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受験鬱!?受験でメンタルがやばい時どうすればいいの?

近年、若い世代が鬱(うつ)病になりやすいです。

「心理的ストレス」「脳内の変化」「体質」から鬱病になります。

受験生は日々、「勉強」と向き合っているわけですが、そのストレスが原因で途中で心が折れそうになってしまうことも少なくありません。

受験生もノイローゼになると「受験鬱(じゅけんうつ)」になってしまいます。

しかも、その割合は決して低くはなく、なんと受験生の「約76%」に症状があるそうです。

ですから、あなただけではありませんし、誰がいつなってもおかしくはありません。

大学受験を走り抜けるためには、「メンタル」が重要です。

この記事では、受験でメンタルがやばい人へ向けて原因と解決策をご紹介します。

受験鬱は主に3つ

思うように成績が伸びないと、大きな不安や焦りが生まれます。

受験鬱には主に3つのパターンに分けられます。

・プレッシャー型
・モチベーションの喪失型
・劣等感型

あなたは、どれかに当てはまりますか?

この3つについて詳しく説明します。

プレッシャー型

受験シーズンは、塾へ通う人も少なくないはずです。
     
自宅で勉強するにしても、参考書や問題集などをたくさん買うことも増えるでしょう。

受験代はもちろん、受験には何かと「お金」がかかりますよね。

それを払っている人は、「親」である人がほとんどだと思います。

受験が親から大金を出してもらっているという事実や「親を心配させてはいけない」「期待に応えたい」と大きなプレッシャーを感じた時に発症します。

親が成績に対して神経質な言動をし始めることも影響します。

「今の状況から抜け出したい」と怒りを爆発させたり、家出などに繋がることがあります。

 

モチベーション型

受験勉強が思うようにはかどらず、テストなどの点数もいまいちで「合格できるだろうか?」と合格する自信もなくなった時に発症します。

他には「自分は何のために必死になって勉強しているんだろう?」と人生の意味を失ってしまうこともあります。

勉強する気力がなくなったり、「自分には価値がない」と自己肯定感がとても低くなります。

自分への批判や失敗に敏感になり、さらに成績が下がったり、学校を休んだりと悪循環になっていきます。

 

劣等感型

受験シーズンが本格化すると「進学塾」などに通う人も多くなります。

そこで他の受験生と自分を比べすぎてしまい「自分はダメなんだ」と劣等感を感じてしまいます。

この現状から逃げるために「ネット依存症」になることが多々あり、リアルでは孤立し、鬱の状態を悪化させてしまいます。

 

受験鬱の症状10個!当てはまるものはありますか?

勉強で悩む男

受験鬱になる人は、「自分は大丈夫」「みんなが通る道だから試験だからしょうがない」と思いがちです。

ですから、受験鬱にならないためには、無理をしすぎないで自分のストレスの症状を知り、早期発見・早期治療が大切です。

≪症状≫

・朝起きるのが苦痛で起きられない
・急に悲しみと絶望を感じる
・スマホに依存する
・とても勉強しているのに成績が全く伸びない(記憶力の低下)
・やらなくてはいけないと分かっていて、机に座っても勉強できない
・学校の遅刻や欠席が増える
・疲れが取れない
・イライラしやすい
・友達や親との関係がうまくいかない
・人とうまく話せない

これらの症状があれば、危険です。

また、今まで熱心に勉強へ取り組んでいたのに、急に無気力な状態になった場合は「燃え尽き症候群」かもしれません。

燃え尽き症候群から、鬱病になることもあるので気をつけましょう。

 

受験でメンタルがやばい時どうすればいいのか?

絶望

それでは受験中のメンタルを保つためにはどうすればいいのでしょうか?

1.信頼できる人に相談する
2.適度な解放感を作る
3.幸せホルモンを摂取する
4.ハードルを下げる

これらについて詳しく説明します。

信頼できる人に相談する

友達でも先生でも親でも身近な誰かでも、相談できる人を作っておくことが大切です。

勉強の相談ではなくても、不満や弱音、日常的な何気ない会話でもいいです。

受験生は忙しさのあまり「親やコンビニ店員以外としか話してない」などとなりがちです。

 

適度な解放感を作る

「勉強・勉強・勉強」と1日中勉強のことを考えているのは辛いです。

ですから、休息の意味でも好きな音楽を聴いたり、少しだけゲームをしたり、映画を見たりなど息抜きをする時間を作っても良いでしょう。

 

幸せホルモンを摂取する

幸せホルモン「セロトニン」を摂取して、脳のバランスを整えるのも良いでしょう。

具体的には、チーズや牛乳などの乳製品、大豆製品、マグロなどの魚類、ナッツ類、ビタミンが多いバナナなどを食べましょう。

ナッツ類やバナナなどは、勉強しながらでもつまめますね。

 

ハードルを下げる

メンタルがやばくなるのは、現実と理想のギャップが大きいからです。

「目標」を下げるのではなく、「ハードル」をさげることがポイントです。

目標というのは「〇〇大学に合格する」という最終到達点のことで、ハードルというのは「最低でも〇〇点取りたい」ということです。

この「最低〇〇点」を取ったら、ベストではなくても、自分を褒めるようにしましょう。

値段の高いアイスを食べる、好きなゲームを買うなど、目に見えたご褒美を設けてもいいかもしれませんね。

 

まとめ

受験は自分のためのものです。

大金を使わせている親を失望させたくないと申し訳ない気持ちではなく、「ありがとう」と感謝の気持ちを持つだけで大丈夫です。

途中で、悪い成績を取ってしまっても最終的に自分の志望校へ受かれば問題なしです。

過程は「過程に過ぎない」という精神で、プレッシャーを感じすぎないようにしましょう。

受験勉強に行き詰った時には、「誰かに相談」「ちょっとした休息」「幸福度を上げる」「手近なゴールを設定」ということが大切です。

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