皆さんこんにちは!
阪急塚口駅から徒歩3分、武田塾塚口校の校舎長の西村です。
もうすぐ夏休みが始まります。
夏は受験の天王山と言われる通り、この夏休みをどう使うかが志望校に合格できるかを左右する重要な時期です。
そんな中、皆さんの学校や塾の先生から【夏期講習】を受講する事を勧められていませんか?
もし何となく受講しようと考えているのなら、絶対にやめましょう!
今回は【夏期講習に通っても成績が上がらない】理由について話をしていきます。
意味がない!? 夏期講習で成績が伸びない3つの理由
夏期講習で成績が上がらない理由については大きく3点あります。
夏期講習の罠 その1 講義を聞いているだけで終わってしまう
今までに塾に通った事がない人は学校とは違う、塾の授業の面白さや分かりやすさを体感する事でしょう。
特に、分かりやすい授業を聞いたことにより、今まで分からなかったことが理解できた瞬間、頭の中の霧が晴れたような感覚を覚えるはずです。
しかし、この頭の霧が晴れた後、自分でその問題の解き直しをしないまま放置してしまうと結局覚えた事が身に付かないということを多くの人は理解していません。
本当に内容を完全に理解し、使いこなすようになるにはそこから自ら実践し、身に付けるまで取り組む必要があります。
成績が上がるのには3つの段階があります。
塾や予備校ではこの一番下の段階である「分かる」までしかやりません。
では、残りの2段階はどうすればいいのでしょうか。
残念なことに、残りの2段階である「やってみる」と「できる」を行うのはあなた自身でしかありません。
これを理解し、自分で取り組むよう計画的に自分で復習を行えていれば何も問題はありません。
しかし、実際は塾・予備校に行き、授業を聞いただけで分かったような気になってしまい、その後結局復習せず終わってしまうことが非常に多いのです。
また、復習は一回やればよしというわけではありません。
下の図は【エビングハウス忘却曲線】という、人がどれくらいで覚えた事をわすれていくのかを現したものになります。
見てわかるように、復習を一度もしなければ1日で覚えた量の3/4を忘れてしまいます。
しかし、時間を空けて何度も復習をすることにより、忘れる量を少しずつ減らすことが出来るのです。
だからこそ、復習に時間を多く取る必要があるため、授業を受けている時間が非常にもったいないということはこれを見れば一目瞭然かと思います。
対策として
夏期講習で受けた授業の内容を自分で復習することが非常に大切になってきます。
言われたことが理解できているかをやってみて、そして使いこなせるくらいに反復する事が重要です。
夏期講習の罠 その2 自分の苦手な分野を対策した講義を取っていない
成績を上げるためには得意な科目を伸ばすのが良いのか、または苦手な科目を伸ばすのが良いのかどちらの効率が良いでしょうか。
おそらく、多くの人は苦手科目を伸ばす方が成績が上がると考えるかと思います。
なぜ、そう言えるのかというと、例えば偏差値が50を下回る場合、多くの人は基礎的な分野が足りていないということがほとんどです。
逆を言えば、基礎が固まれば成績が一気に伸びていくということでもあります。
対して、偏差値が50を超えて伸ばそうとしたとき、基礎に加えてより応用的な問題を解いていく事が重要になります。
応用分野はやり出したらそれこそキリが無いため、成績を伸ばしていく事は非常に困難です。
だからこそ、成績を伸ばすとしたら苦手分野を克服する事が一番大事なのです。
しかし、この際に問題になるのが、【何が苦手で成績が伸びていないのかを正確に理解している人が実はあまり多くない】ということです。
そのため講座を取る際に、苦手な科目だからと何も考えずに塾から進められるがままに講座を受講してしまうことが多々あります。
結果、自分の問題が漠然とした状態で講座を受講し、その弱点を埋める事が出来ず、成績が思ったように伸びないという結果に陥ることになってしまうことでしょう。
対策としては
講座を受講する際に自分に何が足りていないのか、どうすればそれが克服できるのかといった目的意識をもって講座を受講することが重要です。
もし通うにしても、薦められるままに講義を取りすぎて自分の勉強時間が取れなくなった、ということだけは絶対に避けましょう!
夏期講習の罠 その3 その期間だけ頑張って終わってしまう
通っている間は勉強しているものの、講習が終わった後はまた勉強をしない日々に逆戻り……これでは結局はその場しのぎでしかありません。
勉強は継続しなければ成績が上がりません。
特に夏期講習期間中は長期の休みで時間が多く取れますが、学校が始まるとそうはいきません。
夏期講習を受験への意識を変えるためのカンフル剤のように使う人もいますが、結局は日頃から習慣付けてコツコツやらなければ成績は伸びてきません。
上の写真は難関大学に現役合格した人と不合格だった人との1日当たりの勉強時間の差になります。
見てわかるように、難関大学を志望する生徒で現役合格を目指す人ほど日々の勉強時間を確保する事を非常に大切にしています。
夏期講習という一種のブーストタイムだけで終わらない、勉強を継続できる習慣を身に付けなければまた元の木阿弥というのを忘れてはいけません。
対策としては
夏期講習を期に気持ちを入れ替えて勉強をするようになっていけば話は別ですが、講習が終わった瞬間に元の生活に戻らないように気を付ける必要があります。
では、結局成績を上げるためには何をすればいいのか
成績を本気で上げようと思うならば、結局は自分でどれだけ努力したかという自学自習を極めること以外に最善の道はありません。
そして自学自習を効率良く進めるには、日々の勉強の質を上げと勉強時間をどれだけ確保してやるかによって結果が大きく変わってきます。
たとえ夏休みの間だけ1日に10時間近く勉強したとしても、終わってからのほとんど勉強しなければ差は開く一方です。
塵も積もれば山となるとも言いますが、日々の勉強時間にやっている人と1時間も差があれば年間で考えれば365時間、日数で考えれば10日以上の差になります。
そしてこれが2時間、3時間と差が付けばつくほど開きは大きくなっていき、最終的には追いつけないほどに差が開いてしまうということになりかねません。
夏期講習は所詮、一時の付け焼き刃でしかないと考え、それをきっかけに今やっている生活習慣を見直し、日々勉強をする習慣を身に付けることが最も大切なのです。
そうはいっても、正しい自学自習の方法や日々の勉強の習慣を身に付けるのは非常に大変です。
そして、自学自習を一人でするのが非常に難しいからこそ、武田塾という塾があります。
武田塾では無料受験相談を随時受け付けています。
その際に、自学自習を一人で行うために何をどうすればいいのかといったアドバイスや、進めていくためのカリキュラムも欲しい人にはお渡ししています。
もし、一人で勉強を進めていくのに困っている、やり方を含めて相談したいという人は一度受験相談にお越しください!
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