皆さんこんにちは。 今回のテーマは、時間がない国公立理系志望のための共通テスト国語対策講座です。
国立理系志望の人は忙しい人が多いので、
共通テストの国語にもそこまで時間をさけないのではと思います。
そんな状況の中でもここだけはおさえておいて欲しいという点についてお話しします。
現代文
現代文はどうしてもそれまでの国語力に点数が左右されてきてしまうところなので、
時間をかけすぎない方がいいでしょう。
苦手だったらある程度覚悟しておく必要はありますが、
解く時の心構えなどでかなり点数が変わってきます。
必ず根拠を持って答えを選ぶのが大切です。
共通テストの現代文は基本に忠実にやっていけば国語が苦手だったとしてもわりと点数が取れるようになります。
理系の子たちはフィーリング感覚で選んでしまってる人が多いので
まずは1回根拠を探してみましょう。
「本文のここにこう書いてあるから3番が答えだよね」
という風に 本文に忠実な読み方を身につけてみましょう。
自分が意識してると思ったとしても、根拠が曖昧になっている人はよくいます。
選択肢を比べるという時に選択肢文同士の比較をするのではなく、
一字一句見ていって、本文にちゃんと戻ることが大切。
本文に戻って「あ、この部分はここに書いてあるな」と整合性をつけると良いです。
意外と直接同じ語が書いてあるものは結構引っかけだったりします。
なので同じ言葉が使われてるものに引っ張られない。
選択肢に丸とかバツをつけていって根拠を目に見える形にして本文と対応させましょう。
この作業をめんどくさがって「こっちっぽい」と雰囲気で選んでいると、正解しません。
これは英語でも使える話だと思います。
・必ず選択肢の内容を本文でちゃんと調べてみる
・「一致してるな」と確認する
というような勉強の仕方をしていってほしいです。
古文
古文の得点は、知識によって大きく左右されます。
この知識とは、例えば古文単語です。
特に、形容詞や形容動詞の理解が重要です。
形容詞や形容動詞の理解に重点を置いて勉強しましょう。
古文は難しいですが、何かを評価する場面では特に形容詞や形容動詞が頻繁に使用されます。
例えば、
「これが良いか悪いか」、
「素晴らしい趣きがある」、
「全くダメだ」 などの表現です。
これらの形容詞や形容動詞の意味を誤解すると、文章全体の意味が逆になってしまいます。
プラスとマイナスの両方の意味を持つ形容詞の理解が特に重要です。
例えば、「非常に良い」または「非常に悪い」という意味を持ち、
現代語でいう「やばい」と似たような使い方がされる単語があります。
このような逆の意味で理解すると、良い話が悪い話になってしまうため、注意が必要です。
古典文法においては、特に古文単語の意味と文法の理解が重要です。
敬語の理解も重要で、
敬語がどのように配置されているか、尊敬語なのか謙譲語なのかによって、文の意味が変わってきます。
動作の主体と目的語が誤解されると、文章の全体的な意味が変わってしまいます。
したがって、敬語の理解を完璧にし、文の主体と目的語を明確にすることが重要です。
理系の学生にとっては、国語の勉強量は文系の学生には勝てないため、
単語や文法の知識を詰め込んで点数を取ることが重要です。
敬語に関しては、特に識別が重要です。
これらを正しく識別することが、古典文法の重要なテーマです。
不安な方は、1ヶ月程度の復習で理解を深めることができるでしょう。
文章のストーリーを理解するには、登場人物を一つ一つしっかりと把握することが重要です。
古文のストーリーは複雑で長いため、特に共通テストでは注意が必要です。
名前の変更にも注意し、登場人物の関係を理解することが大切です。
また、登場人物の関係図を作成することを推奨します。
これにより、文章が整理され、読みやすくなるでしょう。
漢文
テクニックよりも知識でゴリ押しするのが良いでしょう。
漢文の知識とは、形と漢字の意味を理解することです。
良い教材はたくさんありますが、どれを使用しても、必要な知識は最低限抑えられています。
理系の学生はまず、このような教材で形と漢字の意味をしっかりと学ぶべきです。
漢文は、読めばわかるように、ストーリーが比較的単純です。
古文よりも理解しやすいと思います。
テーマは、親の素晴らしさや主君との絆など、決まっていることが多いので、読むのが難しくはありません。
選択肢で問われるのは、漢字一文字の意味を理解しているかどうかです。
物語や選択肢は、この一文字で変わってくるため、
日本語とは異なる意味を持つ漢字を正しく覚えることが重要です。
また、その漢字から連想できる現代語の熟語をいくつか想像するのも大切です。
現時点で形を覚えている理系の学生は少数派でしょう。
しかし、共通テストでは大きな得点になるため、勉強しておくことをお勧めします。
速習法を使用すれば、約1週間で終わることもあります。
過去の先輩で早い人は12週間で短期集中で学び、速習法で1週間ほどで10個のパターンを学びました。
これらを覚えれば、よく出るパターンは大体抑えられます。
また、中国語の語順を正しく理解することも大切です。
自然な読み方を身につけるには、ステップアップノートや学校で配られる教科書を使用すると良いでしょう。
英語と似た語順で、これを理解することで、問題を攻略できるようになります。
リズムで学ぶのも良い方法です。
主語と動詞の順序を知ることは、知識として役立ちます。
武田塾でおすすめしている教材や学校で教わることで、中国語の順序をしっかりと理解しておくことが、今の生徒にとって確実な学習方法だと思います。
時間配分
時間配分は以下のようにしましょう。
まず、古文、論説、小説の順で取り組み、最初の数分間でどれだけスピードを上げて解くかが鍵です。
現代文の方は時間がかかりがちなので、そこに十分な時間を残すようにしましょう。
具体的には、古文は10分から15分で、早い時は10分で終わらせます。
論説は20分程度で、得意ならば読めばすぐに理解できるでしょう。
小説は20から25分かけて取り組むと良いでしょう。
逆に、小説をさらっと読んで論説に時間をかけるタイプの人もいます。
現代文は時間をかければゆっくり読めるのですが、時間をかけすぎると後で点数が取れなくなるリスクがあります。
得意なものは先に、苦手なものは後回しにするのが良いでしょう。
12月の国語の勉強は、評論や小説など部分ごとではなく、セットで80分でどう解くかという練習も重要です。
まずは基礎知識を身につけ、次に部分ごとに得点できるようにし、
最後に全体の時間配分のシミュレーションを行うことが大切です。
まとめ
国語は積み重ねやセンスが重要と言われがちですが、共通テストにおいてはそれ以外の部分、
例えば知識や読み方を重視することが重要です。
これを実践すれば20点から30点の伸びは間違いないので、試してみることをお勧めします。
今からでも諦めずに国語の勉強を続けてみてください!
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