みなさん、こんにちは！
今回は、単語帳の難しい単語の暗記について解説していきます。
単語帳の前半の基礎レベルの単語を覚えて、
難しいレベルの単語に入ったけれども、なかなか覚えられないという人は今回の内容を必ずチェックしましょう！
単語帳の難しいレベルの単語とは？
難しい単語の暗記について解説する前に、
そもそも単語帳の難しい単語とはどの範囲のことなのかについて解説します。
武田塾では、
「システム英単語」
「ターゲット1900」
を主に推奨しているので、この2冊の難しい単語について見ていきます。
〈システム英単語の構成〉
1・2章 基礎単語 日大・共通テストレベル
3章 MARCH・国公立レベル
4章 最難関大レベル
5章 多義語
〈ターゲット1900の構成〉
1-800 日大・共通テストレベル
801-1500 MARCH ・国公立レベル
1501-1900 最難関大レベル
システム英単語であれば、3-4章、ターゲットであれば1501-1900が難しい単語になります。
難しい単語の壁
「システム英単語」「ターゲット1900」など単語がレベル順に載っている単語帳を進めていると、
基礎レベルの単語を終えて、
システム英単語の3章や、ターゲットの801以降の単語に入ったときに、
単語帳の進みにブレーキがかかってしまうという現象が起きやすいです。
このことを単語帳の「壁」と表現しています。
なぜ「壁」にぶつかるのか
システム英単語やターゲット1900の基礎レベルの単語は、
「高校の英語の授業で見たことある」といったように、どこかで目にしたことのある単語の数が多いです。
しかし、単語帳の難しいレベルの単語に入ると、見たことない単語がほとんどという場合が多いです。
そのため、全くの初見で単語を覚え始めることになり、暗記の負担がかなり増してしまいます。
これにより単語を覚えるのに時間がかかったり、完成度が低くなったりします。
「壁」にぶつかったときの解決策
①単語の時間を増やす
基礎レベルの範囲とは違い、
初見の状態から覚える単語が多いので暗記の負担はかなり増えています。
そのため、今までと同じ時間では覚えることができないでしょう。
まずは、単語にかける時間を増やしてみましょう。
難しい単語は、何度も周回していない状態のときには片手間では正直覚えられないと思います。
自分の家や自習室で、しっかりと単語に使う時間を確保してください！
②ペースを落とす
基礎レベルの単語の場合は、1日に100個を覚えていたかもしれませんが、難しいレベルに入ると暗記の負担が増えているので100個覚えるのはなかなか苦しいと思います。
そこで、1日に進むペースを落としてみるのも有効です。部活や学校行事などで時間が確保できない人や他の科目にも力を入れたい人にオススメです。
数を減らして丁寧に単語を固めていくようにしましょう！
③1周目は捨てる
基礎レベルとは違い、初めて出会う単語ばかりなので、いきなり完璧を目指すのではなく、見るだけの週を作ってみたり、何度も目を通したりするなど、見慣れる期間を設けてみるのも手です。
また、このときにただ単語の意味を見るだけではなく、発音を確認して声に出してみたり、例文を確認したりするようにしましょう。
他にも、単語のイメージ(映像・絵・光景)を頭に思い浮かべることも有効です。
基礎レベル以上に上記のことを意識して、工夫をして覚えていくことが大事になってきます。
ここまで、いくつか解決策を提示してきましたが、結局は数をこなさないと単語帳は完璧になりません。
今回紹介した方法を実践しながら、何度も繰り返しましょう。
難しいレベルだけを集中してやる期間を設けても良いです。
繰り返すうちに必ず染みついてくるはずです。
また、難しいレベルに入る前に、基礎レベルの定着度にも気をつけてください。
難しいレベルはそのレベルだけを集中して覚える期間を設ける必要があります。
そのため、難しいレベルの単語を覚え始める前に、
基礎レベルの単語を即答できるレベルまで持っていくことができていれば、
難しいレベルの単語を覚えることだけにより集中できます
今回のまとめ
英単語帳を進めていると、難しいレベルの単語を覚えるのに苦戦することが多い
＝英単語帳の「壁」
「壁」にぶつかったときの解決策
①単語の時間を増やす
②ペースを落とす
③１周目は捨てる
→発音してみたり、例文を読んだりして単語を見慣れる週をつくってみる
ただ、結局最後は数をこなすことが一番重要！
→工夫しつつも何度を周回して完璧を目指そう！
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