みなさん、こんにちは!
今回は英語長文の勉強法についてです!
大学受験の英語をやるにあたって、長文は避けて通れません。
逆に、英語長文をしっかりと読めるようになれば一気に合格が近づきます!
今回は解き方パートと復習法パートに分けて英語長文の勉強法を紹介します。
「英語長文を読めるようになりたい」という人はぜひ今回の内容をご覧ください!
英語長文の解き方
解き方① 時間をはかる
「今の実力では解けないから時間無制限でやりたい」という人もいると思いますが、
一旦問題集に書いてある制限時間で解いてみましょう。
時間内に解き終わらないことのほうが多いとは思いますが、
「時間を計らない」というのはナシです。
まずは、目標時間に沿って解いてください。
制限時間内に解き切ろうとするからこそ見えてくる課題があります。
また、制限時間内に解き終われなかった場合は、
制限時間が終わったからといって、すぐに解答を見ないようにしましょう。
(詳しくは解き方②で紹介します)
解き方② 最後まで問題を解き切る
解き方①で時間を計って、時間内に解き切れなかった場合、
タイマーをリセットして、
もう一度タイマーをスタートさせて最後まで解き切ってください。
「制限時間は20分だったけど、プラス20分かかって、計40分だった」
「だから2倍のスピードで解けるようにならないといけない」
というように課題に気づくことができます。
英語長文が苦手な人は、
長文に入ったばかりの段階では、なかなか時間内に解き切るのは難しいです。
そのため、時間内に解き切るということよりも、
正確に文章を読むということを意識しましょう。
自分なりに読める範囲で文章を読み、答えを推測する
という解答プロセスをしっかりと踏んでから答えを出すことが重要です。
(時間内に解き終わるために適当に選んで丸付けをするのはダメ!)
また、「あまりにも読めない」という場合は
英単語・英文法・英文解釈の勉強に抜けがあるか、参考書のレベルが合っていない可能性があるので注意しましょう。
解き方③ 丸付けのときは解答だけ見る
解き終わったあとすぐに、解説(答えの理由など)を読むのはNGです。
解答(正解)だけを見て答えが合っているかどうかだけ確認しましょう。
間違っていた問題は、
解説を見る前になぜその解答になるのかを考え、
参考書にあるような解説を自分で作ってみましょう!
この作業を挟むことで、
解答根拠を予測し考える癖をつけやすくなります。
(実際に英語長文を読むときは、なんとなく選ぶのではなく、解答根拠により正解をえらぶ必要がある!
解き方④ 解説を見る
解き方③で解説を作り終えたら、参考書の解説を読んでOKです。
解き方③で考えた解答根拠(答えを選んだ理由)と参考書の解説を照らし合わせて
正しいプロセスで解答できたかどうかを確認するようにしましょう!
また、解説を読むときは
解説だけをダラダラ読むのではなく、本文・設問・解説をセットで読むようにしましょう。
英語長文の復習法
復習法① 語彙の復習
英語長文の復習でまずやるべきなのは単語・熟語の復習です。
一番まずいのは、
自分の使っている単語帳・熟語帳に載っているのに意味が分からなかった単語や熟語があるということです。
単語帳や熟語帳の最後の方にある索引を使って、
意味が分からなかった単語が載っていた場合はすぐに覚えなおしてください。
また、
自分の持っている単語帳や熟語帳に載っていない単語については、
それらをまとめる用のノートを作って覚えるのがオススメです。
もし、
1行に分からない単語が3,4個もあるという場合は、英語長文に入れるレベルではないです。
しっかりと英単語を覚えてから英語長文に挑むようにしましょう。
復習法② 精読の確認
語彙の復習の次は精読ができていたか確認してください。
精読とは1文1文を正確に訳すことです。
適当な受験生あるあるなのが、
設問になっている下線部の文章だけ精読ができていたか確認するというパターンです。
設問になっていない文章の復習をしない受験生が非常に多いです。
そうではなく、
「全文を正確に訳せ!」
と言われたら訳せるように、
長文を読んでいる中で意味がうまく取れなかった文章は、
必ず解説を読んで、なぜ意味が取れなかったかを確認して知識や考え方の抜けを埋めてください。
その後、実際に訳してみてください。
上記のやり方を意味が取れなかった文章すべてでおこない、どの文でも精読できる状態にするようにしましょう!
復習法③ 内容を理解しよう
精読は1文1文を丁寧に理解していくことでしたが、
1文1文を意識しすぎて、
全体としてはどんな話だったのか理解できていない場合があります。
全体の内容を理解するためには、
復習のときに、パラグラフごとにメモを取って内容を整理するのがおすすめです。
これを続けていくことで、メモを取らなくても頭の中で段落ごとの情報を整理できるようになってきます。
復習法④ 解答根拠
正解の答えを選ぶ際に、
本文中のどこが正解の根拠なのかをしっかりと理解することが重要になってきます。
絶対にやるべきことは、
正解の解答根拠をピンポイントで指し示すことです。
「この辺りに書いてあった」ではなく
「この文に書いてる!」とピンポイントで指し示せないと、
「なんとなくこれが正解っぽい」
という理由で正解を選んでしまうため、正解率が安定しません。
また、不正解の理由も具体的に指し示せるようにしましょう。
「①は時刻が違うから×」
「②は本文の○○という情報と異なるから×」
「③は人物が違うから×」
というように、
なぜその選択肢が不正解なのかを理由付きで説明できるように解説を読んでください。
実際に問題を解いているときに理想なのは
答えの選択肢がすぐに見つかるということです。
そのためには、
正解になる理由、不正解になる理由のどちらとも分からなければいけません。
普段の勉強からこれを徹底することで、実際に文章を読んで設問に答えているときに、
自信をもって答えを選ぶことができ、正解率が安定してきます!
復習法⑤ 音読をする!
この音読は復習法①~④をしっかりやったうえでやるようにしましょう。
英語長文の復習において、
音読をやった人とそうでない人とでは、
受かる大学のランクが2つぐらい変わってくる
といっても過言ではありません。
入試は時間制限があるため、ある程度スピーディーに文章を読めるようになっておく必要があります。
音読を繰り返すことで読むスピードが上がり、制限時間内に解き終えれるようになります。
しかし、
音読はかなり大事ですが、
何も考えずにただ読んでいるだけでは意味がありません。
下のリンクから、音読の仕方について確認をしてください!
復習法⑥ 解き直す
復習法の最後は「解き直す」ということです。
しっかりと復習をして、
文章の内容や解答根拠を理解できたとしても、
それをもう一度自力で再現できるとは限りません。
野球に例えると、
「打てるスイングの仕方が分かった!」
とはいっても、試合で打てるかどうかは別問題です。
しっかりと練習をして、
そのスイングを実際にできる状態にしてようやく試合で打てるようになると思います。
英語長文もそれと同じで、理解しても、実際にできるかどうかは別問題なので、
実際に手を動かしてできるようにしなければいけません。
また、
2回目に解く問題ですらスラスラ解けない・満点が取れないというようであれば初見の問題は解けません。
英語長文の勉強をはじめて、いきなり点数を取ろうとする必要はありません。
一冊目は地獄を見るという人も多いです。
武田塾の2023年のルートでは日大レベルの英語長文は3冊の参考書を使いますが、
復習を徹底することで、
解答根拠を意識しながら読むことや段落ごとに内容を整理する力がついてきて
3冊目にようやく長文が読めるようになってくるというのが普通です。
復習の徹底具合が、英語長文を読めるようになるかどうかを左右すると考えてください!
今回のまとめ
英語長文の解き方
①時間を計って解く
→間に合わなくてもいいからとにかく時間は必ず計る
②最後まで問題を解く
→タイマーをもう一度スタートさせて、「制限時間よりも〇分オーバーしたからもっと早く読めるようにしなければならない」など課題を発見できるようにする
③解答だけを見る
→なぜその答えになるのかを自分で参考書のような解説をつくってみて、解答根拠を考える癖をつける
④解説をみる
→③でつくった解説と参考書の解説を照らし合わせる
英語長文の復習法
①語彙の復習
→単語帳に載っているものは索引を使って確認して覚えなおす。載っていないものはオリジナルの単語ノートをつくって覚える
②精読の確認
→下線部だけではなくすべての文で正確に訳せる状態にする。
③内容を理解する
→文章の全体像を掴めているかどうかが大事。パラグラフごとにメモをして内容を整理してみる
④解答根拠
→解き方③でできていない部分をできるようにする。また、不正解の理由も説明できるようにする
⑤音読をする
→スピーディーに文章を読めるようにトレーニング
⑥解き直す
→理解することと実際にできるかどうかは別問題。実際に頭と手を動かす!
今回の内容を動画で確認
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もしくはそれを超えるペースで宿題を出します。
ここでも1冊ずつやり方が明確に指定されるので、
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