皆さんこんにちは!
阪急塚口駅から徒歩3分、武田塾塚口校の校舎長の西村です。
高校2年生の皆さんは受験勉強に対してどれくらい取り組んでいるでしょうか。
正直、志望校を意識して真剣に取り組んでいる人は限られる事かと思います。
なぜなら、2年生という時期は高校生活の中でも最も充実している年だからです。
入学したばかりで慣れていない1年生とも受験に追われる3年生とも違い、ある意味一番気楽な立場といえることが理由です。
部活に打ち込んでいたり、友達と遊んだりと青春を一番謳歌している時期かもしれません。
しかし、2年生のこの時期だからこそ、早く受験勉強に取り組んで欲しいのです。
今回は【本気で志望校の現役合格を狙うなら2年生から取り組むことが大切な理由】について話をしていきます。
本気で志望校の現役合格を狙うなら2年生から取り組むことが大切な理由
なぜ、2年生のうちから受験勉強を勧めるのか。
理由は至極簡単です。
早く受験勉強に取り組めば、「早慶」や「難関国公立」に受かる可能性がグンッと上がるからです。
大学はあくまでも将来の選択肢の一つにすぎません。
中にはどこの大学に進学しても大した違いはないと考える人はいることでしょう。
しかし、就職まで見据えて少しでも収入の大きい企業や名の知れた企業に入社したいと考えるのなら、学歴は一つの武器です。
事実、例年の有名企業の内定者の出身大学の内訳で見た場合、上位のほとんどが難関国公立や有名私立大学で埋まっています。
2020年度のトヨタ、ホンダ、日産の採用大学は以下のものを見るとその事実が分かりやすいかもしれません。
(ダイヤモンドオンライン「トヨタ・日産・ホンダ「採用大学」ランキング2020!」より引用)
それぞれ上位の大学には難関国公立、有名私立大学が並んでいます。
もちろん、累計なのでこれ以外の大学の出身者も入っていますが、数はごく一部にしかすぎません。
自分の将来の投資として、学歴に箔を付ける事が自分のより良い将来を切り開くには非常に重要なものになります。
高校3年生から受験勉強を始めてはダメなのか
受験勉強を始めるのはいつでもできます。
しかし、始めるのに早い事に越したことはありません。
何故なら、早くから受験勉強を始めることで志望校の過去問を解き始める時期を早める事が出来るからです。
大学受験は過去問をどれだけやってきたかによって合格率が変わります。
何故なら過去問を繰り返し解く事で大学の出題傾向を分析できるとともに、制限時間内に解ける力が身に付いているか、捨て問の判断できるかといった技術を磨く事に繋がるからです。
さらに、解いていくうちに自分の弱点も分かってくるため、それを補う時間を作ることも出来ます。
3年生から受験勉強を始まると、他の人も同じように勉強を始めるため差をつけるのが困難です。
中々偏差値も上がらず、モチベーションも上がらないと思います。
一斉にスタートしている中で頭一つ抜け出すのは至難の業です。
そういった状況の中で受験勉強を続けていく事は心身共に大変つらいものとなるでしょう。
だからこそ、自分が楽をするためにも、またモチベーションを高く保ち続けるためにも早く勉強を始めることが重要となってきます。
高校2年から始めた場合の年間のイメージは?
とはいうものの、具体的にどういうふうに進めていけば良いかのイメージが湧かないのではないでしょうか。
そこで、まずは1年間でどう進めていけば良いのかを順を追って説明していきます。
4月~7月
春先は学年が上がり、新しい内容がまだそこまで進んでいない時期になります。
この時期では、まずは勉強の習慣を身に付けることが非常に大切です。
特に今まで部活や遊んでばかりで日々コツコツと勉強をする習慣が身に付いていない人ほど、まずは1時間でもいいので取り組む癖をつけるようにしましょう。
また1年生の時に習った内容に自信がなかったり、単語や文法といった基礎が固まっていない人もいると思います。
そういう人は学校の範囲を取り組むよりも先に、基礎を固める事を優先しましょう。
8~9月
夏は一番勉強する時間が取れる分、下手をすると一番気が緩みがちになる時期でもあります。
逆を言えば、ここでしっかりと勉強に取り組むことができれば周りを追い越す事が可能になるとも言えます。
この時期にまだ基礎が固まっていないならば、これを期に一気に進めてしまいましょう!
春先で基礎を固めているなら、少しずつ問題の難易度を上げていきましょう。
進捗の目安としては、9月末に河合塾などで第2回全統模試が行われています。
今まで進めてきた分野の出来を確認するために受験をしてみるのもいいかもしれません。。
10~12月
秋は文化祭、体育祭、そして学校によっては修学旅行とイベントが盛りだくさんの時期でもあります。
また、部活動も3年生が完全に引退したこともあり、主力として色々と活躍する事で忙しくなってくる時期でもあります。
この段階で春、夏としっかり基礎、演習と取り組んでいるのなら、ある程度の問題は解ける実力はついてきているはずです。
一つの目安として、日大レベルの過去問の参考書を解いてみるのもいいかもしれません。
また、学校の期末試験の時期でもあるので、今までの取り組みが実を結んでいるか手応えを感じる機会もあると思います。
12月には河合塾の第3回の全統模試があるので秋からの自身の成長を結果で見比べてみると、今後のモチベーションに繋がる事でしょう。
1月~3月
冬休みを挟んだら3学期の始まりです。
おそらく、大学進学を意識している同級生はこの時期くらいからそわそわしだす事でしょう。
そんな周りをしり目にこの時期まで順調に取り組めていたなら、今まで取り組んでいた科目が目に見える成果として出ている事でしょう。
得意科目として結果が出ている科目は引き続き、より上のレベルの問題集を進めいきます。
しかし、余裕があれば受験に必要な科目を少しずつ継ぎ足していきましょう!
特に、難関国公立大学になると、共通テストや2次試験で取り組む科目数が多くなります。
文理によって分かれますが、この時期くらいから取り組み始めていきましょう!
取り組む科目の優先順
大学受験で大切なのは、何を、いつまでに、どれくらいの成績まで上げる必要があるかを綿密に計画して取り組む事です。
また、文系と理系では2次試験で必要となる科目も異なります。
だからこそ、成果の出る科目から優先的に取り組むことが大切です。
2年生での科目の優先順位だと、
文系なら 英語 → 国語 → 社会1科目(国公立志望なら数学も)
理系なら 数学 → 英語 → 理科1科目
を最優先に取り組んでいくことをおススメします。
優先順位の理由は2点あります。
1点目は2次試験でも扱われること、2点目は覚える量が多く、成績が上がるまでに時間がかかる科目であるからです。
2年生のうちに終わらせておきたい参考書
科目の終わらせる時期や取り組む順番について話してきましたので、次は具体的にどんな参考書を使えばいいかについて紹介していきます。
英語
英語は単語、熟語、文法が基礎となります。
いきなり長文問題に手を出すよりは、この3つの基礎をしっかり固めていくことが最重要事項になります。
単語帳は学校で使っている「ターゲット1900」や「システム英単語」、熟語は「速読英熟語」などを使って語彙力を付けていきましょう!
文法は「大岩の一番はじめの英文法」や「肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本」などで基礎知識を深めたのち、演習系の「Next Stage」や「Scramble」を使って覚えた知識を定着させていきましょう!
数学
2年生のうちは、まず基礎事項の習得を目指していきましょう。
「やさしい高校数学」や「入門問題精講」を2年生のうちに終わらせておくと、その後の進みは楽になります。
それらが終わった人は「基礎問題精講」に切り替えていき、解ける問題の幅を広げていきましょう!
理系で数学を武器にしたい人は、武器として使える厚さですが、「Focus Gold」をメインに使っていくと演習量も多く、着実に実力が身に付きます!
ステップ4以降は難易度が上がるため、まずは教科書レベルのステップ1から初め、年度末までにステップ3まで行く事を目標にしていきましょう。
問題を解いていく中で、どうしても解けない問題が出てくるときは、「初めから始める数学」などで基礎が抜けていないかを確認すると、効率的に進める事が出来ますよ!
国語
現代文は語彙力を高めていくことが成績を安定させるための基礎となります。
漢字の読み書き以外にも、語句の意味を正しく理解していく事が文章を論理的に読み解けるかの肝になってくるのです。
「漢字マスター1800+」で読み書きの量を増やしつつ、「ことばはチカラだ!」や「キーワード読解」などで語彙力を高めていきましょう。
また、他にも読解力を身に付ける必要があります。
「ゼロから覚醒 はじめよう現代文」や「文章の流れがわかる読解トレーニング」などで読む力を身に付けたのち、「柳生好之の現代文 プラチナルール」で解き方のコツを身に付けていきましょう。
古文は学校で配られる「古文単語315」や「古文単語565」で語彙力を付けつるのを最初にしていきます。
並行して古典文法に取り組みますが、古文に苦手意識のある人は「やさしく分かりやすい古典文法」、しっかりと身に着けたい人は「古典文法ステップアップノート」を使うと良いでしょう!
まとめ
高校生2年生の皆さんは今が一番高校生活が楽しい時期だと思います。
しかし、アリとキリギリスの童話にもあるようにみんなの遊んでいる中で頑張るからこそ明るい未来を掴むことができるのです。
受験の終わった人の多くが早く受験勉強を始めたらよかったと後悔してます。
皆さんも受験が終わった時に同じような感想をいうことが無いように、早めに受験勉強に取り組みましょう!
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