みなさん、こんにちは！
今回は「英語過去問チェックリスト5選」
を挙げていきます。
受験生は受験終盤ということで
過去問に取り組んでいる人が
多いと思いますが、
「英語」の過去問は
何を意識してやっていますか？
英語講師の「もりてつ先生」目線から
チェックすべき項目を挙げていくので、
受験生の皆さんはできているかどうか
確認してみてください。
英語の過去問で必ず確認すべきポイント① 目標解答時間との差
①に関しては欠けている受験生が
本当に多いです。
ただ単に過去問を解くのではなく
大問ごとの目標時間を意識して
取り組みましょう。
過去問を通しての時間は
測っている人が多いですが、
大問ごとの時間を
メモしている人は少ないです。
解答時間を把握して
優先順位を明確にすることで
本番に向けて戦略的な対策が行えます。
〈間違った解き方〉
解答時間を無視して解いて、
正答率を出している。
このやり方で出た正答率は
本当の正答率ではありません。
目標時間内でどれほど正答できているかが
本当の正答率です。
受験本番を意識して
過去問を解くようにしましょう。
英語の過去問で必ず確認すべきポイント② 解答根拠がしっかり理解できているか
特に英語長文の内容一致や英文法などで
自分の解答根拠と解説が同じかを確認出来ていますか？
②は正解している問題に対して
理解できているかを確認しましょう。
正解している問題は
復習をしない場合が多いですが
本当に理解できているかが重要です。
適当に勘で正解していることがあるので
何を根拠に解答したかを復習時に
把握することが重要です。
〈過去問をオススメの解き方〉
過去問を解いている最中に
不安な問題に印を付けていると
復習しやすくなります。
英語の過去問で必ず確認すべきポイント③ 語句のチェック
解答根拠にかかわる語句以外でも
知らない表現などはチェックしておきましょう。
もちろん不要な語句や
二度と出会わない語句もあります。
しかしチェックリストを作成したり
英単語帳に書き加えておくことで
別の問題を解いていて
またその単語が出てきた際に
単語帳には載ってないけど
出題される語句だとわかるようになります。
単語帳に印やメモをしておくと
後々助かることがあります。
実際に大学の過去問で知らない語句を
洗い出すとかなりの数になると思います。
難関大であれば要らない単語もありますが
MARCHなどの典型的な単語の出題が多い大学を
志望する人は幅広く語句を押さえましょう。
本当になんとなくでいいので
「以前に出会った」と思った際に
メモしているのを見ると
記憶にすごく残るようになります。
〈おすすめのメモの取り方〉
単語帳の索引にメモをしておく。
索引にメモしておくことで
アルファベット順で見つけることが
できるので便利です！
英語の過去問で必ず確認すべきポイント④ 構文のチェック
正解の根拠に関わる部分は
チェックする人が多いですが
関係がない部分でも
構文が取れていない場合は対策をしましょう。
過去問を使って構文を確認する際に
SVOCが振られていないことがあるので
復習しづらいと思うかもしれません。
そういった場合は和訳から構文を
逆算できるかが重要になります。
逆算が出来ていない人が
すごく多いと思います。
実際に以下の文章でSVOCを振ってみてください。
Children and teens with access to tables and
smartphones at night don’t get enough sleep
and are sleepier during the day, whether or not
they use the devices, according to a new review.
（三重大学 過去問より一部抜粋）
そして以下の和訳から答え合わせをしてみましょう。
「新しい報告によると、夜にタブレットや
スマートフォンを利用できる子供や10代の若者は、
その機器を使っても使わなくても、十分な睡眠を
取れなかったり、日中に眠くなったりするという。」
いかがだったでしょうか？
修飾部分に騙されないように
SVOCを抜き出してみましょう。
こういったように日ごろから
分からない文は構文を取る癖を
付けておきましょう。
過去問にSVOCが振ってなくて
自分で考えてもわからない場合は
誰かに聞いてみても良いと思います！
英語の過去問で必ず確認すべきポイント⑤ ケアレスミスのチェック
特に英作文や和訳などの記述問題が
ある人はケアレスミスは要注意です。
単純に添削するだけでは漢字ミスや
「てにをは」ミスが多発しがちなので注意しましょう。
見直しの時に読み返して
日本語が成立しているかなどの
確認は徹底的にしましょう。
これを怠って本番で点数が
ガンっと引かれる人もいます。
他人に指摘されないと
ミスに気付かない人は多いので
客観的に自分の解答をチェックして
他にも間違えていないかを
確認することが重要です。
添削してくれる人がいれば良いですが、
本番ではだれも添削してくれないので
自分でミスに気づける力を養っておきましょう。
受験は１点またはそれ以下の点数の
争いになってくるので
減点されないように気を付けましょう。
英語の過去問で必ず確認すべきポイント まとめ
①目標解答時間との差
大問ごとの目標時間を意識して取り組みましょう。
②解答根拠がしっかり理解できているか
自分の解答根拠と解説が同じかを確認出来ていますか？
③語句のチェック
解答根拠にかかわる語句以外でも知らない表現などはチェックしておきましょう。
④構文のチェック
和訳から構文を逆算できるかが重要になります。
⑤ケアレスミスのチェック
漢字ミスや「てにをは」ミスが多発しがちなので注意しましょう。
以上の5つの過去問チェックリストの内容を
今後の対策に落とし込み志望校合格を目指しましょう。
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