こんにちは!
阪急塚口駅から徒歩3分、武田塾塚口校です。
高校の途中から通信制に編入するパターンはよく聞きます。
最初から中学卒業後の進路に通信制高校を選び、大学受験を目指そうと思っている人にはまだまだ情報が少なく不安な面があるかもしれません。現に私もそうでした。
そこで、これから通信制への進学を考えている人のお役に少しでもたてたらと思い、私の経験を
・公立の通信制高校を選んだ理由
・公立の通信制高校に通ってみて
・公立の通信制高校の勉強と受験勉強
の3つに分けて紹介してみたいと思います。
公立の通信制高校を選んだ理由
私は体調面の不安から、普通の高校に進学しても出席日数により退学せざるをえないことは予想できたため、出席日数や時間的制約のない通信制高校への進学をきめました。
しかし、いざ調べてみるとさまざまな特色を持った学校があることがわかり、選択肢の多さに戸惑いました。
通っている人から直接話を聞けるのが一番いいのですが、それはなかなか難しかったので、HPやパンフレットなどから検討し、結局
通学時間の短さと単位制、費用の安さなどから公立の通信制高校を選ぶかたちになりました。
公立の通信制高校に通ってみて
まず、私が通った公立の通信制高校はどんな所だったかというと、1クラス40人くらいの生徒に担任が1人、全部で6クラス(学年により増えたり減ったりします)、3年間担任の先生は変わりません。
形態としては普通の学校のようですが、生徒は同年代から社会人、主婦(妊婦さんもいました)、お年寄りなどさまざまです。途中編入も多くいました。
部活動や文化祭などの学校行事もあり、任意参加です。
入学当初先生が、この学校に通う上で一番大切なことは「人の学びの邪魔をしないこと」とおっしゃっていて、多種多様な集団の一員となり、妙に納得したのを覚えています。
年齢も置かれた状況もさまざまな集団でしたが、このルールはきちんと守られていましたし、祖父母ほども年の離れた大人が一生懸命学んでいる姿にとても刺激を受けました。
これに関しては公立の通信制高校ならではかなと思います。
実際に2021年の統計によると、私立の場合はおよそ97%、公立の場合はおよそ64%の学生が10代となっており、私立と公立では年齢層が異なることがわかります。
参考:【2021年度】 通信制高校は何歳くらいの人が多いの?【素朴なギモン】 - 通信制高校ナビ (tsuushinsei-navi.com)
通信制高校での日々は私にとって「学び」を考え直すいいきっかけになりました。
公立の通信制高校の勉強と受験勉強
私が所属していた学校では3年、あるいは4年かで卒業を選べるのですが、私は3年を選択し、月平均で2~3回くらいの通学になるように時間割を組みました。
出席しなければならない授業をうまく組み込み、あとは家でのレポート作成と自学自習、年2回の試験にパスするといった感じです。
レポートやテストは特に難しいものではありませんでしたし、わからないことがあればメールや電話なども使い先生に質問ができたので、学校に関しては特に困ったことはありませんでした。
しかし、自分で勉強時間を確保し、自ら取り組んでいく必要があるため、これが大変で何年も在学している人や登校しなくなる人も少なからず存在しているようです。
また公立の場合は特に、働きながら通っている人も多いため、3年での卒業率はかなり低く、自主性と自己管理能力が求められるかと思います。(私立の場合は100%に近い卒業率の学校もあります)
次に受験勉強についてですが、私は中学時代からすっぽり抜けていた状態だったので、まずは参考書やオンラインを活用しつつ空いた時間に1から勉強を始めました。
参考書も初めは何を使ったらいいのかわからず、試行錯誤の日々でした。
正直、一人でやるのはかなり大変で、今思えば、遠回りなことをしていた時期もあったなと思います。
もしひとりで勉強するのが不安だったり、希望の進学先や進みたい学部などがはっきり決まっている場合などは、やはり早めに塾などに頼ったほうがより効率的に勉強でき、志望校への道も開かれるかもとしれません。
最後に
どんな進学先を選んだとしても結局は通過点にすぎません。自分に合った進学先を選ぶのが一番だと思います。
自分の進みたい進路に向けて、今の通過点を精一杯頑張ってみてください。
応援してます!!