皆さんこんにちは!
阪急塚口駅から徒歩3分、武田塾塚口校の校舎長の西村です。
皆さんの中には昨年度の大学受験に残念ながら不合格に終わり、浪人という選択肢を選んだ人も居るかと思います。
または、合格したはいいものの、本来の志望校とは違ったために、より上の大学を行きたいと考えている人も居る事でしょう。
その中で予備校という選択肢を選んだ人も居れば、自宅で勉強をしていくという宅浪という手段を選んだ人もいるかと思います。
今回は、宅浪を選択した人の中でどうすれば上手くいくのか、またそのメリットとデメリットについてを、講師の廣澤先生にブログを書いて貰いました。
宅浪を選択した人は一度目を通してみて下さい!
宅浪のメリットとデメリット
皆さんこんにちは! 講師の廣澤です。
今回は宅浪の良い面、悪い面、またうまくやるための方法を私自身の経験から話していこうと思います。
まず私自身が宅浪を経験して感じた宅浪の良い部分は大きく分けて2つあります。
宅浪をする上でのメリット
宅浪のメリットその1 勉強効率がとても良い
一般的に予備校では長時間授業を受け「良く勉強した」と満足してしまいがちです。
しかし、実際は講義を受動的に受けるより自分で能動的に勉強するほうがはるかに記憶の定着は良く、同じ時間勉強していても全く成果が違います。
また、1日のうちに勉強できる時間が予備校に通う受験生に比べて圧倒的に多いです。
予備校に通えば通学の時間、お昼ご飯を買いに行く時間、授業開始を待っている時間などほんの数分程度と思っている時間が1年トータルで見ればとても大きな差となり、その時間が合否を分けるという可能性は十分ありうるからです。
宅浪のメリットその2 自分の好きなように勉強できる
予備校に通えば自自分のペースで勉強する事は出来ず、予備校が組んだカリキュラム通りに進んでいかなければなりません。
しかし、予備校のカリキュラムは授業を前提にしているため、学習速度はどうしても自分で勉強するよりも遅くなります。
また授業も集団で受けるため自分の理解具合に関わらず講師のスピードに合わせる事になります。
授業の内容が自分の実力に合っていれば効果はありますが、早すぎても遅すぎても時間がもったいないという点に代わりはありません。
しかし、宅浪では自分のペースで組み立てる事ができるため、理解が早い所は時間の短縮が出来ますし、逆に理解に時間がかかりそうなら多めにとるといったように調整することが出来ます。
授業で科目のペースを縛られていた場合、そういった融通が利きにくくなります。
時間や科目を自分の今の状態に合わせてペースを調整できるため、自分に必要なものが何かを分かっていた場合、時間を有効に使えるという意味で非常に大きなメリットになります。
宅浪をする上でのデメリット
宅浪をする上でのデメリットその1 精神的に辛い
私の主観も入りますが精神的に辛いということです。
予備校に通ってでさえ浪人は孤独で辛いのにも関わらず、宅浪はその孤独感に1人で打ち勝たなければなりません。
もし予備校に通っていれば同じ授業を受けていたり、談話スペース等で同じような悩みを持つ浪人生と苦労を分かち合うことが出来ます。
しかし、宅浪はほとんど変わらない環境で日々を過ごす事にますし、同じ悩みを分かち合える人との関係も希薄になります。
また、予備校と違い進捗のフィードバックが無いため「自分がしっかり出来ているのか」と不安を覚えることもあるでしょう。
そのため、宅浪を選択するならその孤独感に耐える精神をもち、学習進捗を客観的に分析できるという人に向いていると言えます。
宅浪をする上でのデメリットその2 自制心が必要
予備校に通っていても自制心は必要ですが、宅浪はそれ以上に自分に厳しくなければなりません。
学校や予備校であれば周囲の人の成績や様子から刺激を受けたり、授業を受けることで勉強をする習慣を作る事が出来ます。
しかし、宅浪の場合、勉強をする・しないの選択を含めて全て自分でやらなければなりません。
そして、普段から勉強に集中する環境があれば良いですが、自分の部屋で勉強しようとすれば漫画やスマホ、居間ならテレビと誘惑は非常に多いです。
それらの誘惑に左右されず、志望校に合格するために日々コツコツ勉強をするという自制心が持つ事が重要になるのです。
宅浪を上手くする方法は?
宅浪の良い面として自分の好きなように勉強出来る事を挙げました。
しかし、自分の好きなようにできるということは裏を返せばいくらでも悪いように出来てしまうということなのです。
デメリットを考えると中々難しいように感じます。
しかし、このような宅浪の悪い面を打ち消す事が宅浪の成功率に直結します。
私自身がやっていた方法としてはスケジュールを立てる事です。
モチベーションを維持できない事が宅浪が失敗する大きな原因です。
そのため目標から逆算して毎日のスケジュールを立てていました。
私の場合、合格目標が同志社大学でしたので、前期の試験日までに合格基準に達成することが目標でした。
その目標を達成するためにいつまでに、何の科目を、どれだけ完成度を上げられるかを逆算して到達目標を決めていました。
それにより、自分が今日、何を、どれだけやれば良いかを明確にしていました。
宅浪をする際には時間がたくさんある分、その日に何をするかを明確にしなければいつまでもだらけてしまい、結果的にその日の勉強時間が無くなるということが非常に多くあります。
そうならないためにスケジュールを立てる事は大切になります。
宅浪する際には必ずスケジュール管理をしながら進めるようにしましょう!
ただし、スケジュールを立てる際に気を付けて欲しい点が2点あります。
スケジュールを立てる際に気を付ける事
1点目 完璧な計画を作ろうとしないこと
計画は確かに完成度が高い方が進める分には有効です。
しかし、作る事に意識を持って行かれてしまい、スタートが遅れてしまっては意味がありません。
また、完璧な計画とは得てして現実的に不可能なものだったり、いきなり高い要求値を求めていることが多いです。
そして、それが達成できないことが続くとモチベーションが下がり、結果的に挫折する事に繋がってしまいます。
まずは何をどうするかの概要を作ったのち、必要の都度修正していくという意識で初めて行きましょう。
2点目 計画に予備を取っておくこと
計画を作る際、日程に予備を作っておくことは大切です。
例えば計画の中で日々の目標を達成できなかった日が発生したり、そもそも体調不良で勉強そのものが出来ない日が発生することもあるでしょう。
その際、予備時間を運用することで遅れをカバーすることができます。
また、予備時間により過去問などで自分の課題が新たに出て来た際にその対処をする時間も使う事が出来ます。
これが予備時間が無ければ遅れも取り戻せず、課題の改善も出来なくなります。
だからこそ、計画の中で予備を作っておくということが重要なのです、
予備は計画の中で1週間スパンで計画を立てるなら最後の1日に設定したり、年間計画なら過去問実施時期を受験日から3~4か月前設定するといった形で設けると良いでしょう。
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