皆さんこんにちは!
阪急塚口駅から徒歩3分、武田塾塚口校の杉山です。
皆さんは1日にどれくらい勉強をしているでしょうか。
部活やアルバイトをしている人、塾に通っている人と違いは様々でしょう。
とはいうものの、学力は勉強時間とその質により結果は大きく変わります。
では、具体的にどれくらいの時間をやるのが良いのでしょうか。
また、学年ごとにどの科目をやるのが良いというはあるのでしょうか。
そこで、今回は「受験勉強はいつから始めるか、どう進めるのが良いのが良いのか」について話をしていきたいと思います。
受験勉強はいつから始めるか、どう進めるのが良いのが良いのか
勉強時間に個人差はあると話をしましたが、では実際に大学受験で現役合格した人はどれくらいの時間を勉強をしていたのかを比較してみましょう。
こちらの表は東進ハイスクールが行った調査になります。
これは難関大学(MARCH以上)の大学に現役で合格した人と不合格だった人の勉強時間を比較したものです。
1日ごとの時間についてはそこまで大きな開きがない事が分かりますが、最終的な開きでみると284時間になります。
これは3年生時点で現役合格した一日6時間を基準に日で換算した場合、44日もの差があるということになります。
1ヵ月半も差があると考えると非常に大きなものがあるのが分かってもらえるかと思います。
日々の差は小さいものでも塵も積もれば山となるのです。
3年間ではこれほど大きく差がつくと考えた場合、学年の早いうちから受験勉強に取り組んだ方がより差が大きくなるということが分かってもらえる事かと思います。
部活をやっていても難関大学に合格できる!?
とはいうものの、高校生も勉強だけやれば良いというわけでもありません。
折角の高校生活、部活で青春を謳歌する人も居るでしょう。
しかし、部活をやっていたら大学に受からないのではないかと考える人も居るのではいないでしょうか。
そんなことはありません!
上は現役合格した人で部活に所属していた人のグラフになります。
見てわかるように、難関大学に合格した人で部活動に所属した人の割合は8割以上になります。
この割合は高校生が部活動に所属している割合とほぼ同等の数値になります。
つまり、難関大学の合格に部活動の所属の有無は関係ないように思えます。
けれど、ここで疑問に思う人もいるのではないでしょうか。
部活をしている人より帰宅部の人の方が勉強時間を多く確保できるのになぜ、合格率に差が生まれないのかと。
私は理由が大きく2点あると考えます。
時間管理
1点目は時間管理です。
部活動をしている関係上、勉強をする時間は限られています。
そのため、家に帰ってからの時間に何の科目をしなければいけないかという目的意識がしっかり持てている人が多いと考えられます。
部活をやっていて成績が高いという人は、部活をやりながら時間をやりくりして成績を維持してきた人です。
それだけ自分の将来に対して真剣に考えて勉強に取り組んできたということでもあります。
だからこそ、部活が終わった後で生まれた時間を勉強に充てる事が出来ます。
もちろん、帰宅部の人の中には早いうちから勉強に注力している人もいるかと思います。
とはいえ、1年や2年も先の話と考えると勉強だけに集中する人は中々いません。
結果的に部活をしている人と対して差がなくなるというわけです。
体力と集中力
2点目は体力と集中力です。
勉強をするために何故体力がとも考える人も居るかと思います。
勉強は集中力を非常に使います。
そして、疲労が蓄積されていくほどに集中力は低下していきます。
また、体力が低いと疲れやすくなり、また体調も崩しがちです。
しかし、部活で日頃から運動をしていた人は帰宅部の人より体力があり、また集中力も長続きしやすいのです。
以上の2点から部活をしていても現役で難関大学に合格できると考えます。
実際に3年の模試でも春先は浪人生が成績が良いことが多いですが、夏以降では部活を引退した人が成績を伸ばしていくのは部活で使っていたエネルギーを勉強に完全に注力できることが理由です。
非受験生は英語と数学を重点に勉強しよう!
とはいうものの、部活を続けていながらただ闇雲に勉強をしていけば良いのかというとそういうことはありません。
少しでも現役合格を目指すのなら何を勉強するのかを良く考えていく必要があります。
学年が1~2年のうちはまずは英語と数学の基礎力を固めていく必要があります。
これらの科目は網羅する範囲が広く、また基礎力をどれだけ高めたかにより、その後の成績の伸びに差が出てきます。
また、現代文の点数が悪いという人は国語も並行していくのをおススメします。
なぜなのかというと、現代文の成績が悪いという人は読解力や日本語の語彙力が不足しているためです。
読解力が不足している場合、教科書や参考書を読み進めていくと使われている表現や問題の内容を理解できないということがあるためです。
そのため、まだ私立か国立かを来めていないのなら優先順位は英>数>国の順に進めていきましょう。
理科、社会は3年からでも十分成績は伸びます。
非受験生はこれら3科目の基礎力を固めていく事を第一に考えて勉強に取り組んでいきましょう!
勉強のペースは先取り学習が大切
非受験生は英語と数学を先に進めていくのが大切と話しましたが、勉強のペースは先取りで進めていく事が大切です。
特に公立高校で難関大学に行きたいと考えている人は学校の授業のペースを気にせずどんどん先に進めていきましょう。
何故なのかというと、難関大学に合格している高校には中高一貫校の私立高校が多いためです。
1位 |
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185名 |
2位 |
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93名 |
3位 |
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85名 |
4位 |
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79名 |
5位 |
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74名 |
6位 |
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68名 |
7位 |
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63名 |
8位 |
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62名 |
9位 |
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59名 |
10位 |
|
57名 |
2020年度の東大の合格実績を見てみると、上位10位以内の高校出身者のほとんどが中高一貫校です。
私立校のメリットはカリキュラムが公立校と違い学校ごとに自由であることです。
このためカリキュラムを先取りして進めていく事が出来ます。
また、公立校は一番勉強が出来ない人を基準に勧めていきますが、私立は学校のカリキュラムを基準に勧めていくため進む速度は公立よりも早いです。
また、有名進学校の中高一貫校は基礎を非常に大切にするため先ほど挙げた英語や数学の基礎力、読解力は非常に高いです。
これらの点から先取り学習により3年の夏には応用問題や過去問に取り組む事が出来る状態にあるのです。
そんな人たちですら、全生徒が東大や京大に行けるわけではありません。
早慶や医学部、地方で言えば旧7帝大に行く人も居るでしょう。
そういった人たちと受験では同じ日程で受験に臨まなければならないわけです。
だからこそ、同じペースや勉強時間では追いつく事は出来ません。
この傾向は上の偏差値帯の大学程、顕著になります。
上の大学を目指す人ほど早いうちから勉強時間を増やすか、最初から浪人ありきで勉強計画を考えていくようにしましょう。
最後に……
今回は受験勉強はいつから始め、どう進めるのが良いのが良いのかについて話をしていきました。
しかし、勉強の取り組み状況は人により異なります。
どう進めていったらいいか分からないという人も居るかもしれません。
武田塾は無料で受験相談をしていますので、困ったらお近くの武田塾にいって話を聞いてみて下さい。
いいアドバイスをもらえると思いますよ!
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