【校舎長紹介】小寺奈緒（こてらなお）｜塾・予備校なら武田塾

校舎長紹介

小寺_つくば

みなさん、初めまして。つくば校校舎長の小寺奈緒（こてらなお）と申します。
地元茨城県土浦市で育ち、中学受験をして江戸川学園取手中・高等学校に進学しました。
幼少期から「人間はなぜ生きているんだろう？」と考えるようなほんのすこし気難しい？子供でした。笑。

学生・受験生時代

中・高と、仲の良い友人もでき、学校生活は結構楽しかったのですが、勉強にはいまいち身が入らず過ごしました。
夏休みの宿題は提出〆切限界までためるし、ふだんはほとんど勉強せず、定期試験前に一夜漬けでのり切るタイプでした。
（試験範囲が終わらないこともしばしばあり、母にあきれられていました。よい子はマネしちゃ駄目なやつです！笑）

受験生のときは、理系選択でした。現役時は家族の影響などもあり、国公立大学の医学部を受験しました。センター試験はたしか8割5分程度で、足切りには合わず2次試験はなんとか受けられましたが、結果は不合格！

まあ浪人しよう～という感じで、河〇塾にて浪人生活が始まりました。
浪人時代もいちおう医学部コース的なものに入ったのですが、授業には真面目に出席していたものの、あまり主体的に勉強に取り組んではいませんでした。内容が理解しきれない授業もありましたが、そのままにしていました。
いま考えるとしっかりしろよ！！の一言です。笑。

そして、2回目の大学受験も直前にせまってきたころ、突然、心理学部へ進路変更を決意します。
細かい経緯はあまり覚えていないのですが、成績もそこまで上がらなかったため（むしろ下がってたかも？）、このまま医学部を受けても無理だろう、と考えた結果の行動だったと思います。医学部がだめならどこか、と考えたときに、興味があったのが心理学でした。（哲学科とも迷ったのですが、難解な本を読むのはあまり得意ではなかったため、やめました）

心理系の学部はどちらかというと文系に分類されるので、受験直前土壇場での文転のような形になりました。
数学受験で受けられる心理学科をさがし、いくつか受けたなかで、拾ってもらえたのが日本女子大学でした。

大学時代

大学入学後は、神奈川で一人暮らしをはじめました。
友人の誘いでご縁があり、個別指導塾のアルバイト講師として働いていました。（まだ武田塾が影も形もないころです）

大学生活はとっても楽しい！！という声を何度かきくのですが、じつは私にとっては、この大学時代が一番の暗黒期でした。笑。
だいたい中学生の頃から心のなかで密かに感じていた、生きるのがつらい！！！という気持ちが爆発してしまったのです。
アルバイトはけっこうがんばっていたのですが、だんだん学校に通うことができなくなり、留年することになります。

それでも家族をはじめいろいろな方に助けていただき、なんとか卒論まで提出し、大学を無事卒業することができました。

大学卒業後～武田塾との出会い

就職活動をまともにする元気もなく(笑)、実家にもどってきて、ちょうど募集広告が出ていたアパレル系の会社で販売員として働くことになります。
その仕事を選んだ理由は、そのお店で扱っている洋服が好きだったのと、人と接する仕事がしてみたかったことと、ニコニコしていることが苦ではないので接客に向いてるかなあと思ったからです。
就職してから思い出したのですが、幼稚園のころの将来の夢に「おようふくやさん」と書いていたので、夢が叶っていました。笑。

販売員の仕事は、楽しかったです。そちらで学んだことや苦しかったことなども色々ありますが、長くなるので割愛しまして…
アパレルの仕事を約6年ほど続けた後、再び転機が訪れ、職場を離れることとなります。

仕事を辞めたあとは、親に頭を下げて、しばらく自由に、興味のあることをしながらふらふらと過ごしていました。

そのとき出逢った心理療法が面白く、学んでいるうちに、カウンセラーの資格をとることになり、そろそろどこかで働こうかな、と考えていたときに、武田塾の募集を見つけました。

（ちなみに「厚生労働省HP「こころの耳」掲載のカウンセラー資格と発達しょうがいアドバイザーをもっています～。あまり関係ないですがメディカルハーブの試験にも受かりました）

武田塾へ

武田塾のことは、そのときはじめて知りました。
みつけたのは事務のアルバイト募集でした。どんなことをしている塾なのか調べて、武田塾の提唱している勉強法は本質的だ！と魅力を感じました。
面接に行ってみて、経歴等をお話していたら、生徒さんたちの話をきく役目をお願いできないかというお話をいただき、生徒さんのカウンセラー役として、武田塾土浦校の一員となりました。

そして、入社した当時の自分はまったく想像もしていなかったのですが、なんと5か月後に校舎長になり、校舎運営を任されることになります。

ここまで読んできて、みなさんおわかりかと思いますが
私自身は、学生時代の勉強に取り組む姿勢はけっして模範的ではありませんでしたし、大学受験も成功か失敗かとあえていえば、失敗したと思っていますし（念のため、母校の日本女子大学はしっかりしたいい大学でした）、そのあとも人に自慢できるような人生を送ってきたわけではありません。

そんな自分が教育者として、生徒さんの人生を左右する仕事についていいものか、迷ったこともありました。
でもただひとつ、私が貫いてきたことがあるとするならば、それはいつでも自分の心に従って生きてきたことでした。

今までの人生において、思うように上手くいかないこともたくさんありましたが、今では、それらもすべて含めて、これでよかったのだと思っています。なぜならいま基本的に人生がとても楽しいからです。笑。
自分の心にしたがって、その時なりに一生懸命努力していれば、道はかならず開けます！

武田塾の勉強法で伝えている、「理解するだけではなくできるまで実行するのが大事！」ということや「一度できても、放っておくとできたことでも忘れてしまうから何度も復習・反復するのが大事！」ということが、受験勉強だけではなく、なにかを身につけるうえで非常に重要な核となる教えだなあと感じています。人生のいろいろな分野で、応用が効くと思います。

そして紆余曲折を経て、現在はつくば校の校舎長を兼任しております！

受験勉強は成長の機会

さて、私の人となりを少しでも知っていただこうと思い、つらつらと書き綴ってしまいました。
ここまでお読みいただきありがとうございます！

私は、受験勉強というものは、受験をしようと決意や選択をしたすべての人に与えられた成長の機会だととらえています。
勉強においてうまくいかないこと、つまずくこと、がんばっても成績があがらないこと、そもそも勉強に集中できないことなど、悩みは人それぞれかもしれませんが、それらはすべて、自分自身の成長につながっています。
生徒さんの成長をそばで見守り、協力できる校舎長の仕事は、とても喜びの大きい仕事だと日々実感しています。

ご縁のあった皆さんと、武田塾で一緒に、目標に向かって努力できることを楽しみにしています！