公募推薦は、受かりやすいイメージを持っていませんか?
公募推薦とは、勉強の成績や日常点、スポーツなどの推薦基準を満たし出身高校の推薦書があれば誰でも受験できる「学校推薦型選抜」のひとつです。
そもそも学校推薦型選抜には、「公募推薦」と「指定公推薦」の2種類があります。
公募推薦は、基本的にどこの学校でも出願できますが、指定校推薦は出身校が大学に推薦校として指定されていなければならないという違いがあります。
どちらも学校から推薦してもらっているので、合格したら必ず進学する必要があり「専願」が基本です。
この記事では、公募推薦について再確認と公募推薦の落ちる確率について解説していきます。
公募推薦は2種類ある
公募推薦には、「公募制一般推薦」と「公募制特別推薦選抜」があります。
●公募制一般推薦
公募制一般推薦は、私立大学と国公立大学で実施されており「学校の成績の基準」など大学が求める出願条件を満たしていれば誰でも受験できます。
高校の定期テストで、常に高得点を取っている方に有利なのでおすすめです。
●公募制特別推薦選抜
公募制特別推薦選抜は、スポーツの大会やコンテストの実績や文化活動、検定や資格の取得などが出願条件となっています。
スポーツや芸術分野で実績のある方に有利でおすすめです。
公募推薦のメリットは、推薦入試で不合格でも一般入試で同じ大学を受験できるので、受験の回数を増やすことができます。
受験の回数が増えれば、単純に「合格の確率が増える」という理屈はわかりますよね?
また、一般入試よりも早く合格が決まるため、残りの高校生活を楽しむこともできます。
しかし、どちらも「大学が指定した高校の生徒のみ受験可能」「ひとつの高校から推薦できる人数が限られている」などの条件がある指定校推薦とは違い「出願条件を満たしていれば誰でも受験できる」ので、人気がある大学や学部になると倍率が高くなり、推薦と言っても確実に合格できる保証はないと言います。
公募推薦で落ちる確率はどれくらい?
公募推薦は「大学で求める理想像に近い学生である」場合と大学の募集条件よりも「評定平均」が大幅に高い場合に有利になります。
例えば、公募推薦で有名な上智大学や関関同立(公募推薦が行われているのは同志社大学と関西大学のみ)では、「4.0以上」の出願基準を設けている学部・学科が多いので、それよりも高いことが前提です。
具体的には、「評定平均4.5以上」を目指しましょう。
また、加点ポイントとして「英検2級以上」も保有したいところです。
ただし、面接や小論文などもあるので単純に学力だけではありません。
そのため対策が取りにくく、どんなに頑張っても確実に受かるとは言いにくいです。
ほぼ100%で合格する指定校推薦と異なり、公募推薦で落ちる確率は国公立や上位校、資格系学部だと「60~80%」。
中堅以下の大学なら「40%程度」と言われています。
例えば、上智大学経済学部では約60%、近畿大学法学部では約75%が不合格になります。
ですから、落ちたとしても「受かる方が難しい」「受かった方がすごい」と切り替えて、一般入試に備えましょう。
まとめ
受験資格が得られれば、ほぼ100%で合格する指定校推薦と異なり、公募推薦で落ちる確率は、国公立や上位校、資格系学部だと「60~80%」。
中堅以下の大学なら「40%程度」でした。
不合格になっても「2度の試験の資格をもらえた」とポジティブに捉えましょう。
そして、公募推薦で受かりたいなら「大学側が求める理想の学生像を分析し、面接でアピールできるように準備」をしたり、「部長や生徒会役員になる」、「しっかりとした志望動機を考えておく」などの日ごろからの意識が大切です。
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