入塾してからのSくんの様子
受験相談に来たときは正直半信半疑でした。
「南山大学に合格したいです!」と強い意志を持っていたSくんでしたが、
今までのSくんは高校では全くと言っていいほど勉強したことがなく中学生レベルの学力。
そのうえ今までゲームや趣味・娯楽に時間を費やし、勉強はつい最近始めたとのこと。
今まで全くやってこなかった、学習習慣のない状況で南山大学に合格できるのかと、そのうち心が折れてしまったり、誘惑に負けてしまうのではないかと心配の方が強かったです。
Sくんはそんな心配を吹き飛ばす勢いで勉強をし始めました。
「大岩のいちばんはじめの英文法」を使って勉強する際に、
どんなことでも全部気になったことは質問をし、解決をすることを心がけていたSくん。
英語はほとんどノンストップで突き進み、講師の指導を受けていくことで水を得た魚かのように実力が伸びていきました。
特に長文や英文解釈が大好きで、解釈の参考書を好んで使っては、私や担当講師に
「こうやって考えて訳したんですけど、合ってますか!」と添削をお願いしたり、
塾内で友人を作って、英文の解釈の問題で意見が割れて張り合ったりと、しのぎを削って英語の勉強を取り組んでいく姿が印象的でした。
一方で、国語や世界史は苦戦をした科目でした。
現代文は読解力が元々高かったこともありますが、文章読解のノウハウを身に着ける速度が速く、友人からコツを教えてもらうなどもしてメキメキと成長をしていきました。
ですが古文や漢文となると英語ほど興味のある科目でもなければ、覚えることも多かったり考え方が馴染みがなかったりで、よく後回しにしてしまう状態が夏ごろまで続きました。
ですが、塾内で友人ができたことがきっかけで、Sくんは吹っ切れることができました。
どの科目でも友人同士で結果を競うようになったこと、古文を楽しんで勉強するコツも身に着けることがようやくできたことで、苦手に感じていた科目との向き合い方も掴んでいきました。
世界史も英語や国語に比べて優先度が低くなりがちな科目でしたが、
やはり大きかったのは友人の存在と、Sくんは「取り組んだところなら絶対に学習の質が高い」という強みがあり、そのおかげで世界史も入試に挑戦できる実力がついていきました。
夏ごろには「やっぱり高いところへ挑戦したいんで同志社大学を目指します」
と宣言し、それも見事に達成してくれたSくん。
最初に出会った頃に比べて何倍にも成長したなと強く感じる生徒さんです。
そんなSくんの合格体験記をご覧ください!!
S.Hくんの合格体験記
武田塾に入る前の成績は?
入塾時期:2024年 2月
当時の成績:全教科 中学レベル
まず私は、中学2年生以降、勉強に全く触れてなく、英語はbe動詞と一般動詞の違いなども理解しておらず、単語なども、知識がほぼ0に近かったです。
国語も古文の知識は当然0で、現代文も適当に読んでいました。
社会も当然の如く、知識が0で絶望的な状態でした。
武田塾に入ったきっかけは?
大学受験をしようと思ったのが高2の12月で、勉強を何から始めればいいか分からない状態でYouTubeで検索して出てきたのが武田塾チャンネルでした。
細かく勉強法について解説していて、そのYouTubeを見て、武田塾は自分と相性が良いかと思い、なおかつ家から遠くないところにあったので、高2の2月に入塾しました。
武田塾に入ってから勉強法や成績がどのように変わりましたか?
武田塾は参考書で自学自習するスタイルで、分からないところをすぐに質問できるので、参考書で分からないところがあれば、すぐに質問していました。
いつも自分の質問に対応して教えてくれたので、安心して学習できました。
また、週に一度特訓があり、特訓の前の確認テストで8割を取らないと次の学習に進めないので、毎日宿題をやらないと、次に進めません。
確認テストのおかげで成績も安定して伸びたと思います。
また、成績が伸び悩んだ時は先生と相談し、伸びない原因を分析することで、解決しました。
自学自習の癖がついたのは、本当に大きな財産だと思います。
(担当の)先生はどうでしたか?
英語の先生も国語・世界史の先生もとてもやさしい先生でした。
英語の先生は、特訓中に一緒に英文を読んだり、私が分からないところがあれば、私が理解するまで根本からとても丁寧に説明してくれました。
また、英文を読む際のアドバイスや注意点なども教えてもらい、とても分かりやすかったです。英語が得意科目になったのは、この先生の影響が大きいです。
国語の先生は、私の勉強習慣が崩れかけていたり、中だるみしていた際に、メンタルサポートをしてくれて非常に助かりました。
私は、古文と漢文が苦手で、とても伸び悩んでいた際に、古文を読解する際のテクニックを教えてくれたり、漢文を一緒に読み、文の関係を解説してくれてとても助かりました。
世界史もこの先生のおかげで取り組みようになり、コツなども教えてくださり、最後まで、とても心配をかけました。
小泉先生も玉井先生も本当にありがとうございました。本当に尊敬しているし、感謝しています。まじでありがとね。
武田塾の思い出を教えてください!
まず私は、2月に入塾したのですが、6月くらいまで塾で会話するのが、先生方のみで、一人でとぼしく勉強していました。
夏に入る前に、二浪の人が話しかけてきて、そこから仲良くなり始めました。
私の武田塾内で初めての“友達”です。名前はS.Mくん。
S.Mくんと校舎の三階で休んでいると、もう一人の二浪の人が話しかけてきて、友達になりました。名前はT.Yくん。
受験の天王山の夏はこの二人のおかげで乗り越えられました。
また、特訓じゃない時間も、先生方と交流があり、非常に心の支えになりました。
ほかにもいろいろな友達ができました。
For example, K.Oくん、S.Oくん、K.Kくんなど。
正直、私一人の状態で勉強を続けていたら、ここまで来れてないかもしれないです。
家族も含め、周りの人々に感謝しています。また、小泉先生には、進路相談をした際に、とても親身になって相談を聞いてくれました。
そして9月頃に、私が勉強をサボりだし、ゲームに手を出したときに、玉井先生と小泉先生と伊藤先生にいろいろ言ってもらって、私がゲームにはまらないかを心配させてしまいました。ごめんなさい。
また、勉強だけしていると、体がなまってしまうので、屋上でみんなで筋トレしたりしていました。ごめんなさい。
武田塾で私に関わってくれたすべての人たちに大きな感謝を伝えたいです。特に伊藤先生、小泉先生、玉井先生には本当にお世話になりました!!
伊藤先生は体調気を付けてね。武田塾津島校は伊藤先生のおかげで成り立っていると思います。Respect for youです。入塾前の私に、「ちゃんと努力したら南山に行ける」と言ってくれてありがとうございました。また、合計100回は越えるほどの質問に答えてくれて本当にありがとうございました。
好きな参考書ランキングベスト3!
第1位:大学受験のための英文熟考 上
解釈力がまじでつきました。竹岡様として崇めています。
第2位:八澤のたった6時間で古典文法
古文嫌いな俺の救世主。八澤様として崇めています。
第3位:鉄緑会 東大英単語熟語 鉄壁
英語は単語が分からなければ読めません。怖い人に絡まれたらこれを見せつけましょう。また、模試などで周囲や試験官を威嚇することもできます。名前には盾の要素が含まれますが実際は矛にもなりうる。とってもfunnyな参考書。
来年度以降の受験生にメッセージをお願いします!
最初はやる気がある人が多いと思いますが、大半の人はいつかどこかでだらけると思います。
その時にモチベで何とか乗り越えようとしてモチベ頼りの勉強をする人がいると思いますが、それでは長続きしないと思います。
あなたがだらけている時に同じ志望校を目指している他人は勉強しています。
人生何十年もあるうちのたった一年だけ本気出して信念を持ち第一志望に合格しましょう!!!
幸運を!!
津島校 伊藤 校舎長
〒496-0809
愛知県津島市昭和町1丁目11
TEL:0567-31-6864