皆さんこんにちは!
阪急塚口駅から徒歩3分!
大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 塚口校」講師の小山です。
今回は私の経験を踏まえつつ
【志望校が明確に決まらない場合、どのように志望校を選択して行けば良いか】
についてお伝えしていきたいと思います。
志望大学が決まっていない方や、大学で学びたい分野が決まっていない方は是非読んでみて下さい。
志望校が決まらない!そんな人はどうしたらいいのか?
大学への進学理由は打算的なものが多い!?
早速ですが、私の経験上、高校生の間から大学で学びたい分野が明確に定まっている人はほとんどいません。
大学に行く理由は「大学において更なる学びを得るためである」というのが理想的な回答ではあります。
しかし、現実には多くの高校生が大学受験をしようとする理由はどちらかというと打算的なものが多いのが現実です。
それは大学生を対象にした「進路選択に関する振り返り調査(ベネッセの教育総合研究所)」による結果をみても明らかです。
大学の進学理由の上位は
・将来の役立つ勉強がしたい
・専門的な研究をしたい
・幅広い教養を身に着けたい
といった前向きな理由が確かに多くを占めています。
しかし、それと同じくらいの割合であるのが将来への不安からの進学です。
・大学の学歴が欲しい
・すぐに社会に出るのが不安
・自由な時間が欲しい
このような背景からも受験生の多くは明確に大学で学びたい分野が存在していない事が伺えます。
このことから、現状志望校や志望学部が明確に定まっていない人は
自分だけが周りの人より遅れていると思うのではなく、それがごく一般的な事
であると考えてみてください。
志望大学・学部を選ぶ基準を決めよう!
では、志望校や志望学部が明確に定まっていない場合はどのようにしてそれらを選んでいけばよいのでしょうか?
解決策としては
出来るだけレベルが高く社会的評価の高い大学を選択する事
大学入学後に学ぶ分野を選択できる大学・学部を選択する事
が挙げられます。
良い研究や大手企業へ就職したいならレベルの高い大学を目指せ!
出来るだけ偏差値が高く社会的評価の高い大学を選択する理由は将来的な進路が大きく広がるからです。
例えば、大学で勉強しているうちに何かしらの研究がしたいと思ったとします。
この際に、偏差値の高い大学であればあるほど研究費用が潤沢に存在している傾向にあり、望んでいる研究が出来る可能性は高まります。
他にも就職先を選ぶ際にも無名の大学よりも偏差値の高い大学ほど就職率は上がります。
就職活動では学歴フィルターという言葉もあるように、有名企業に就職したいと思ったら一定の学力のある大学の出身者ほど採用されやすい傾向にあります。
皆さんがテレビなどで耳にする有名企業ほどその傾向は顕著に出ているのです。
このように、高校生の現在には自分自身の将来について何ら理想とするものがない人は、
将来的にやりたい事が見つかった際にそれを実現できるような環境に身を置けるようにすることが最適な選択
になります。
こういった打算的な志望動機は全く持っておかしなものではありません。
実際に東大生の志望動機の1位は「社会的評価が高いから」であり、5割以上の人がこの回答をしています。
明確な志望大学が存在しない場合にはこういった理由で志望大学を決めてみてはどうでしょうか。
大学進学後に学部が選択できるところを選ぶ
大学において学びたい分野が定まっておらず志望する学部を決める事が出来ない人は、
大学入学後に学ぶ分野を選択できる大学・学部に進学する
ところを選んでみてはどうでしょうか。
例えば東京大学は大学入学後に学ぶ分野を選択する事が出来る大学として非常に有名です。
東京大学には「進学振り分け制度」が存在しています。
大学1年生と2年生の途中までの成績をもとに、3年生からの進学する学部・学科を決定することができます。
2年生の前期までは駒場キャンパスで基礎的な知識と方法を学ます。
その後「進学選択」を経て2年生後期で進学が内定した学部・学科の専門科目を学んでいきます。
このように、大学入学後に多種多少な学問に触れる中で専門的に学びたい分野を決める事が出来るのです。
東京大学にある「進学振り分け制度」のような制度を採用している大学・学部は他にも存在しています。
例えば以下のような大学・学部が存在しています。
<国立大学>
・山形大‐理
・福島大‐理工学群
・千葉大‐法政経
・電気通信大‐情報理工学域(前期は学域一括募集、後期は類別募集)
・東京大‐文科一~三類・理科一~三類
・新潟大‐理・農
・富山大‐人文
・京都大‐総合人間・文・理
・和歌山大‐システム工
・岡山大‐文・農
・広島大‐生物生産
・山口大‐人文
・徳島大‐総合科学・理工[ 昼・夜]
・香川大‐創造工・農・経済
・愛媛大‐法文[ 昼・夜]
・九州工業大‐工・情報工(工に「工学1~5類」、情報工に「情工1~3学類」を設け、「類別入試」を実施、2年進級時に所属学科を決定)
・熊本大‐理
<私立大学>
・国際基督教大‐教養
・慶應義塾大‐文・理工(「学門」別募集。2年次進級時に所属学科を決定)
・早稲田大‐文・文化構想・基幹理工(学系別募集。2年次進級時に所属学科を決定)
・関西大‐文
(大学受験パスナビより引用)
進学時に自分の行きたい学部に行けるかは頑張り次第!?
こうした大学に進学する事のデメリットとしては、大学での成績が芳しくなかった場合、希望する分野へ進む事が出来ない点が挙げられます。
しかし、このデメリットが存在していることが分かっていたとしてもこうした大学に進学する事には大きなメリットが存在しています。
大学受験をする段階において、高校などで出来るだけ早く志望校や志望学部を確定させようとする動きは多いです。
それは志望校等が決まってからの方が受験に対するモチベーションが向上しやすくなるからです。
しかし、数多くある大学の中から自分自身に合った大学を探す事は困難です・
また、少ない情報から自分自身が大学で学びたい分野や大学卒業後の進路まで考える事は想像することも難しいことでしょう。
大学や学部選択を誤ると大学在学中に勉強や大学生活に対するモチベーションが下がります。
そうなると、思い描いていたようなキャンパスライフが送れない可能性も考えられます。
その結果、学業不振になるなどして退学してしまう可能性もあります。
しかし、上記のような大学では自分自身に何があっているかを学んで上で自分自身の適正を見極める事が出来ます
さらに様々な専門分野の一端に触れた後で専門的に学ぶ分野を決定できるので、学業不振や退学といった事態は起こりにくいと考えられるのです。
現状志望大学や志望学部をなかなかきめる事が出来ていないという方は入学後に学ぶ専門分野を決める事が出来る大学うを検討してみて下さい。
まとめ
高校生の段階で、自分自身が将来的に行きたい大学や学びたい分野を確定させることは非常に難しいことです。
そのため、受験期になってもなお志望大学・学部が明確に定まっていない事は何らおかしなことではありません。
現状行きたい大学や学びたい分野が明確でない場合には、将来の選択肢を増やすためにも今回のような基準を基に志望校を選んでみて下さい。
とはいえ、志望校を決められないからと受験勉強を先延ばしにするのは絶対にやめましょう!
受験勉強は早めに取り組んだ方が絶対に後が楽になります。
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