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【閲覧注意!?】1日12時間勉強してても落ちる人の特徴

今回は、12時間勉強しても落ちる理由を3つ選んでお話しします。
12時間勉強して落ちるなんてあるのでしょうか。
みなさんには知ってもらわないといけませんし、君たちにはそうなって欲しくない。
そんな思いを込めて、今回話していきたいと思います。

毎年、受験相談、特に2月末から3月くらいに、「浪人します」と言ってくる生徒がいますが、
その子たちの話を聞いていると、
「勉強時間は12時間しました。」
「13時間しました。」
「14時間していたんですけど、それでも落ちました。1年間頑張ったのに落ちました」と言う子が、すごくいます。
なぜ、12時間もやっているのに?
今回はそんな理由を3つ、君たちに伝えますから、合格を手に入れてほしいと思います。
ということで、早速始めていきましょう。

1. 無計画
1つ目が、無計画に勉強することです。
どういうことかと言いますと
志望校の入試の日は分かりますし、
そこに向けてどんな勉強を進めていけばいいかというのは、
本来、その目的があって、現在値があるわけです。
これを逆算してみないと、見えてこないわけですね。
にも関わらず、
「今日はとりあえずおすすめと言われてこの参考書をやってみよう」とか、
「とりあえず、じゃあ、この1週間この参考書をやるか」という感じで、
その先はあまり考えていません。
漠然としてしまっているみたいな、無計画な状態です。
12時間勉強しているのは良いのですが、
やっている中身が武田塾のルートのような概念ではなくて、
手当たり次第、目についた順にやっていくみたいな感じです。
それをやらなくてもいいものもあるし、その分、単語をやりすぎだし、という感じです。
そういう風にやると、好きなことばかりやってしまいます。
好きな科目ばかりやった結果、その科目は伸びるかもしれませんが、
本当に伸ばさなければいけない、嫌いな苦手なやりたくない科目に時間を使わなかった結果、
うまくいかないことがありますね。

戦略が大事で、その戦略を適切に組むためには計画が絶対に必要です。
計画があるからこそ、しっかりと君に適切な戦略を立てていけるわけですね。
ということで、どんなに頑張ったとしても、無計画だとここから2ヶ月後、3ヶ月が経った時に、
「合格できますか」と言った時に、全然検討もつかないという状態になってしまいますね。
ある程度の計画性があって、1ヶ月後にこれをやるのでこのくらいのレベルに達するというのがあれば、
確実ではないにしても、「それなら大丈夫、そのまま頑張っていこう」という話はできるわけですね。
ざっくりとした方針くらいは計画を建てるのが苦手な人でもそれくらいは必要ですよね。

あと難しいのが、スランプを考慮することです。
受験生は、まさにこれから受験する子なので受験は未知のものですね。
未知のものだから、これは避けられない部分もあるのですが
基本的に過去問演習とかに入ってくると、
思ったように取れないし、なかなか伸びないなという時期が来ることがありますね。
もちろん、それはないように、スランプは基本無いという話をしています。
それはなぜかと言いますと、課題が明確であれば、君が何をすればその課題が解消できるかというのが分かっているからです。
スランプとは、まっすぐ伸びもしないし、下手したら下がるなんてことは、
理論的にはありえないというスタンスではあるのですが、
どうしても、受験これからという子は、そういう時期も入るということを考慮した上で、
できる限り計画を立てていくというのが大事になります。
つまり、余白を作るというのも、大事な戦略の1つになってくるということです。

2.非効率
2つ目は、非効率な勉強です。
非効率な人は、12時間やったとしても
効率がいい人の半分の生産性しかなかったら、実質6時間ですから、
それでは受からないところがあります。

逆に言うと、逆転合格する子のパターンとしては、出遅れていたけれど、
効率がいいから、同じ12時間を勉強したとしても、効率が悪い子の2倍の効率を出せているということです。
他の子にとっては、1日12時間なのですが、
その子は24時間分の勉強を進めていたということです。
それは、2倍のペースだから、例えば半年しか受験期間がなかったとしても、
他の子が1年分の効率で勉強できていたとなれば、これが逆転になっているわけです。
効率をいかに高めていくか、この意識はあらゆる場面で持ってほしいと思います。

1つの科目を取っても、勉強の順番だったりで効率が全然変わってきますし、
どんな参考書を、どのタイミングで使うかでも、効率は変わってきますし、
日々の生活の中でも、いかに効率よく学習を進められるかという、
時間の問題とかも出てきます。
集中力とかも関係していますよね。
例えば、午前中だったらこの科目をやろう、
寝る前だったら暗記科目をやろうとか、
どの時間に何をやるかという効率もあるし、
眠くなって集中できないとかで、効率が落ちてしまうというのも防ぐとか。
防ぐためには、食を変えるのか、睡眠サイクルを変えるとか、
そういった話が色々と出てきますね。
基本的には、朝の方が集中力が高く、夜は低いので、
このどの時間帯でどの科目をやるのかは、結構大事ですよね。
しっかりと集中力を使って、がっつりやらないと、
効率が上がらない勉強というのは、
ガソリンがいっぱい余っている午前中とか、昼くらいまでにやっておいて、
最後の方はそこまでめちゃめちゃ集中力がなくてもできる、割とシンプルなもの暗記系が多いと言われると思います。
単純に、同じ勉強の内容だとしても、
どの時間帯にやるか、どのくらいの集中力でやるかによって、
1日の効果、効率というのは変わるのではないかと思います。

3.独善的
3つ目は、独善的になることです。
独善的とは、「他の人に構わないで、自分だけが正しい」と考えることですね。
これが、受験生にどういう風に当てはまるかという話なのですが、
基本的に今言ってきたような話、全部に結構通じるところがあります。
例えば、さっき計画が大事だという話になったんですけど、
なぜか、「計画なんて必要ないよ。今、目先のことに集中することが大事だ」という感じで、全然聞かない。
自分はコースを突っ走って、そのまま行ってしまうことですね。

それ以外にも、本当によくあるのは参考書が当てはまりますね。
どういうことかと言いますと、基本的には見てくれている方がルートの参考書を使ってくれているんですけど、
そこに異質なものが混ざってたりすると、君が最短で受かるために考えた時に、
「その参考書本当に必要か?」とか、「こっちを使った方が君に合ってるよ」というパターンが結構あるんですよ。
実際に、浪人が決まって受験相談に来てくれた子の使ってた参考書とか、
順番とかを見てくと、必ずどこかに変なところが必ずあります。
プロの目線でいくと、なので、少なからず何か改善の余地があるとは思いながら、
自分の計画とは向き合ってほしいなと思います。

塾のシステムとして、毎週軌道修正して
長期計画に基づいて、ずれてたらずれを修正しながら進めていくわけじゃないですか。
その全部を受験生1人でやるみたいなことって、大変だろうなと思います。
実際大変なんですよね。
自分がなぜそれを使うのか、これが理由があって、
それが他の人が聞いた時にも納得できる内容であればいいかなと思うんですけど、
自分でなんとなく、「こうだ」とか、「これがめっちゃ好きなんで」っていう単純な感情とかだけで判断しちゃうと、
大きなロスになるんですよね。
何と言っても、参考書1冊やるってなったら、1ヶ月かかったりとかするわけじゃないですか。
その1ヶ月を最適じゃないものに投下してしまっていたら、合格は遠ざかってしまいますね。

まとめ
ということで今回は、「12時間勉強しても落ちてしまう受験生の理由」を紹介してきました。
結局簡単に言うと、勉強というのは、量と質なわけです。
これは当たり前だし、みんな知ってると思うんですけど、
それを本当の意味で、高い水準で実践できているのかどうかというわけですね。
武田塾チャンネルとかを見て、自分の勉強をしっかり振り返る。
この計画、このやり方って本当に効率いいのかな?
同じことを他の人に半分の時間でできてたりしないのかな?っていうのを、
常に改善の余地を考えるってことが、こうしたことを防ぐことに全般通じるかもしれないですね。
自分が正しくできているかどうか分からないっていう子は、
ある程度の期間勉強してきた中で、どのくらい成果が出ているのかっていうのを振り返ってみてもいいかもしれないですね。
成果を出すのが目的なので、12時間やるってのはあくまで手段なんです。
ただ12時間やった結果、成果が出ていなかったら、その12時間は無意味なんです。
ということで、成果がちゃんと出ているか、今日何ができるようになったのかっていうことを、
1日1日振り返ってもらうことも、大切だなと思います。

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