皆さんこんにちは!
阪急塚口駅から徒歩3分、武田塾塚口校の校舎長の西村です。
大学への進学を考えた際、どこに行きたいかで皆さんも迷うことでしょう。
多数ある選択肢のうち、最初に区分するとしたら国公立大学か私立大学かという点があるかと思います。
とはいえ、「国公立大学と私立大学の違いって具体的にどんな事があるの?」と疑問に思う人も多い事でしょう。
そこで、今回は国公立大学と私立大学の違いについてまとめてみました!
志望校を決める際の参考にしてみてください。
国公立大学と私立大学の違いについて
まず、ざっくりとした国公立大学と私立大学の違いについて話をしていきます。
国公立大学とは国か各県、市町村が運営しています。
私立大学は個人の経営者が運営しています。
そのため、私立大学の方が国公立大学に比べて自由度は高いのが特徴です。
ではその上で、どういった違いがあるのでしょうか。
大きく分けると以下の点が挙げられます。
①費用面
②受験科目数
③難易度・合格者数
それぞれを詳しく見ていきましょう。
費用面では国公立大学の方が安上がり!
良く国公立大学に進学したいという人の理由の大半が「私立大学に比べて学費が安いから」と答える人が多いのではないかと思います。
では、実際にどれくらいの差があるのかを比較してみましょう。
大学入学初年度の金額を比較してみると、以下のようになります。
区分 |
入学料 |
授業料 |
施設整備費 |
合計 |
国公立大学 |
28万円 |
53万円 |
※大学による |
82万円 |
私立大学 |
24万円 |
91万円 |
18万円 |
134万円 |
見てわかるように、1年目だけで52万円ほどの差額が出てきます。
これが4年間となると、
国公立大学 230万円(年間授業料53万×4+入学金28万)
私立大学 417万円【(年間授業料91万+施設整備費18万)×4+入学金24万】
となり、差額で187万円もの開きが出てきます。
金額だけでみると、国公立大学の方が圧倒的に安く済むのが一目でわかりますね。
受験科目数は私立の方が少なくて楽!
国公立大学では基本的に共通テストを一次試験に課しているところがほとんどです。
そのため、受験教科数も3~5教科、科目数も4~7科目と万遍なく勉強をする必要があります。
加えて、大学ごとに2次試験を課しているため、専門的に学ぶ面も含めて勉強しなければなりません、
国公立大学を狙う人は、高校入学の時点から計画的に勉強をとり組む必要があります。
対して私立大学では、受験教科も2~4教科、科目数も2~5科目と比較的少なく済みます。
そのため、1科目辺りに掛けられる時間も私立大学の方が多く取れるというメリットがあります。
そのため、大学によっては高校3年生からでも受験科目を絞って勉強をすれば合格する可能性は十分にあると言えます。
試験形態が豊富で合格する可能性は私立の方が高い!?
国公立大の一般選抜では共通テスト+2次試験の形態で受験する事がほとんどです。
また、合格者数も前期日程が一番合格者数が多く、中期、後期日程は人数が少なく、中には制度に入れていない大学もあります。
さらに、大学の合格者数も事前に決めていた人数よりも多く合格者数を出す事はありません。
対して私立大学では、通常の一般選抜でも様々な受験方法があります。
科目数を変更したり、共通テストを利用したりと、合格判定を複数回設ける事が出来ます。
受験日程も複数あり、合格者数も一番遅い日程を除けばそれほど片寄りがないのも特徴です。
加えて事前に通知している合格者数よりも多く合格判定を出すという点も、特徴の一つであると言えます。
大学の難易度もピンキリなので、レベルを下げればとりあえず進学が出来るという点もメリットの一つであるかもしれません。
国公立大学と私立大学、どちらを選ぶのがいいの?
これまで国公立大学と私立大学で違いを述べてきました。
その上で、どちらを選ぶ方が人によって得なのかを話していきたいと思います。
大学で高額な学費を払いたくないという人は、国公立大学を選択肢に入れるべきなのは間違いありません。
最近では、奨学金によるローン返済問題もニュースで出ているように、卒業してから何年も経っているのに払い終えていない人が多くいます。
その分、勉強する量、範囲は多くなるため、高校入学後の早い段階から志望する大学の勉強を計画的に進めていけるという人には向いているとも言えます。
対して私立大学で考えてみましょう。
先に挙げたように、私立大学は受験科目数を少なくして受験できるという面では受験生とって大きなメリットです。
特に、部活やバイトなどであまり勉強をしてこなかったという人にとって、5科目を受検できるレベルまで短い期間で上げるというのは至難と言えます。
また、致命的なまでに苦手科目があるという人にとっても、余計な労力を割かなくても良いという面ではいく分、気楽であるかもしれません。
そういう意味では、比較的成績を上げやすく、合格基準に持って行く事は国公立大学に比べると容易です。
しかし、費用面での差は歴然であるため、入学後の学費を払えるのか、奨学金を返済する宛があるのかという点で問題が出てきます。
とはいえ、大学によっては入学試験の上位者に学費の減額制度を設けているところもあります。
成績を維持し続ければ国公立大学なみの学費で抑えられるので、人によってはこの制度を使ってみるのも手と言えるでしょう。
まとめると
◎高校進学時から計画的に勉強を進められる人で大学入学後の費用を安く済ませたい人
→国公立大学
◎多少の費用が掛かったとしても、大学に進学したい人
→ 私立大学
になります。
まとめ
今回は国公立大学と私立大学の違いについて話をしてきました。
費用面などを見て、大学進学後にこんなにかかるのかと驚いた人もいるかと思います。
とはいえ、将来就職を考えた際、大卒と高卒では統計上、生涯年収の差で4000万円ほどの差が出てくると言われています。
費用対効果で考えると、大学進学は非常にコスパの良い資格ともいえるわけです。
国立大学を選ぶにしろ、私立大学を選ぶにしろ、勉強を計画的に進めていかなければならないのに変わりはありません。
もし、どう勉強を進めていけば良いか分からない、志望大学に合格できるか自身がないという人は一度受験相談にお越しください。
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