ブログ

【タイプ別】この時期からの共通テスト&2次試験対策!

国公立別共通テスト2次試験対策
この秋の時期、国公立志望の、特に理系の子たちが悩んでいます。
どこまで二次試験の対策をして、
どこまで共通テストの対策をすればいいのか、
何月から切り替えた方がいいのか、
この辺りめちゃくちゃ悩むと思います。
今日はこれを話していきたいなと思います。

2次試験重視型
共通テスト2次試験の比率が1対1型
共通テスト重視型

この3パターンに分けて話をしていきたいと思います。
2次重視型の方が志望校別のレベルが高くて、
共通テスト重視型の方が比較的偏差値の低い大学が多いかなという感じです。

2次試験重視型
2次試験重視型はいつぐらいまで2次対策しても大丈夫でしょうか?

教科によりますが、12月に入るまでは2次試験の対策をしてていいと思います。
具体的にあげると、東大もだいぶ2次重視型ですよね。
点数配分も「共通テスト:2次試験=110点:440点」で、大体1対4なので、めちゃ2次重視型です。
東京工業大とか阪大の理系とかも2次重視みたいなイメージがありますね。
本当にレベル高い理系の大学は2次重視なわけですが、
その辺は11月いっぱいぐらいまで2次対策をめちゃくちゃやっていいです。
トップの大学を受ける人っていうのは、共通テストの内容っていうのは普段の勉強でカバーされているといっていいです。

もちろん形式は違いますけど、基本的な知識とかは大体はカバーされてるので、
共通テスト向けにチューニングするだけでいいかなと思います。
ただ、教科によって違ってくると思います。傾向がまた全然違いますからね。
国語とか社会科目っていうのは、共通テストだけの人も結構いると思うので、
共通テストが近くなったから12月からそれだけやるってことではなくて、
秋に入ったらすぐコツコツと積み重ねていくっていうのが必要な教科になってくると思います。
12月になってから急に
「覚えてない、やばい、古文単語覚えるぞ」
とかだと、結構もうタイムリミットです。


社会など選択が多いと思われがちですが、
これも12月からNOタッチで始めるのは無理だと思われます。

ではいつぐらいからやっておけば良いかというと、
理想は夏からですが、10月です。もう今がタイムリミットなんです。
1日に3時間も4時間もやらなくていいと思うので、
1時間とか2時間とか少しだけでも時間を取って追いついていくようにしましょう。

12月に入ったら過去問演習を含めて少しずつ増やしていく、そんなイメージです。
もちろん共通テストならではのあの分量といろんな形式で聞かれるのは慣れておいた方がいいので、
英語も少し早めから始めといた方がいいです。

しかし、がっつり共通テストだけの対策をするっていうのは12月からだよ、という風に思ってもらえたらと思います。

共通テスト2次試験の比率が1対1型
続いて、2次試験と共通テストの比率が共通テスト:2次試験=1:1型、1対1の大学について
1対1だと共通テストの方が点数が取れると思うんですよね。
なので、共通テストでいかに得点を取っておくかという点で、
2次試験でどれだけ余裕を持って合格できるかというところが変わってきます。

受験直前になって共通テストが悪かったとすると、
どうしても志望校を下げようかなって思う人とか、
この点数では厳しいんじゃないと思って、
メンタルが少し落ちてしまって2次の勉強を手につかなくなったり。
そういう風になっちゃう人もいるんですよね。

なので、1月に共通テストを受けて、その後自己採点をして
そこから共通テストリサーチってのを出すんですよね。
それは今までの模試と違ってもリアルな点数だから、
それで「合格可能性D判定です」とか「E判定です」とかって言われたら、
いくら数学とか理科とか2次に自信あって逆転するぞと思ってても、
判定が悪かったらメンタルも苦しい。そこで志望校を下げる子も多いです。

実際の過去の先輩の受験の時にも、
判定が悪かった人はやっぱり先生と面談をしたり、
あと結構空気がどよんとしていて、
結構もうすごく悩んでました。
その時のこう気持ちっていうのは結構深刻になりがちです。
受験直前のメンタルは逃げ切り型の方が安心できると思います。

そもそもその共通テストと2次の配点が1対1っていうことは、
同じ重みの1点なわけですよね。
それで2次の問題で1点とるより簡単とは言わないですが、
共通テストの対策して稼いでおいた方が後々楽です。
一点の取りやすさが結構違うと思います。
共通テスト2次1対1型の人は
基本共通テストを逃げ切るつもりで重視してやっていってもらえたらなと思います。
ただ、数Ⅲの勉強とか化学とか重要問題集やりたいとか物理もやりたいとか色々あると思うので、
どこで切り替えるかってのは結構難しいと思います。
例えば
「12月に入ったら完全に共通テスト対策しかしない!」
って思ってる人もいるかもしれないんですけど、
0か100かじゃなくていいと思うんですよね。
数Ⅲで感覚が鈍ってしまったら困るので、1週間に何回はやるとか、
全部の勉強時間の20%は2次に使うとか、
そんな感じで全部共通テストにつぎ込む必要はないと思うんですね。
なので、そこは結構柔軟に考えて欲しいかなとは思います。
おすすめは11月からは共通対策メインがいいかなと思うんすけど、
11月末に共通テストプレ試験があるので
そこでちゃんと結果出せるようにしてほしいです。

例えば
古文単語とか
漢文の文法とか
地理とか
そういうのがまだ終わってない人はもう急いで
タイムリミットが迫ってる
のでやってほしいなと思います。

共通テスト重視型
共通テストと2次試験の配点を比べて、共通テストの方が比率高い人。
秋、つまり今もう共通対策をちゃんとやった方がいいです。
数Ⅲの難しい問題やる前に先に
共通テスト対策をちゃんとして、マーク模試などで取れるようにしときましょう。
共通テスト重視の大学だと2次試験でそこまで難しい問題って出てこないと思います。
例えば数学だったら共通テストに向けた数1数2の勉強をしっかりとすれば、
そこで培った力が2次での数1数2にも使えると思うんですね。
なので、共通テストの対策しっかりやることで2次もある程度力がつくと思うので、
早めに共通テスト対策に取り組んでほしいなと思います。

まとめ
国公立の受験対策は大学や学部によって大きく異なります。
自身が志望する大学の特性を理解し、効果的な勉強方法を見つけることが成功の鍵です。
上記の対策を参考に、自分に合った勉強プランを立ててください。

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる