入塾してからのYくんの様子
Yくんは3月に津島校に来てくれました。
「学校の先生から慶應義塾大学にしたら?って言われて、慶応を目指したいって思ってます」
と相談をしてくれたのですが、
当時は東洋大学の過去問の英語長文を読んでみてもらっても、かなり苦しそうで、この1年間相当やらなければならないと私も覚悟をした記憶があります。
そのうえ、慶應義塾大学SFCへの合格には英語と小論文のみが受験科目なため、
他の私立大学を受験しようとすると他教科の勉強が加わってしまうという状況なうえ、
更にYくんは国公立大学の受験まで考えていました。
高校自体もかなり補習などが多く組み込まれていたため、Yくんには英語と小論文だけを自分の時間で取り組み、他教科は全て学校の授業に専念するという方針で4月からスタートしました。
ここから、Yくんの快進撃が始まります。
まず、英語の特訓では確認テスト合格は当たり前でした。
そのうえ講師から「来週はこれを意識して取り組んできてね」と伝えたことを確実に守って取り組むだけでなく、
Yくん自身が1つ1つの問題に対して「どういう風に考えたらよかったのか」という反省をし続けていました。
そのため、毎週私や担当講師の想定を超えるほどに丁寧に学習を進めていくことができました。
毎週の学習計画表や、解いた過去問、添削を受けた小論文は全て丁寧にファイルに入れて振り返りができるようになっており、
時には「絶対にこうした方が良い!」という、参考書で勉強し尽くしてきたからこそ担当の講師の先生に歯向かうくらいまで取り組んできてくれていました。
夏には偏差値50の大学を合格できるほどの実力になりましたが、
ここからMARCHレベルの問題演習をするときに大苦戦。
今までは英文を訳し続けていけば問題なく読めていたものが、
読みながら内容を噛み砕いて、理解しながら読み進める能力が求められ、
Yくんがやってこなかった国語を特訓として追加しました。
その頃から校舎の中で一緒に勉強を頑張る友人グループができてきました。
「11月中にMARCHの過去問で合格点を出す!」
「共通テストプレで7割出す!」などと、1人ひとりが個人目標を設定し、グループ一丸となって勉強に打ち込み、見事Yくんは11月にMARCHの過去問で8割の正答率を叩き出しました。
そこから怒涛の慶応義塾大学の対策を始め、なんとか合格へと間に合うことができました!
国語を特訓として追加したこと
塾内で友人ができて、一緒に切磋琢磨できたこと
最後の追い込みで「SPARTA3」という英単語帳に出会えたこと
どれもがYくんを慶應義塾大学に合格するために重要なピースでした。
合格報告をしてくれたときは校舎全体が歓喜の嵐でした!
そんなYくんの合格体験記をご覧ください!
Y.Iくんの合格体験記
武田塾に入る前の成績
学校が中高一貫だったためオールマイティーに全教科の勉強自体はしっかりやらされました。
ただ,私は委員会やクラブ活動などをたくさん行っていたため,テスト一週間前くらいからしか本格的に勉強をせず,習慣的な勉強はまったくできていませんでした。
それゆえ別に得意科目があったわけでもなく,普通の成績でした。
武田塾に入ったきっかけ
1番は家から非常に近いというのが大きいですが、他にも理由はあります。
私の通う学校は国公立大の勉強に特化していて,週一の確認テストや補習など,かなり面倒見の良い学校です。
もともと和歌山大学に進学しようと思っていた私は和歌山に向けた勉強をしようと思っていましたが,高2の模試でA判をとってしまい,少し物足りなさを感じていました。
和歌山大に行く自分は現状維持でしかないと感じ,私が将来行いたい「まちづくり」に力を入れている慶応義塾大学SFCを志望しようと考えるようになりました。
しかしSFCに行くためには今通っている学校では不十分だと考え,武田塾に入塾しました。
武田塾に入ってから勉強法や成績がどのように変わりましたか
武田塾では,英語の特訓を受けていました。
しかし,3月からSFCを目指す自分はまさに「背水の陣」。
私は今までの定期テストだけを見据えた勉強法から,SFC合格という大きなゴールを見据えた勉強で毎日を過ごしてゆくようになってきました。
かつ私は第二志望が国公立であったため,共通テストの勉強もしっかりやらなければいけませんでした。
したがって学校の授業は必要不必要を取捨選択する容量の良い勉強を意識するようになりました。
その成果もあり共通テストは520台(パック)→722点(本番)の200点アップ,加えて第一志望のSFCにも合格する結果となりました。
担当の先生はどうでしたか
私は入塾の3月から一年間,英語の特訓と10月,11月の2か月間の国語の特訓を受けていました。
英語の先生は本当の親切でわかりやすい先生でした。
学校がとても忙しいということを理解してくれてその中で最大限頑張れるような計画を立ててくれました。
特訓以外の時間であっても声をかけてくださったり,質問対応してくださったりと,とても頼りになる先生でした。
一方,国語は私の苦手科目であり,現代文ができないが故に英語長文が読めないこともありました。
そんな中で,国語の先生が短期間で共通テスト国語5割→7.5割まで上げる指導をしてくれました。この熱血指導がなかったら,SFC合格はなかったかもしれません。
武田塾での思い出
武田塾に通う一年間の中で一番心に残っている時期は9月~11月の約3か月間です。
私はちょうどこの時期,英語長文がなかなか読めなくてなってきていました。
7月の後半に日大レベルを突破して,8月からMARCHレベル突破に向け勉強を進めていました。
このレベルになると,英文の日本語訳での読解も難しくなってきます。現代文ができない苦悩とマーチレベルを早く突破しないといけない焦りでいっぱいでした。
その頃,塾友ができてきて,お互いに励まし合いながら勉強を進めていくようになりました。
そのおかげもあり,11月最後の特訓での段階突破テストで83%一発合格(今まで3~4回70%きってた)することができました。
自分の英語長文のスランプを抜けた時の喜びは今も忘れません。夏休みが終わってから12月までは,背水の陣の中で本当に濃い時間を過ごせたなと思います。
好きな参考書
第1位:SPARTA3
私はこの単語帳のおかげで最後合格できてと言っても過言ではありません。未来を見据えたこの単語帳は本当に入試に出てきます。
第2位:GMARCH&関関同立の英語
私の長文スランプ克服を共にした一冊です。結構古めの問題集だけれど,しっかりトレーニングすることができます。
第3位:新・現代文レベル別問題集2
現代文に向き合う上でどう身構えるべきなのかを教えてくれる一冊です。文章を「俯瞰的」に読む方法を教えてくれます。
最後にメッセージをお願いします!
受験がしんどいと思うことも多いかもしれません。
だけれど,受験生として過ごす日々は成長の毎日です。
昨日の自分より成長してる自分を見て自信を持ってほしいです。
それくらい努力することには簡単には得られない価値があります。目標に向かって頑張れ!!
津島校 伊藤 校舎長
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愛知県津島市昭和町1丁目11
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