上田校校舎長の岸上隆文です。
8月の夏を終えてここからいよいよ入試シーズン!!
「過去問を使っていかに効果的に勉強するのか」で合否が決まるといっても過言ではありません。
過去問で志望校対策を始めるべきこの時期、ちゃんと志望校の赤本(過去問集)の準備をしていますか?
中身を見て、「難しい」と愕然と感じる人も少なくないと思います。
でも、不安を増長させるために赤本(過去問集)を開くのではありません。
不安をできるだけ払拭して、ちゃんと受かる対策をするために開くのです。
過去問はやり方次第でいくらでも点数が上がるための方法があるからです。
できれば過去問集を上手に使いこなして、最高のコンディションで入試本番を迎えたいですよね!
そのための具体的な方法について今日はお伝えしようと思います。
1.出題傾向を分析し、慣れる
受ける大学によって様々な問題傾向があると思います。
①記述式の問題が多いのか、マーク式の問題が多いのか。
英語で言えば、文法単独問題があるのか、読解問題のウェート、速読力、文章レベル(語彙レベルや分野など)
国語で言えば、出題文のタイプ(評論・小説・随筆.etc)、記述問題の有無、漢字の書き取りの有無、文学史が出るのか、現古融合なのか古漢融合なのか、
歴史系で言えば、どの時代区分がメインなのか、文化史の割合、記述論述問題があるのか、
などなど。第1第2志望の傾向は過去10年くらいは見ておいたほうがいいと思います。
英作文がある場合には数冊の問題集がそれだけで必要になります。
12月や1月では間に合わないため、夏の間に遅くても、その問題集を始める必要があります。
また準備をしても突然傾向を変えてくる場合もありますが、
その場合みんな条件は一緒ですので試験場で焦らないための
準備としてのメンタルトレーニングを模試や自分で試験形式のテストをしてやっていきましょう!
2.問題レベルと自分の学力レベルの差を認識する
さて、傾向や出題レベルを確認できたら、次は何をするか。それは、
②現在の自分の学力レベルとの差を認識し、どうやってその差を埋めていくか対策を立てることです。
対策といっても、基本的には今まで自分が使用してきたテキストの該当箇所を復習することで足ります。
場合によっては受験校対策に特化した問題集などでさらに慣れ親しむことも必要ですが、基礎的なポイントの復習が足りていない場合が多いので、単語や文法のテキストや問題集を見返して行くことが成績アップの近道です。
これからの時期、特に10月になってからは、試験形式に慣れる以外の目的では、新しい問題集にどんどん
手を出すのはやめて、復習で達成度を高くすることで、乗り切る方がおすすめです。
直近の時期になると、より高度な問題集やテキストなどに手を出したくなりがきですが、そうすると
多くの場合は、中途半端で終わり力をつけられません!
これまでやってきたテキストを100%理解し暗記できているかを重視してください。
その上で必要な部分のみ新しい問題集に手を出すようにしてください。
3.(最初は)得点率や出来は気にしないこと
以上述べてきたように、過去問は今の学力と到達すべき学力の差を認識するためのツールに過ぎません。
また、問題を解きながら既にある知識を強化する、肉付けするものとしても有用です。
なので、最初に過去問演習での得点率や出来などは悪くてもあまり気にしないようにしましょう。
逆に出来が良かったとしても慢心せず、冷静に、今の自分に足りていないものを分析しましょう。
残りの期間、有意義な受験勉強をするためにも、この時期の過去問演習は非常に大切です。
志望校の過去問がまだ手元にない人は早急に入手してくださいね!
4.過去問の得点率を上げる方法
ここからは、過去問を手に入れたうえで、過去問の得点率を上げる方法として、
いくつか効果的な使い方を話していきます。
【使い方の流れ】
7月・8月・9月 達成度は低い段階
①まずは1年分を解き、答え合わせと解説確認をする。(最新の年の物以外)
ゴールをイメージし、出題の傾向を知る。今回の1.2の通りで、
自分が最終的にできるようになるゴールを確認します。
②ゴールに向けての勉強内容と進度を再確認しながら勉強する
①志望校に向けた必要点数分析と対策
志望校の合格には今何点足りないのか?
何をどうやったら、5点上がるのか?
例えば70点が合格で今40点だとしたら、5点上げるための方法を探します。
英語であれば
・長文の読む速度を上げるために長文の復習を毎日30分やり文章を読み込む。5点アップ
・わからない単語がないように、毎日単語を100個ずつ覚える。5点アップ
・時間内で解く練習をし、時間を計測し、早くなるための方法を考察する。5点アップ
などです。それを6個出して実行できれば、合格点にたどり着くわけです。
②必要点数に沿って、問題集のやりこむ時間や問題集を確定する。
その得点を上げるためには、どんな問題集をどれだけやりこめばいいのか?
ゴールをイメージできるからこそ、今やるべきことを明確にできます。自分一人で
わからない時は、学校の先生や塾の先生にも聞いてよりよい選択をしてください。
10月・11月・12月 ある程度の達成度になってきた段階
この時期になり、何度か似たレベルの過去問などをやっているようになったら以下のことを試します。
①時間無制限テストをしてみる
例えば80分の英語のテストならば、
「120分や160分かかってもいいから、何点取れるのか」を確認テストします。
そうすると「時間無制限での自分の今の力の最大値」がわかります。
もしもこの段階で合格点の70点がいけるならあと一歩!
「速度だけを上げればいい」ということがわかりますし、
合格点から遠い場合には、また「5点アップする方法」をあぶりだす必要があります。
そのように繰り返しながら、
合格するために必要な自分の勉強の確立をしていってください。
1月2月の段階
①実戦形式で本番と同じようにテストをしてみる
試験の順番を含めて、本番をイメージして行う。
さらには本番よりも試験時間を10分短くして解けるか?
試験本番の最低点+1割を目指して解けるか?なども大切な視点です。
前日、当日どのように過ごすか、なども具体的にシュミレートすることも必要です。
大学受験というのは、やらなければならない勉強量は決まっています。
やらなければならない量を、計画してみてください。
受験勉強ははやく取り掛かるに越したことはありません。
そして、自分の夢を叶えるために頑張ってください!
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