皆さん、こんにちは。
今回は、英語の参考書を使った際によく起こる失敗パターンについてお話ししようと思います。
英語の勉強で、なぜ成績が伸びないのか、どの部分でつまずいてしまうのか、その解説をしていきます。
参考書を買って使っている受験生は多いと思います。
しかし、全ての受験生が同じ方法で成績を伸ばすわけではありません。
では、何が問題なのか?
それは参考書の使い方が正しいかどうか、間違っているかに関係しています。
今回は、失敗しないために避けるべき典型的なパターンについてお話しします。
現代では、武田塾の情報だけでなく、参考書に関する情報も無料で広まっています。
どのように勉強すれば試験に合格できるかという情報は広く共有されています。
しかし、重要なのはそれをどのように活用するかです。
同じ情報を持っていても、受験に合格できるかどうかは、その情報をどのように実践するかにかかっています。
具体的な話題に移りますが、なぜ特定の参考書が評価されているのか、その理由を考えることは、参考書の効果的な使い方を理解する上で重要です。
使い方が明確になれば、ミスを減らすことができるでしょう。
英単語の失敗パターン
多くの人が同じ参考書を使用しているからと、ただそれを選んでしまうことがあります。
しかし、その参考書を効果的に活用できない場合もあるかと思います。
まず、英単語の学習に関して、我々がおすすめするのは、基本的な単語を網羅したシリーズ、例えばシステム英単語やターゲットなどです。
最近では、多くの学生がスパルタを使用していることもあります。
これらの参考書は一般的に良いものだと言えます。
しかし、問題はこれらの単語をどのように学んでいるかにあります。
1番の問題は、単に単語を見て覚えようとする方法です。
皆さんが好きなアーティストの曲を思い浮かべてみてください。
そして、その曲を0.5倍速で再生してみてください。
どうなりますか?おそらく、全く別の音楽に聞こえるかもしれません。
曲は一つ一つ独自のリズムやノリがあり、それを理解しないと楽しむことが難しいですよね。
英単語も同じです。
例えば、学校でよくあるミスパターンとして、単語を適切なテンポで学んでいない場合があります。
1年間かけて一冊の単語帳を終わらせることを目指して、単語を0.2倍速で学んでいるようなものです。
これでは効果的な学習が難しいです。
正しい方法とは、例えば武田塾の場合、1日に100個の単語を学び、1ヶ月で約1000個の単語を覚えるペースを設定することです。
このペースで学習を進めれば、高頻度で単語が定着し、、最初に覚える単語は実用度が非常に高いものとなります。
一方、テンポが遅い場合、1日に10個や20個の単語を学んでいるかもしれませんが、ターゲットの1から800までの単語を半年以上かけて覚えているかもしれません。
これでは効果的な学習とは言えません。
定期的に復習を行うことが、単語を覚える上で非常に重要です。
単語をただ覚えるだけではなく、
適切なペースで学習し、
復習サイクルを設定し、
スケジュールを管理して学習を進めていくことが、
最短で成功への道です。
英文法の参考書の失敗パターン
英文法の学習においても、注意すべきポイントがたくさんありますが、その中でも1番大事なことを紹介します。
英文法系の参考書として武田塾でお勧めしているものは、中学英文法の復習を含むものです。
これらの英文法の参考書は、使い方に誤っている場合が多いです。
これは、ただ答えを覚えているが、実際に理解していない場合が多いからです。
理解せずに答えを覚えてしまうパターンは、英文法においても同様です。
理解せずに反復的に問題を解いていても、最終的に初見の問題には対応できない可能性が高まります。
英文法も時間をかけすぎず、短期間でしっかりと理解し、ポイントを繋げて学習する必要があります。
具体的な期間としては、1ヶ月で終わる参考書もありますし、ポラリスやネクステヴィンテージ系なら、1か月から2か月でしっかりと学習できるでしょう。
もし苦労している場合、一歩手前から始めることを検討してみてください。
理解が不足している場合は、問題集を解くだけでなく、大岩などの講義本を読んで理解を深めることも大切です。
英文法の学習は、短期間を設定し、ペース感を持って進め、理解が不十分な場合は問題演習を行いながら理解を深めていくことが重要です。
自分自身で単元を説明できるレベルまで知識を深めることが目標です。
英文解釈の参考書の失敗パターン
英文解釈は、しっかり定着させるプロセスが欠けてしまうと、多くの受験生がミスをしてしまう領域ですので、注意が必要です。
英文解釈の参考書は良書がたくさんありますが、これらを本当に有効に活用できているかどうかが問題です。
英文解釈は、正しい参考書を使えばどんな人でもできるはずなのに、差が出てしまうことがあります。その理由を見てみましょう。
まず、避けるべきパターンとして、日本語訳の暗記が挙げられます。
学校の英語のテストで和訳を覚えて訳せるようになることが多いですが、これは初見力を求めているだけで、大学受験には全く役立ちません。
英文の構造やSV(主語と動詞)の関係、意味のポイントを理解し、日本語訳をキレイにするプロセスを学ぶべきです。
また、そこまでならなくても、解説を読んで何となく理解しただけで、実際に構造やSVを理解せずに問題を解くパターンもあります。
これでは初見の問題に対応できません。
もう一つのパターンは、構造は理解できているが、和訳をきちんとできていないケースです。
記号を振るなどのプロセスはできているが、訳すところまで行かない受験生が多いです。
構造を理解したら、日本語訳を自分で書き、意味を理解するまでしっかりと進めるべきです。
英文解釈は、和訳を覚えるだけではなく、構造や意味を理解し、問題の解き方を習得する必要があります。
和訳に偏りすぎず、構造と日本語訳の関係を深く理解することが、成功への近道です。
英語の長文の参考書の失敗パターン
英語長文は、解釈や読解力を鍛えるために非常に重要な領域です。
以下、失敗パターンの要点を整理します。
過度な解釈プロセスまたは記号の振りすぎ:
- 一部の受験生は、長文問題に過度な解釈プロセスや記号の振りすぎに集中しすぎます。
これにより、本文の意味を見逃すことがあります。
解釈プロセスと記号の使用は重要ですが、過度に依存することなく、本文の要点を見逃さないようにしましょう。
適切な参考書の選択:
- 英語長文のために適切な参考書を選びましょう。
参考書選びに迷ったら塾の先生に相談してみましょう。
良い参考書は、解説が充実しており、理解を深めるのに役立ちます。
長文問題集の使い方:
- 長文問題集を使う際に、問題をただ解くだけでなく、間違えた問題や難しい箇所に対してしっかりと対処しましょう。
間違えた問題がなぜ間違えたのかを分析し、それを克服する努力をしましょう。
文章の主題や要点の把握:
- 長文を読む際に、本文の主題や要点をしっかり把握しましょう。文章の中で何が言われているのか、どのような主張がされているのかを理解することが重要です。
音読の重要性:
- 英語の長文を音読することは、読解力を向上させるのに役立ちます。音読によって、文章のリズムや流れを感じることができ、理解力を向上させます。
英語の長文解釈は、総合的な力が必要なため、単語力、文法力、解釈力をバランスよく養うことが大切です。
また、間違えた問題や理解できない部分に焦点を当て、自己分析を行い、改善することが成功への鍵です。
まとめ
以下のポイントが重要です:
- 受験生としての意識:
- 正しい勉強法を実践し、高い意識を持ちましょう。
- 武田チャンネルのような情報源を活用して、効果的な勉強方法を学びましょう。
- 適切な参考書の選択:
- 適切な参考書を選び、それを使いこなしましょう。
- ルールズなどの信頼性の高い参考書を選ぶことが大切です。
- 自己分析と改善:
- 長文問題や難しい箇所に焦点を当て、自己分析を行いましょう。
- 間違えた問題の理由を理解し、改善に取り組みましょう。
- 音読の重要性:
- 英語の長文を音読することで、読解力を向上させましょう。
最終的に、正しい方法で適切な参考書を活用し、成績向上に取り組むことが成功への鍵となります。
素晴らしい勉強意欲を持ち、効果的な勉強方法を実践しましょう。
成功をお祈りしています!
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