皆さんこんにちは!
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大学受験予備校・個別指導塾の 「武田塾 塚口校」講師の李です。
現役のとき、私は正直受かるだろうと思っていた滑り止めまで不合格になってしまい、結果全落ちしてしまうことになりました。
当時を振り返ってみると、私の現役時代の勉強の仕方は間違いだらけだったと言えます。
しかし、当時はそれが正しいことと思って勉強をし、結果受験で大失敗を経験してしまうまで間違いに気づきませんでした。
そのため浪人した時に現役時代の勉強のやり方を改めて見直すことにしました。
その結果、反省を生かして勉強をしたことにより志望校であった大阪大学に合格する事が出来ました。
今回はそんな現役のときにしてしまった失敗談と浪人時代に切り替えた勉強法について話をしていきたいと思います。
受験生の皆さんは今後の勉強の参考にしてみてください。
入試の成功談と失敗談語ります 現役から浪人まで
勉強を始める時期
私は普段の授業からコツコツ勉強するというタイプより定期テストなどの試験勉強をギリギリにはじめるタイプでした。
前日の夜に勉強を頑張り、テストが終わったらその試験範囲の内容を忘れるようなやり方をしてきました。
そのため、場当たり的な短期記憶をあてにした結果、学校の試験は一応なんとかなっていました。
そのため、受験も直前にいろいろ知識を詰め込めばいいだろうと考えて、暗記系の科目の勉強ををなかなか始めずにいました。
しかし、国立志望で受験に必要な科目が8科目と多く、範囲も広かったので短期間でできるはずもありません。
英単語や古文単語や漢文の句法を覚え始めようと取り組みだした時期が遅かったことは受験において致命的でした。
たくさんの量を短期間に覚えようと焦るあまり、余計に覚えられない状態になっていました。
もっと早くからコツコツやっていればよかったと今でも後悔しています。
基礎固め
現役時代
理科や数学では、時間が無い事で焦ってしまい、基礎固めより難しい問題ばかり解こうとしていました。
二次試験はどうせ難しい問題が出題されるからと、基礎的なことができていないとわかりながら発展的な問題ばかり解いていました。
それは発展的な問題が解ければ基礎的な問題も解けるだろうという間違った考えを持っていたためです。
その結果、いつまでたっても成績は伸びませんでした。
特に理科科目は現役のときはまず公式丸暗記してそれに当てはめたり、問題集の問題の解き方を暗記するという解き方を多くしていました。
それだと覚える量が多すぎてしまい、また発展問題への対応ができない事に受験勉強を始めてからようやく気付くほどでした。
浪人時代
現役での経験から基礎固めが足りないことがわかっていました。
そのため苦手な英語は英単語、英熟語と英文法、国語なら古文単語、漢文の句法とそれぞれ基礎知識を覚える事から取り組むことにしました。
スキマ時間を利用し、予備校に通う際の電車の中や難しい問題を解くのがしんどいと思っていた時に眺めるようにしました。
理科は基礎を見直すために、現役のときにしていた公式の丸暗記をやめました。
化学だったら今どんな反応が起きてこの式を使うのかとか、イオンの動きなど式ができるまでの過程に注目して覚えることに目をむけました。
そうすることで、反応式などが思い出しやすくなりました。
化学は大学受験Doシリーズの鎌田の有機化学の講義、福間の無機化学の講義、鎌田の理論化学の講義で基礎固めしました。
無機化学は暗記する部分が多いのですが、覚えやすい語呂などの紹介してあって覚えやすく、忘れづらい暗記ができました。
この基礎固めのあとに重要問題集を解いたのですが、基礎固めがしっかりできていたおかげでスラスラ解ける問題が多くなりました。
また、模試でも初見の問題を見ても考えて解けるようになっていました。
物理も原理を理解するように努めたことでいつ何の式を立てたらいいかという解き方の方針がわかるようになりました。
理科は問題演習に目が行きがちです。
しかし、基礎固めをしっかり固めることにより、発展問題も解けるようになりました。
発展的問題は標準問題より式が長くて複雑で聞かれていることは同じと感じるようになったためです。
その結果、初見でも解ける問題が増え、模試の成績も安定してきました。
~模試の受け方~
現役時代
現役の時は模試をたくさん受けてはいたものの、模試の復習をあまりしませんでした。
問題をたくさん解いて経験を積む事が大切だと考えていたのが理由です。
その結果、いろんな模試を受けはするものの、終わった後に問題を見返したり、解きなおすなどの復習をすることをしませんでした。
模試をたくさん受ける事は本番を意識した実戦練習のために大切な事です。
しかし、模試は現状の力試しの意味合いが強く、また試験だけで丸一日つぶれる事になります。
だからこそ、模試が終わった後に復習までしっかりしないと時間を無駄にしてしまうことになりかねません。
そういったデメリットがあるのですが、当時の私はそこまで考えてはいませんでした。
そういうことを繰り返した結果、模試後に自分が何が出来ていて、何を直さなければいけないのか分からない状態になっていました。
そのため模試の結果が返ってきてから、次の模試に向けて勉強する科目を決めるということをする羽目になってしまいました。
しかも、ただ点数の良し悪しで判断していたため、具体的にどこを改善するか見えていない状態で次の模試に向けた勉強をしていました。
その結果、次の模試では以前の模試でよかった教科の成績が下がってしまうというということも多々ありました。
これは以前の模試で点数が良かった科目でも苦手分野があった事に気付いていなかったことが原因と思っています。
復習をしていれば気付けた自分の弱点を見過ごしてしまい、成績が安定しなかったことが多かったです。
浪人時代
浪人時代にも模試を受けましたが、その際に大きくやり方を変えました。
それは必ず模試の終わった後に自己採点をして、絶対1週間以内に全部の教科の復習をするということです。
復習の仕方もただ間違えた問題の解答を見るだけでなく、
①間違えた問題の解き方を答え見ながら解く。
②後日間違えた問題解きなおす。
③間違えた問題と同じ分野の問題を自分の参考書から探して解く。
このサイクルを毎回の模試終わりにやっていました。
時間はかかりますが、一回の模試からいろんな知識や解き方を吸収していくことで成績が上がっていく手ごたえを感じるようになりました。
志望校の数
浪人時代、私の周りにはもう一浪は無理だからと滑り止めをたくさん受けている人がいました。
しかし、自分の第一志望のことを考えて受けすぎると勉強時間が無くなると考えて滑り止めの数を3校に絞りました。
滑り止めでも受験するとなったら過去問を解くなど勉強が必要です。
多く受けておけば、受験した大学のうちのいずれかが受かるかもしれません。
けれど、複数を受験するとなると、大学ごとに問題形式や傾向、科目が異なるためそれぞれに対策をしなければなりません。
そうなると本命の大学の対策と並行して滑り止めの勉強はしないといけなくなるため、どうしても負担は大きくなります。
最低限に受験したおかげで体力的にも時間的にも余裕をもって受験できたのでよかったと思います。
~最後に~
私の経験から伝えたい事は、
基礎固めを早めのうちからはじめることと、基礎固めを捨てたり、疎かにして次の段階に進んではいけない
ということです。
私は現役時代は基礎固めという点で失敗ばかりしていました
けれど、浪人した1年は現役時代の反省を生かして勉強できたので、第一志望に合格できました!
受験は定期テストとは違って長期戦です。
どの教科も勉強しないと知識や考える感覚が抜けてしまします。
そのため受験に必要な教科は基本毎日少しの時間でもいいからふれるようにししていました。
受験期の終盤時期でも3日以上勉強していないという教科がないようにしていました。
例えば、毎日英語の長文解くなどは大変でも、最低限単語、熟語の単語帳みるとかをスキマ時間で見るようにするなどです。
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