今回の記事では、共通テスト対策の数学勉強法についてご紹介します。勉強編と準備編の2つの部分に分けてお話ししていきます。
① 共通テスト数学を甘く考えない
共通テストの数学は、単に2次試験の勉強だけで済むと考えるのは甘いです。
実際、国立大学でも共通テストの数学で苦戦する学生は多いです。
記述模試や国公立大学の数学とは異なり、共通テスト数学はスピードが求められます。
たくさんの問題を迅速に解く必要があります。
したがって、しっかりと対策を立てなければ、高得点を取るのは難しいでしょう。
これは例えると、サッカーとフットサルのようなもので
類似点がありますが、要求されるスキルには違いがあります。
② ゆっくり思い出しながら解かない
ゆっくり思い出しながら問題を解くことは避けましょう。
共通テストでは、思考力だけでなく、即座に答えを導くスキルが求められます。
基礎力が十分でないと、難しい問題を解くのは難しいです。
計算や公式の暗記だけでなく、問題を迅速に解く訓練も重要です。
基礎問題については、思い出しながら解くことはリスクが高いです。
共通テストでは、問題を見た瞬間に解答方法が明確になることが求められます。
思い出しながら解いてしまうと、スコアが低くなる可能性が高いです。
③ まんべんなく対策しない
対策をまんべんなく行うのはNGです。
分野ごとに集中的に対策を立て、大問ごとに取り組む戦略がおすすめです。
分野を広く浅くカバーするのではなく、特定の分野に焦点を当てましょう。
共通テストでは、分野ごとに点数の差が出ることが多いです。
得意な分野を早く克服し、その後に弱点を補強していくのが効果的です。
目指すのは、全体的に7割の正答率を維持することです。
また、計算式や図の整理をきれいにする練習も重要です。
見やすく整理された解答は、ミスを減らすのに役立ちます。
④ 計算式が汚い、図を書かない
計算式が乱雑だったり、図を書かなかったりするのは避けましょう。
共通テストでは、解答用紙を使いこなす能力も求められます。
計算式が乱雑だと、見間違えたりミスが発生しやすくなります。
また、図やグラフを丁寧に書くことで問題の理解が容易になります。
図やグラフは、解答を確認する際にも役立ちます。
正確な計算式と整理された図は、スコア向上に寄与します。
⑤ わからない問題に時間をかけない
わからない問題に時間をかけるのは避けましょう。
共通テストでは、時間が限られています。
わからない問題に時間を費やすと、後半の解ける問題を放棄してしまう可能性が高まります。
徹底的な完璧主義や真面目さは、かえって時間の無駄になることがあります。
できるだけ問題を飛ばして、後で戻って解く戦略を取りましょう。
共通テストの数学対策は、十分な準備が不可欠です。
準備が整ったら、時間配分や計算式、図の扱いに注意を払い、本番に向けて練習しましょう。
共通テストの数学対策は大変ですが、計画的な勉強と効果的な戦略を取ることで、
高得点を目指すことができます。
しっかりと準備をして、自信を持って試験に臨みましょう。成功を祈っています!