう。
この春、基礎からしっかりと学び直し、より強固な学力の土台を築き上げてください。
あなたの頑張りが、必ずや未来の成功につながることを信じています。
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