皆さんこんにちは!
阪急塚口駅から徒歩3分、武田塾塚口校の校舎長の西村です。
皆さんは自分の通う高校についてどういう印象をお持ちでしょうか。
比較的自由な校風のところもあれば、規則が厳しくて息苦しいと感じる人も居るかと思います。
高校ごとに様々な特徴があるかと思いますが、今回はそんな中でも【“自称”進学校について】話をしていきたいと思います。
“自称”進学校では浪人する!? 現役合格するならこれをやれ!
“自称”進学校の特徴
まず、前提として進学校とはどういう意味なのかについて話をします。
高校の進学校はいわゆる大学への進学を目的としている学校を指します。
就職や専門学校への進学者が少なく、主に4年制大学への進学者が多いのが特徴です。
こういった進学校の中でも大きく2つに分けられます。
これらは俗に自由型と管理型と言われます。
自由型は実は高偏差値帯(70以上)の高校に多いとされます。
生徒に厳しく言わずとも勉強する癖がついているため、特に学校側も結果が出ていればとやかく言わないというスタンスです。
対して、“自称”進学校と言われる高校はこの管理型に分類されています。
ではどういった特徴があるのかというと、以下ような特徴があります。
これらのうち、複数が当てはまると該当すると思ってもいいでしょう。
・偏差値が50~60台の地方の高校
・部活と勉強の両立を強く言われる
・国公立の合格実績が高い
・面倒見がいい
こうしてみてみると、非常に魅力的に見えるのが特徴です。
しかし、その実態を見てみると非常に厄介なところが多々あります。
自称進学校がダメな理由
課題、補講と時間を拘束される
“自称”進学校では非常に多くの課題を出されます。
これは日々の宿題や長期休暇などで生徒を悩ます種になっています。
また、課題についても授業でやっていない範囲を課題として出すものの、答えを渡さないこともあります。
学校側の言い分としては
「分からない問題を考えさせることが重要」
との事ですが、これは受験勉強の観点からすると非常に効率の悪いやり方と言わざるを得ません。
また、課題以外にも授業前の0限、夕方まである7,8限、そして土曜日や長期休暇の補講とひたすら【授業】をしていきます。
ただでさえ自分の勉強時間が削られる中で日々大量の課題をする必要があり、自分のやりたい勉強をする時間がなくなるという問題が出てきます。
学校の授業のペースが早く、受験に間に合うなら問題ないかもしれません。
しかし、実態はそうではなく、むしろ学校のペースでは受験に間に合わないことがほとんどです。
受験は【団体戦】?
受験は自分のなりたい未来を叶えるために、自分の行きたい大学を目指すのが普通の考え方です。
つまり、受験は本来【個人戦】であるべきです。
しかし、“自称”進学校は違います。
受験は団体戦という考えのもとに授業や進路指導をしていくのです。
そのため、この団体から外れる行動をとる生徒に対して非常に厳しい対応を取るという特徴もあります。
例えば学校のペースで進む授業よりも遅れたり、逆に早めて進める生徒に対して厳しく接する事があります。
その割に授業のペースが遅いこともあり、受験範囲まで行き切らないということもあります。
では学校のペースでは間に合わないからと、内職をしようものなら烈火のごとく怒られます。
進路指導は学校の都合で決められる
志望校は本人の希望を優先して考えるのが当たり前です。
しかし、“自称”進学校は学校の都合に合わせた進路指導をする事が多いのです。
特に、地方の公立高校ではその傾向が強くでます。
高校の進学実績では、国公立大学への進学者数が多いほど県の教育委員会から高く評価されると言われています。
そのため、学校としても優秀な生徒は一人でも多く国公立大学への進学を推し進めます。
結果、生徒本人は有名私立大学への受験を考えているのに、進路指導で無理矢理でも国公立大学に行くように話を進めてきます。
現役で行きたい大学を目指すならこれをしろ!
このように、“自称”進学校の先生の言う通りに行動をすると、正直受験で失敗する可能性が高いです。
事実、そういった学校の進学実績をよく見ると、浪人での合格者数が多いという特徴もあります。
では、今現在こういった学校に通っている人が現役で行きたい大学に行くためにはどうすればいいのでしょうか。
課題、補講は最小限の労力で終わらせる!
大量にでる課題はできる限り最小の労力で終わらせるようにしましょう。
そのためにはある程度割り切ってやることが重要です。
例えば解答があるものは答えを見て問題を解いたり、友達の答えを写させてもらったりといった要領です。
また、インターネット上から検索すると答えを載せているものもあります。
手抜きできるところはとことん手を抜きましょう。
また、学校の補習や補講も強制でないなら休むのも手です。
私立受験希望なら必要のない科目を切り捨てるのも良いでしょう。
このように可能な限り自分の勉強時間を確保していくことが重要となります。
しかし、そういった割り切りが出来る人も限られていると思います。
そういう人は思い切って内職をしましょう!
もちろん、机の上に堂々と参考書を広げてはいけません。
下手したら参考書を没収された挙句、先生からネチネチと嫌味を言われる可能性もありあます。
上手い方法としては、ノートに勉強したい範囲の参考書のコピーを貼り、授業を聞いているふりをして問題を解くと見つかりにくいです。
受験は【個人戦】というマインドを持つ
受験は自分の将来のために行きたい大学に向かって頑張るものです。
決して誰かの思惑、ましてや学校側の都合で決めて良いものではありません。
そのためにも、自分が行きたい大学にいけるための最善の行動をするということを頭に入れておきましょう。
そのためにすべき事は学校の集団からどう抜け出すかということが重要となります。
例えば、学校で配られる参考書は正直受験に向いていないものが多いです。
また、学校によっては答えを配布していないため、問題を解いても正確な答えが分からないということも多々あります。
正直、分からない問題を延々と考えるよりも、基礎を固めているうちは解法を覚えて解ける問題を増やす方が効率的です。
そのため、学校の参考書をあえて捨てて、今の自分に合うものに切り替えるようにしましょう。
例えば、数学の参考書で4STEPや青チャートといった有名な参考書があります。
これらは例題数が多いですが、これを完璧に解こうとなると非常に時間がかかります。
学年が上がるにつれて厚みも増すので、1、2年の範囲が終わっていないと3年の時に悲惨な状況が待ち受ける事になりかねません。
この場合、優先するべきは一通りの問題を解けるようにすることが重要です。
基礎問題精講などの基礎レベルかつ最低限の問題数が載っている参考書に切り替えれば十分受験でも戦えます。
受験生の学習状況、受験までの残り期間、志望大学など、人によって異なります。
そのため、その人にあった勉強法や手段も当然違ってくるのです。
しかし、受験は集団戦というマインドに侵された“自称”進学校ではそういった【正論】は通じません。
ゆえに、この集団に居続ける事は志望校への合格を阻害する要因になり兼ねないということを肝に銘じておきましょう。
最後に……
“自称”進学校に通う生徒は中学も真面目に勉強し、順当に大学受験を考えている生徒が大半を占めていると思います。
そのため、悪い意味で学校側の言い分を真に受けて【洗脳】されてしまっている人が多いのも事実です。
しかし、本当に行きたい大学があるのなら、自分の意思を強く持たなければいけません。
特に、私立大学に行きたいと言おうものなら校内の風当たりは非常にきついものになる事でしょう。
もしかしたら私立大学を希望する限り学校側のサポートは受けられないとも言われるかもしれません。
それでも自分の行きたい大学があるのなら、学校側の言葉に惑わされずに自分の意思を貫く必要があります。
しかし、そうはいっても一人で学校と対立するのは精神的にも非常に疲れることでしょう。
そのため、同じように私立志望の仲間を見つけて励まし合う環境を作ることをオススメします。
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