皆さんこんにちは!
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大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 塚口校」講師の小山です。
大学受験と一口にいっても、様々な道がある事をご存じでしょうか。
大学受験というと共通テストが有名ではありますが、必ずしもすべての受験生が共通テストを受験するわけではありません。
受験に必要な科目も人それぞれです。
このように人それぞれの道がある大学受験ですが、そういった中で今回は【指定校推薦とは何か】について話していきます。
また、メリットやデメリットも含めてご紹介していきたいと思います。
指定校推薦とはなに?
そもそも指定校推薦とはどのような受験制度なのでしょうか?
指定校推薦とは一般入試とは異なり、推薦によって大学に進学する受験制度の一つです。
大学・短大・専門学校などが、指定した高校に対して推薦枠を与えてます。
その中で指定された高校で選抜された受験生を大学等が面接や小論文などの試験を行って合否を判断する仕組みになっています。
では、受験生にとって指定校推薦をもらって大学に行く事のメリット・デメリットはどのようなものなのでしょうか?
メリット
・100%に近い確率で合格となる
・合格発表が早い
・受験費用の節約になる
・高校生活を謳歌できる
・自分のやりたい事が出来る
指定校推薦で大学に入学する事の最大のメリットはまず間違いなく合格する事が出来る点にあります。
先ほど指定校推薦の仕組みについて説明した際に、高校側で選抜した生徒を大学側が試験するとお伝えしました。
しかし、面接や小論文といった試験で不合格になることは、面接に行かないといったよっぽどのことがない限りあり得ません。
なぜならば、指定校推薦は優秀な学生が欲しい大学側と確実に生徒を合格させたい高校側との思惑が一致しているから成立する制度であるからです。
そのため、大学側は高校側で選抜した生徒が優秀であるとみなしています。
他のメリットして挙げている「合格発表が早い」という点に関しては、定校推薦の場合には12月までには合格発表がされていることがほとんどです。
一般受験すると合格発表は2月・3月になるため、大学受験を早く終えられるというのは精神的にかなり楽だと思います。
さらに、先ほどお伝えした通り、高校で選抜されさえすればまず間違いなく大学に合格します。
実際には高校で生徒の選抜が行われる9月の段階で合格が決まっているといっても過言ではありません。
合格発表が早い事は、
「受験費用の節約」
「学生生活の謳歌」
「自分のやりたい事が出来る」
といったメリットをもたらしてくれます。
一般受験をする受験生は第一志望校だけではなく、併願校として滑り止めの大学をたくさん受ける事となります。
そのため出願費用も受験する大学の数だけがかかる事になります。
加えて第一志望校の合否が出る前に併願校の入学金を前払いしておかなければならない場合があります。
ただ受験するだけで数十万円単位でお金を必要となってしまうのです。。
その一方で指定校推薦を貰う事が出来れば受験校は1校で済むので受験費用の節約となるのです。
また、合格発表が一般受験をする人に比べて5か月ほど早い事によって、受験勉強以外に多くの時間を割く事が可能になります。
高校生最後の年を様々な行事に夢中で取り組んだり、受験勉強以外で自分のやりたい勉強や活動に時間を使う事が出来るのです。
このように非常に多くのメリットが存在している指定校推薦ですが、デメリットも存在しています。
デメリット
・選択肢が少ない
・大学での勉強についていけなくなる場合がある
・辞退や入学後の中退が高校に迷惑をかける事になる
「選択肢が少ない」理由は所属する高校には指定校推薦の枠がない場合があるからです。
一般受験をする人の場合、どの大学・学部でも好きなように受験する事が出来ます。
しかし、指定校推薦の場合は自分の高校に指定校推薦の枠が存在している必要があります。
指定校推薦に国公立大学の枠はありません。
また、行きたい大学の推薦枠が存在していたとしても、行きたい学部の推薦枠が存在していない場合もあるのです。
このように、必ずしも行きたい大学・学部の指定校推薦の枠があるわけではないため、指定校推薦で大学に行こうと考えている人は注意が必要です。
また、指定校推薦で大学に合格する人は一般受験をする人に比べて大学入学前の勉強時間が少ない場合が多いです
そのため大学に入学後、勉強についていけなくなる場合がある事にも注意が必要です。
特に理系の場合、大学において高校で学んだ数学や理科の内容を発展させた内容を勉強する事になります。
また、文理共通で英語は大学入学後も必修科目として勉強しなければいけません。
早く受かったからと油断していると、入学後に成績が酷い場合、講義とは別に補習を受けされられる大学もあります!
指定校推薦で受かったからと遊ぶことなく、大学入学後に向けた準備として勉強は継続しておくことをオススメします。
また、辞退や入学後の中退が高校側に迷惑をかけることになることも理解しておかなければなりません。
指定校推薦で大学に合格したあとに、その生徒が合格を辞退したり、入学後に留年や中退をしてしまうとしましょう。
その場合、高校側が入学を希望していない生徒や優秀ではない生徒を選任したとみなされ、指定校推薦の枠をはく奪されてしまう場合があります。
もちろん指定校推薦で合格を決めたからと言って、合格の辞退や中退といった選択肢を絶対に選んではならないわけではありません。
しかし、将来における自分の選択が自分自身だけでなく高校にも影響が及ぶことを理解しておく必要があります。
最後に……
いかがだったでしょうか。
今回は指定校推薦とはどのような制度で、一般受験と比較した際にどのようなメリットデメリットがあるかをお伝えしてきました。
指定校推薦にはメリットもデメリットも存在しています。
そして、この制度はメリットが非常に大きなものであることは間違いありません。
デメリットを理解した上で、メリットの方が大きいと判断した場合には積極的にこの制度を利用していく事が良いのではないでしょうか。
ただし、指定校推薦で大学に進学しようとしても高校で全く勉強しなくてもいいわけではありません。
指定校推薦の枠を高校側から貰うためには、定期試験での成績が良かったり、高校での生活態度がしっかりしている必要があるのです。
指定校推薦を狙っているけど定期試験で良い点数が取れていないという方は、勉強方法が誤っている可能性があります。
武田塾ではどのような勉強を行えば良いのかといった相談も行っています。
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