皆さんこんにちは。
武田塾塚口校講師の松岡拓海です。
突然ですが、皆さんは将来の職業に何を求めますか?
安定したお給料や休暇もたくさん欲しいですよね。
そんな希望にピッタリな職業があります。
それはズバリ公務員です!
公務員は、職業の人気ランキングでも毎年上位ですし、とても魅力的で憧れますよね。
ですが、もちろん簡単に公務員になれるというわけではなく、資格を取る必要があります。
今回は、そんな人気の公務員の就職率が高い大学を紹介したいと思います!
関西で公務員への就職率の高い大学ってどこ?
国家公務員(総合職)の採用数の多い関西の大学は?
公務員のエリートと言えば、国の機関である各省庁で勤務する【国家公務員】です。
国家公務員には中央官庁勤務の「総合職」と地方で勤務する「一般職」の二つに分けられます。
ドラマなどでは悪役として扱われがちなのはいわゆる総合職、キャリア組と呼ばれる人たちになります。
とはいえ、私たちの日々の暮らしを決める制度に携わることもあり、まさに国の行く末を左右する職業であるとも言えます。
それもあってか、採用試験の倍率も昨年度は大卒区分で約10倍にもなりました。
そんな高き壁もあってか、ランキングにも上位の大学名が浮かびます。
もちろん、一位と二位は東大と京大です。
では、それ以外の大学出身者が居ないかというと、そういうことはありません。
トップ10位には入っていないものの、多くの合格者が出ている大学を紹介します!
(※2021年度 人事院データを参照)
第13位 立命館大学(合格者数 45名)
立命館大学は2016年の公務員就職者が699名と全国でも2番目の人数を誇ります。
立命館大学の法学部には公務行政特修という、公務員を目指す学生のためのコースがあります。
政策立案の領域について入門的な演習で基礎を固めることができるほか、公務員試験合格に向けての実力を養うことができる科目も開講されています。
何と言っても市役所などで公共の仕事を体験できるインターンシップ科目などが設置されているのが魅力的です。
公務員の仕事を具体的に、実践的に理解できるありがたい機会のある大学だと言えます。
そういうこともあってか、関西近郊の大学で京大に次ぐ合格者数を出しているのも納得です。
第15位 大阪大学 (合格者数 37名)
大阪大学は、神戸大学と同じく難易度の高い国公立大学です。
特に法学部や外国語学部からの公務員就職者数が目立ちます。
大阪大学法学部では官公庁との連携科目が開講されるなど、在学中から公務員の仕事に授業を通じて触れることが可能で、実際に体験できるというのも強みです。また国際公共政策学科では、英語教育も重視されており、国際的に公共政策課題の分野で活躍できるような人材育成を目指しているため、英語を使う公務員を目指したい方にはおすすめの学科です。
第17位 神戸大学 (合格者数 35名)
神戸大学は、偏差値も非常に高く、難易度が高い国公立大学です。
数多くの公務員を輩出していて、中でも特に法学部からがとても多いようです。
神戸大学法学部は、研究者や教育者として全国トップクラスの教授陣を誇り、国際政治学を学ぶことができます。
そのため、日本のみならず世界に通用する法曹界をリードできるような知識を身につけることも特徴の一つです。
それもあってか、法務専門職や公務員など行政専門職に進むのに適したカリキュラムが用意されています。
このカリキュラムをみれば、就職率の高さにも納得できますよね。
地方公務員の就職に強い大学はココ!
国家公務員はその名の通り、国の行政に関わる業務をする人です。
そのため、普段はあまり身近に感じる事がない人が多いかもしれません。
身近な公務員という括りでは、地方公務員の方が皆さんも馴染み深いと思います。
警察官、消防士、市役所職員、公立校の教師、公立病院の看護師……etc
これらも全て地方公務員に当たります。
では、関西では地方公務員の合格者数が高い大学はどこになるのでしょうか?
関西学院大学
関西学院大学も公務員試験の合格者が多い大学です。
特徴として、就職先が近畿地方の地方公務員が多く、地元志向の強い傾向があります。
それもあってか国家公務員試験の合格者の多くは一般職に固まり、その人数も40人以上と多く合格者を出しています。
関西学院大学では法学部と経済学部が連携した公共政策コースで政策科学により、法律、経済面での教育が充実しています。
加えて、公務員試験に必要な科目を履修することができるように充実したカリキュラムを提供しているもの魅力の一つです。
具体的には市役所や中央官庁にインターンとして実際に働いてみたり、「エクステンションプログラム」といった、専用の対策講座を受講できます。
関西大学
関西大学も関西学院大学と同様、国家公務員の一般職、地方公務員の就職率が高い大学です。
2020年度の採用実績も国家公務員一般職の採用数は61人と、こちらも多くの合格者が居ます。
また、地方公務員も教職を除いて250人以上が就職しているというのも特徴です
地方公務員の内訳は市役所職員から警察、消防と幅が広くいます。
関西大学も関西学院大学と同様、地元志向が強く、採用されている地域も近畿地方に固まっている傾向にあります。
関西大学も大学のキャリアセンターが中心となって公務員ガイダンスを開設し、どういう仕事をするのかを説明しています。
また、合格者による報告会を開き、成功事項の共有を図るなど学生の勉強意識を高める施策もしています。
大阪教育大学
関西で地方公務員への就職率だけを見た場合、大阪教育大学が一番合格者数を出しています。
これは何と言っても、教職員の採用数が全国的に見ても多いことが要因の一つです。
昨年度の数値でみても、教員就職希望者の590人中、採用率97.5%と非常に高い数字を出しています。
大阪教育大学はその名の通り、小学校~高校、さらに各科目に養護教諭と幅広く対応しています。
特に地元への信用度が高いためか、関西近郊の公立学校への採用率は高い傾向にあるのも特徴です。
教職以外では主に近郊の市役所での採用も取れるあたり、公務員試験に対応するための基礎学力も維持できるのも魅力の一つかもしれません。
また、国立大学でありながら、2次試験科目も1科目か小論文+面接と負担がそこまで大きくないのもコスパという面から見てもおススメの大学と言えます。
近畿大学
産近甲龍の一角を担う近畿大学は、知名度もそうですが全国にキャンパスが点在するマンモス大学としても有名です。
キャンパスは6カ所に点在し、近畿と名を関しながら、実は関西以外に広島と福岡にもキャンパスがあります。
その生徒数は日本でも指折りで、日大、早稲田の次に多いのも特徴です。
そんなに多ければ生徒の就職支援が手薄いかと思うと、実はそんなこともなく、就職率も2019年で98%と高い数字を誇ります。
また、公務員志願者向けのカリキュラムもあり、中でも法学部は近畿大学の中でも公務員の採用率は一番高いそうです。
加えて、近畿大学は教育学部こそないものの、中学・高校の教員免許も取得できるカリキュラムがあります。
採用実績も公立高校の教員採用数が2020年度は西日本の私大の中でトップだったことも、その信頼を証明しています。
まとめ
今回は関西近郊の公務員の就職率が高い大学について紹介してみました。
大学の傾向としては、やはり偏差値が高く、学部では法学部が合格率が高い傾向にあるようです。
偏差値の高い大学は就職支援をしてくれるキャリアセンターの支援が手厚く、また学生の就職に対する意識が高い事が要因にあると思います。
コロナによる不況は来年以降ますます深刻になる事が予想されます。
そして、不況になると公務員への志願者が多くなり、合格は狭き門になる事でしょう。
安定した将来を求めたい、国や地元のためになる仕事がしたいと公務員を志すなら勉強するしかありません。
そのためにも、志望する大学はより上を目指す方がより自分の夢に近づきます。
少しでも早く勉強を初め、志望大学の合格を目指しましょう!
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