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【職業選択】看護師になるためには専門学校と大学、どちらがいい? 平均年収ってどれくらい? -尼崎市・伊丹市の予備校なら武田塾 塚口校へー

皆さんこんにちは!

阪急塚口駅から徒歩3分、武田塾塚口校の校舎長の西村です。

 

昨今の新型コロナウイルスの影響により、大学生の就職事情も大きく変わってきています。

そんな不況が叫ばれている中でも、就職先に困らないとも言われる現場があります。

 

それが【看護師】です。

 

今回はそんな【看護師になるためにはどうすればいいか】について話をしていきたいと思います。

 

 

 

 

看護師の平均年収ってどれくらい? 専門学校と大学、どちらがいい? 

看護師になる方法

看護師になるためには、毎年2月に行われる【看護師国家試験】に合格する必要があります。

看護師国家試験を受験するためには、文部科学省の定める教育機関において3年以上、必要な学科を習得したものとされています。

 

国家試験と聞くと敷居が高く感じますが、合格率は平均して90%と高い数字です。

しっかりと在学中、勉学に励めば資格取得は難しくありません。

 

看護師になるメリット、デメリットって何?

メリット

看護師のメリットで上げられるのは、年収の高さ就職のしやすさの2点があげられます。

 

看護師の平均年収は約480万円と言われています。

令和3年の平均年収が約436万円なので、少し高いだけのように思えます。

しかし、この数字は男女を合わせた数字であり、これを女性の平均年収で見ると約293万円であり、一目瞭然の違いがあります。

 

また、看護師は就職先が多い事も特徴の一つです。

特に最近では病院の人で不足も深刻な問題となっています。

加えて高齢化社会により、高齢者介護施設や訪問介護の需要も増している状況です。

そういった場面でも看護師の活躍の場はあり、今後も需要は大きくなると思われます。

さらに、看護師資格というのは年齢を問わずに有効なため、出産や育児がひと段落して再就職する際にも有効です。

こういった、収入面や就職のしやすさが大きな魅力と言えます。

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デメリット

もちろん、いい面だけではありません。

看護師のデメリットの一つに仕事が大変である点が挙げられます。

 

看護師の年収には夜勤手当も含まれています

特に新人のうちは収入の1/4は夜勤手当込みの収入です。

また、病院はしまっていても患者は入院しているため、土日祝日もシフトが入ることがあり、生活が不規則になりがちになってしまいます。

 

他にも看護師の退職理由に職場の人間関係が多いという特徴もあります。

職場の人事異動が少なく、どうしても人の動きが少ないため、人間関係が固定されがちです。

そのため、職場環境が良好で上手い事馴染む事ができればいいですが、そりが合わなくて退職してしまうということも少なくありません。

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まとめると

◎メリット

 収入が高く、就職先の選択肢が多い

◎デメリット

 生活が不規則になりがちであり、人間関係が固定的になりがち

 

 

といった特徴があります。

 

〇専門学校、短期大学、大学、どれががいい?

看護師になるためには、いくつかの手段があります。

基本的には高校を卒業したのち、3年制の専門学校、短期大学、大学の3つの方法があります。

これらの中で専門の学科を習得していき、国家試験に合格すれば看護師になれます。

ただし、注意しておきたいのが受験可能な認定資格が異なるという点です。

 

専門学校及び短期大学……都道府県知事が認定する【准看護師試験】を受験可能
  大学……国家資格である【正看護師試験】を受験可能

 

正看護師と准看護師では年収や就職できる職域といった違いがあるため、自分の目的などを基に選択肢を考える必要があります。

それぞれにどういった特徴があるのでしょうか。

 

・専門学校

専門学校でのメリットはなんといっても3年で資格を取得できるという点にあります。

大学より1年前倒しで働けるため、少しでも早く現場で働きたい、学費を抑えたいという人には向いています。

実技・実習がメインであるため、勉強しながら看護師の仕事を学んでいくこともあり、職業訓練所という意味合いが強いかもしれません。

 

 

・短期大学

専門学校と同様、3年で試験を受験できます。

違いは実務だけでなく、一般教養も学ぶ事が出来るという点にあります。

大学と専門学校のいい意味でいいとこ取り、と言えるかもしれません。

しかし、最近は4年制大学に転換されており、学部としても縮小傾向にあります。

 

・大学

医療技術の発達に伴い、最近は4年制の看護大学が増えています。

短期大学と同様、一般教養を学べるとともに専門的な知識を学べるため、自分の医療補助行為にどういった意図があるのかという点まで学ぶ事が出来ます。

また、大学のメリットは看護師の国家試験以外の受験資格を得る事ができるという点です。

具体的には「保健師」「助産師」といった資格になります。

最近の医療施設では、こういった看護師以外の資格の保有の有無を募集の条件にしているところが多くあるため、こういった副次的な資格が取れるというのは大きなメリットになります。

 

いきたい専門学校・大学の選び方

では、実際に看護師資格を取りたいとした場合、何を基準に専門学校や大学を選ぶのが良いのでしょうか。

 

1点目 就職したい大学病院の付属校であるかどうか

看護学校では大学病院が併設されているところが多くあります。

これは結構重要で、学部の特性上、実習の際の所用が少なく済むということがあります。

また、就職する際でも附属病院へ就職できる枠もあるという点も特徴です。

 

 

2点目 通いやすいところにあるか

看護学部は非常に忙しいという点も頭に置いておかなければいけません。

学部での試験やレポートに加えて実習もあり、頭も体も非常に疲れることは想像に難くありません。

そのため、大学に通う間、一人暮らしをするのか、実家から通うのかというは重要な選択肢として考えておく必要が出てきます。

 

3点目 看護師資格試験の合格実績や就職支援

いくら看護師国家試験が高い合格率を誇るといえども、その確率は100%というわけではありません。

どうしても大小はあるものの、差は出てきてしまいます。

そのため、受検者数に対しての合格率がどれくらいかを調べておくことは非常に大切です。

また、合格した後も学生の就職支援をどうしているのかも重要となります。

看護師国家試験

(参考:第110回 看護師国家試験 受験結果(大阪・兵庫の大学))

4点目 自分の学力と釣り合い

看護学部のある大学といっても偏差値はバラバラです。

また、国公立大学か私立大学かにより、1科目に掛けられる時間も変わってきます。

国公立大学なら5教科7科目、共通テストと2次試験の対策を行う必要があるのに対し、私立大学なら2科目で済むところもあります。

 

ただし、先にも言ったように、偏差値の低い大学は試験の合格率が平均を下回るところも出てきます。

安易に入学しやすいからで選ぶと後で後悔する可能性もあるため、注意が必要です。

 

最後に……

看護師になるための手段については七してきましたが、最近では医療も高度になってきています。

また、現場での判断も求められる傾向も強くなっていることからか、病院側も正看護師の採用を強めています。

 

看護師は就職先が豊富であるため就職しやすい印象がある分、頻繁に求人が出る位に職場の人の入れ替わりが激しいという側面もある事は覚えておきましょう。

そうなった時、将来的に広く選択肢を持てる正看護師を目指す人が多くなってきています。

 

正看護師を目指すとなると、大学受験は避けては通れません。

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