みなさん、こんにちは!
今回のテーマは漢文の勉強法についてです。
漢文は苦手意識が強い人が多いですが、国語の中では問題が易しく、勉強範囲も狭いので得点源にしやすいです。
ぜひ、今回の内容をチェックして、漢文を得点源にしてしまいましょう!
勉強のポイント① 勉強のスタート時期に気をつける
漢文は勉強のスタートの時期が大切です。
具体的な時期としては、古文の読解の勉強がスタートしてから漢文の勉強をスタートするのがおすすめです。
漢文は書き下し文にすると、古文の文章になります。
また、古文の文章は省略が多く、それを補いながら読んでいく必要があります。
つまり、古文の省略を補う力がついていないと漢文を読むのが難しいということです。
そのため、古文の読解の勉強がスタートしてから漢文の勉強をスタートするのが良いです。
勉強のポイント➁ まずは漢字の勉強から始める
漢文の勉強はまず、漢字の勉強から始めましょう。
漢文の漢字は現代語と違う意味を持つ場合もあるのでしっかりと勉強しておかなければなりません。
頻出の漢字はこの段階で押さえておくほうが効率的です!
漢字の勉強をするのにオススメの参考書は、
「漢文早覚え即答法 共通テスト対応版」の「これだけ漢字91」の部分です。
漢字を見て読み方と意味を言えるように勉強をしてください。
漢字のポイント➂ 返り点と再読文字、漢文の語順を抑える
漢文の勉強といえば、「句法」の勉強だと思いますが、
句法に入る前に、「返り点」「再読文字」を事前に勉強しておきましょう。
ここでオススメの参考書は、
「ステップアップノート10 漢文 句形ドリルと演習」です。
返り点が振ってある漢文を順番通り書き下し文に並べられるレベルまで仕上げるようにしてください。
また、この段階で漢文の語順についても抑えておいてください。
漢文は英語と似た語順になっています。(SVOC、VC)
これが分かっていると、白文に返り点を振る問題や白文を書き下し文に直す問題が解きやすくなります!
勉強のポイント➃ 句法を抑える
ここでようやく句法を勉強します。
そもそも、句法とは、「使役」「受け身」などの漢文の文法です。
「形を見て、意味が言えて、読み方が言える」
この3つを意識して句法を勉強してください。
オススメの参考書は「漢文早覚え即答法 共通テスト対応版」です。
入試の傾向として、句法に関する問題は、返り点や送り仮名が振られていない白文の状態で出題されます。
形を見つけたら、「漢字の読む順番」「送り仮名を踏まえた読み」「意味を言える」ようにしておくということが対策となります。
句法は何度も音読して覚えることが効果的です。いきなり問題を解くよりも、音読をして先に形を覚えてください!
勉強のポイント➄ 読解の対策をしよう
漢字と句法を身につけたら、いよいよ読解に入ります。
まずは「マーク式基礎問題集 漢文」などの易しい問題からスタートしてください。
読解の勉強ですが、
最初は何度か文章を読んで大体のストーリーを掴んでから問題を解きつつ細部を読んでいくという形をオススメしています。
読解の勉強で大事なのは復習方法です。
まずは自分で問題を最後まで解いて、その後、自分の読んで把握したストーリーと解説の訳を比べてみてください。
ここで、自分のは把握したストーリーと解説の訳がずれていないかを確認してください。
ずれてしまっていた場合は、どこでストーリーがずれてしまったのかを確認してください。
また、復習として、書き下し文を音読するようにしてください。
「漢文の読む順番」「言い回し」をリズムで覚えることができます。
これにより、白文を書き下し文にする問題の対応力が上がります!
〈補足〉
漢文のよくある構成
①具体的な出来事・エピソードから始まる
➁最後に①から学ぶべき教訓が出てくる
→問題では教訓が何なのかよく問われる
全体像を正しく把握すると漢文の問題は解きやすくなります。
勉強法のポイント➅ 漢詩の対策をしよう
漢詩は苦手な受験生が多いです。
漢詩の特徴は例えが多いことです。
当時の中国の状況が分からないと正確に読解ができないので、注釈を利用しながらの解釈が必要です。
また、前半に文章があって、その後に漢詩がある問題もあります。
このような文章は、前半の文章がかなりヒントになるので、前半の文章の内容を理解できれば漢詩は攻略しやすいです。
漢詩は、前の文章や注釈を利用して攻略するという意識で問題演習を行ってください。
また、漢詩の韻についての問題は、対策すれば確実に正解できます。
「五言絶句」「七言律詩」など漢詩の形や押韻のルールが問われる知識問題は100%正解を目指しましょう。
今回のまとめ
〈漢文の勉強のポイント〉
①勉強のスタート時期に注意
→古文の読解に入ってたからスタートする
➁漢字を覚える
→意味と読み方を答えられるようにする
➂返り点と再読文字、漢文の語順を抑える
→返り点の振ってある漢文を確実に書き下し文にできるようにしておく
➃句法を抑える
→音読をして「形を見て、意味が言えて、読み方が言える」状態にする
➄読解の対策をしよう
→解き終わったら自分の把握したストーリーと解説の訳を比較して、どこでストーリーがずれたかを確認し、音読
➅漢詩の対策をしよう
→漢詩は注釈や前の文章を活用して攻略する必要があるのでそこを意識して演習し、知識問題は100%正解を目指す
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